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チームでタスクを管理する【デザイントーク】

mffm - エムエフエフエムFeb 03, 2023

00:00
14:31
#70 著名BaaS企業のSynapseが破産申請, MercuryはC向けバンキングに参入へ, オッペンハイマーの感想

#70 著名BaaS企業のSynapseが破産申請, MercuryはC向けバンキングに参入へ, オッペンハイマーの感想

# タイムスタンプ

(0:00) Intro: クリストファー・ノーランとオッペンハイマー

(18:50) 著名BaaS企業のSynapseが破産申請

(26:50) MercuryはC向けバンキングに参入へ

(43:14) 出世払いで名を馳せたBloomTechをCFPBが処分


# トピックス

(0:00) Intro: クリストファー・ノーランとオッペンハイマー

(18:50) 著名BaaS企業のSynapseが破産申請

a16zの投資先で、「すべての企業がFintech企業になる」という言葉を提唱したAngela Strangeが取締役として名を連ねていることでも知られるSynapseが破産申請をしました。

度々パートナー銀行との連携がうまくいっていないことが報道されていたSynapse。この破産申請の背景には、BaaS企業への激しい規制強化の波や大口顧客であるMercuryとの係争があると言われています。

一方で、全資産をTabaPayというFintech企業が買収する形となり、債権者は守られる可能性が高いとのことです。

https://fintechbusinessweekly.substack.com/p/synapse-bankruptcy-filings-what-you

(26:50) MercuryはC向けバンキングに参入へ

使いやすい法人向けネオバンクとして名を馳せるMercuryがパーソナルバンキングにも参入することを発表しました。

高金利、多額の預金保険、ワークフロー機能などを備え、年額240ドルで利用できるとのことです。Mercuryの顧客にはスタートアップも多く、スタートアップ創業者など、比較的富裕層をターゲットにサービスを展開していく模様です。

https://mercury.com/personal-banking

https://techcrunch.com/2024/04/17/fintech-banking-startup-mercury-is-expanding-into-consumer-banking/

(43:14) 出世払いで名を馳せたBloomTechをCFPBが処分

学費の出世払いとして、学生が事前に学費を払う必要はない一方、就職したら給料の一部から支払うという斬新な収入分配契約モデル(ISA)が有名になったコーディングスクールのBloomTech(旧ラムダ・スクール)に対し、CFPBが処分を行いました。

BloomTechは学生に対し、自社のISAはローンではなく、金融手数料もかからず、「リスクがない」と虚偽を伝えたと言われています。実際、ISAは1 回の支払い漏れが債務不履行を引き起こす可能性があり、かつ融資手数料や年率などの融資商品の重要な条件を隠していたようです。

https://www.consumerfinance.gov/enforcement/actions/bloomtech-inc-and-austen-allred/

# 話し手

瀧 俊雄

グループ執行役員 CoPA(Chief of Public Affairs) 兼 Fintech研究所長

⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://twitter.com/sutebuu⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

小林 豪

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Apr 30, 202449:25
#69 - 【ゲスト回:hmskさん】米国決済業界の解説から使っているFintechサービスまでざっくばらんトーク - WorldFintechNews2024年4月
Apr 15, 202454:03
#68 Appleの金融API “FinanceKit”とは?, 英国の銀行競争促進政策で割を食ったのは誰か? - WorldFintechNews2024年3月

#68 Appleの金融API “FinanceKit”とは?, 英国の銀行競争促進政策で割を食ったのは誰か? - WorldFintechNews2024年3月

# タイムスタンプ
(0:00) Intro: Dune Part2とデヴィッド・リンチ
(10:12) Appleの金融API「FinanceKit」と家計簿アプリ
(27:46) 英国の銀行競争促進政策で割を食ったのは誰か

# トピックス
(0:00) Intro: Dune Part2とデヴィッド・リンチ

(10:12) Appleの金融API「FinanceKit」と家計簿アプリ
AppleはiOS17.4アップデートにて、FinanceKitというAPIをリリースしました。FinanceKitはApple Card、Apple Cash、Apple Savingsから取引や残高情報を取得できるAPIで、オープンファイナンスの波に乗った形となりました。
ローンチ時の提携サービスとして、家計簿アプリのYNAB、Monarch、Copilotが選ばれ、それぞれAppleとの連携機能をリリースしています。
techcrunch.com/2024/03/06/apple-releases-a-new-api-to-fetch-transactions-from-apple-card-and-apple-cash

(27:46) 英国の金融競争促進政策で割を食ったのは誰か
2015年以降、英国で推進されてきた金融業界の競争促進政策の一つの結果として、中堅銀行の苦戦が露わになってきました。
Monzoが$5Bで$430Mの大型資金調達を成功させた一方、リチャード・ブランソンのVirgin MoneyはNationWide Building Society、Tesco BankはBarclaysに買収され、Sainsbury Bankは徐々に事業を縮小していくと発表しました。
元々、大手銀行の寡占状態に対するカウンターとして、テクノロジーファーストの銀行設立や消費者の銀行のスイッチング簡素化、銀行APIの公開義務化などを進めてきた英国ですが、結果的に中堅銀行が苦しみ、大手銀はそれを吸収してまた大きくなるという皮肉な結果となっているのかもしれません。
techcrunch.com/2024/03/05/monzo-the-uk-challenger-bank-with-9-million-customers-raises-430-million/
www.ft.com/content/f688848c-df34-42a5-aa6f-1fb73742fd9c
www.theguardian.com/business/2024/jan/18/sainsburys-bank-takeover-offers-supermarket-food-retail
www.fca.org.uk/publications/multi-firm-reviews/strategic-review-retail-banking-business-models

# 話し手
瀧 俊雄
グループ執行役員 CoPA(Chief of Public Affairs) 兼 Fintech研究所長
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小林 豪
Public Affairs室
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Mar 28, 202450:48
#67 決済業界で話題のPayfac as a Serviceとは?, 米ネオバンクもついに黒字化を見せる - WorldFintechNews2024年3月

#67 決済業界で話題のPayfac as a Serviceとは?, 米ネオバンクもついに黒字化を見せる - WorldFintechNews2024年3月

# トピックス
(0:00) Intro: イタリア旅行でよく見かけたFintech企業

(13:24) 決済業界で話題のPayfac as a Serviceとは?
Matrix PartnersのMatt Brownの記事「Payfac in 1,000 words」を元に、去年あたりから話題を集めているPayfac as a Service(PFaaS)について語りました。
PFaaS領域でもその強さを見せるStripeはPFaaSの定義をこう説明しています。

Payfac as a Serviceとは、企業が他の事業者に対し、Payfacサービスを利用状況に応じて有償で提供するビジネスモデルを指します。 すなわち、事業者が決済処理をサードパーティープロバイダーにアウトソーシングし、そのサードパーティープロバイダーが、事業者に代わって決済処理を管理する責任を負うのです。

PFaaSの一番著名な事例はShopify。Stripeがホワイトラベルで決済処理機能を提供し、Shopify PaymentsとしてShopifyのマーチャントに提供しています。
StripeにとってもShopifyを通じて顧客開拓ができ、Shopifyにとっても決済処理で収益を上げることができ、マーチャントにとってもよりShopifyと合わせて使いやすい決済サービスが使えるという点で、3方よしのビジネスモデルであるPFaaSがどこまで広がるか、注目です。
Payfac アズ・ア・サービスの説明 | Stripe
Payfac in 1,000 words - by Matt Brown

(34:32) 米ネオバンクもついに黒字化を見せる
近年一気に勢いが落ち、”永遠に黒字化しない”と揶揄されることもある米ネオバンクですが、数少ない米ネオバンクの上場企業、DaveとMoneylionがFY2023の決算を発表し、ついに黒字化を果たしたことがわかりました。
主な売上は給与などの早期入金やオーバードラフトフィー防止用の小口融資と比較的低所得層向けのサービスですが、ニッチなニーズを捉えており、来期も期待ができる決算内容となりました。
US neobank Dave achieves profitability over Q4 2023 - FinTech Futures

# 話し手
瀧 俊雄
グループ執行役員 CoPA(Chief of Public Affairs) 兼 Fintech研究所長
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小林 豪
Public Affairs室
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Mar 15, 202441:41
#66 Nubank、絶好調の決算で株価はIPO時まで回復, Cartaはセカンダリー事業を閉鎖へ - WorldFintechNews2月

#66 Nubank、絶好調の決算で株価はIPO時まで回復, Cartaはセカンダリー事業を閉鎖へ - WorldFintechNews2月

# タイムスタンプ
(0:00) Nubank、絶好調の決算で株価はIPO時まで回復
(27:06) Cartaはセカンダリー事業を閉鎖へ
# 今回取り上げたトピックと参考資料
・Nubank、絶好調の決算で株価はIPO時まで回復
毎クォーターごとに取り上げているような気もするNubankの決算。語らずにはいられないほどの好調を続けています。
ユーザーは9,390万人、売上は年間$8B、純利益は$1Bと、圧倒的な決算で、時価総額は$52Bをマークしました。
2024年のテーマの一つはブラジルでの成長に加え、メキシコ、コロンビアにも進出し、成功を収めることとのことで、ブラジルではデファクトにすらなっているNubankを南米全体に広げていけるか、今後も目が話せない企業です。
www.investidores.nu/en/
・Cartaはセカンダリー事業を閉鎖へ
企業のCap Table管理ツール大手のCartaは2021年から「非上場企業向けのNasdaq」に向け、セカンダリー取引所CartaXを運営していました。しかし、Cap Table管理ツール事業で得たデータを用い、スタートアップの投資家にセカンダリー取引の営業をかけていたことが広まり、騒ぎになってから72時間でセカンダリー事業を閉鎖しました。
企業のモラルの問題、多事業展開におけるデータの扱い方、72時間で閉鎖する意思決定ができるほど育っていなかったセカンダリー事業など、様々な観点で語れる出来事だと思います。
エピソード内には上の騒動に加え、Cartaの新サービスである会社閉鎖支援ツール「Carta Conclusion」についても話しています。
Should Carta Facilitate Secondary Trading? | by Henry Ward | Jan, 2024 | Medium
Introducing Carta Conclusion
# 話し手
瀧 俊雄
グループ執行役員 CoPA(Chief of Public Affairs) 兼 Fintech研究所長
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小林 豪
Public Affairs室
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Feb 29, 202445:09
#65 米国最大級のクレカ会社が誕生 ~ Capital OneがDiscoverを買収へ ~ , 地銀の経営不安は続く、NYCBが抱える問題 - WorldFintechNews2月

#65 米国最大級のクレカ会社が誕生 ~ Capital OneがDiscoverを買収へ ~ , 地銀の経営不安は続く、NYCBが抱える問題 - WorldFintechNews2月

# タイムスタンプ
(0:00) SandyさんのVisionPro体験談
(9:20) Capital OneがDiscoverを買収へ
(42:47) 地銀の経営不安は続く、NYCBが抱える問題
# 今回取り上げたトピックと参考資料
・Capital OneがDiscoverを買収へ
19日、米国大手クレジットカード会社であるCapital OneがDiscover Financialを5兆2,600億円買収することが発表されました。
Capital OneはJP Morgan, Amexに次ぐ米国第3位のクレカ会社。1995年にSignetという銀行からスピンアウトした同社は、創業者であるリチャード・フェアバンクの指揮のもと、データを用いた経営で大きく成長してきました。
Discoverは大手小売店シアーズの金融部門として誕生。カードネットワークとしてのDiscoverやダイナースクラブなどのブランドを持つ大手金融機関です。
今回の買収は、Capital Oneにとってカードネットワークを持つことになる点が強調されており、Capital OneがAmexに対抗を強めることができるか、注目です。
Capital One to Acquire Discover
Investor Presentation
・地銀の経営不安は続く、NYCBが抱える問題
New York Community Bancorp(NYCB)は商業用不動産ローンの不良債権化に備える貸倒引当金積み増しと赤字決算、さらに減配の発表により経営不安が一気に広がり、株価が半減しました。
SVBの破綻が記憶に新しいですが、今回は商業用不動産が大きな引き金となっている点が注目です。あおぞら銀行も商業用不動産の価値急落により、業績が悪化しています。
金利の高止まり、経済の不安定さが銀行の決算に与える影響はまだまだ強くなりそうです。
SVB破綻とは異なるNYCB経営不安の帰趨(NRI研究員の時事解説) - Yahoo!ニュース
Moody’s slams New York Community Bancorp and its stock declines 57%
# 話し手
瀧 俊雄
グループ執行役員 CoPA(Chief of Public Affairs) 兼 Fintech研究所長
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Sandy Kimura
Money Forward USA, President
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小林 豪
Public Affairs室
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Feb 26, 202446:23
#64「全ての企業がFintechになる」の現在地, マネーフォワード meから見るC向けFintechのサブスク、家賃のカード払いでポイントが貯まるBilt Rewardsが$3.1Bの評価額- WorldFintechNews 2月

#64「全ての企業がFintechになる」の現在地, マネーフォワード meから見るC向けFintechのサブスク、家賃のカード払いでポイントが貯まるBilt Rewardsが$3.1Bの評価額- WorldFintechNews 2月

# タイムスタンプ

(0:00) 「全ての企業がFintechになる」の現在地

(20:38) マネーフォワード meの事例から見るC向けFintechのサブスク

(37:10) 家賃をカードで支払えてポイントが貯まるBilt Rewardsが$3.1Bの評価額で資金調達

# 今回取り上げたトピックと参考資料

・「全ての企業がFintechになる」の現在地

a16zが2018年に「全ての企業がFintechになる」と提唱しましたが、現在、その進捗はどうなっているのでしょうか?

ここ1~2年のBaaSトレンドや、GAFAの動き等から、数年に一度の定点観測です。

Every Company Will Be a Fintech Company

Dark software - by Matt Brown

・C向けFintechのサブスクについて

大手Klarnaが月額$7.99のサブスクリプションサービスを開始すると報道されました。また、Affirmも同様の動きを予定していたり、様々なC向けFintechがサブスクリプションを活用しています。

この動きについて、過去、マネーフォワードMEではどのように考えていたか、聞きました。

Klarna introduces $7.99 ‘Klarna Plus’ subscription plan as it approaches an IPO | TechCrunch

・家賃をカードで支払えてポイントが貯まるBilt Rewardsが$3.1Bの評価額で資金調達

Bilt RewardsというFintech企業が、$3.1Bの評価額で$200Mの資金調達を行いました。冷え込む市況の中で、異例のメガラウンドとなりました。

Bilt Rewardsは2020年創業で、家賃をカードで支払えて、かつポイントが貯まるサービスを展開。すでに年間GMVは3兆円を超えているという急成長ぶりを見せている企業です。

General Catalyst leads $200M investment into Bilt Rewards, doubling its valuation to $3.1B | TechCrunch

# 話し手

瀧 俊雄

グループ執行役員 CoPA(Chief of Public Affairs) 兼 Fintech研究所長

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小林 豪

Public Affairs室

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Feb 02, 202446:09
#63 nCinoを生み出した地銀 Live Oak Bankのストーリー、CFPBのOpen Banking規則案に集まったパブコメを読む - WorldFintechNews1月

#63 nCinoを生み出した地銀 Live Oak Bankのストーリー、CFPBのOpen Banking規則案に集まったパブコメを読む - WorldFintechNews1月

Jan 18, 202453:54
#62 2024年、Fintech業界予測を読む ~ BaaSからGenAIまで ~ WorldFintechNews12月

#62 2024年、Fintech業界予測を読む ~ BaaSからGenAIまで ~ WorldFintechNews12月

# タイムスタンプ
(0:00) Jason Mikulaさんの予測
(3:20) 苦戦するBaaS・銀行
(11:45) 規制当局 vs クレジット・ビルダー
(23:55) GS, Appleの金融サービス
(28:30) Intuit Ventures、Tanvi Lalさんの予測
# 今回取り上げたトピックと参考資料
・2024年、Fintech業界予測を読む
2024年が入って2週間、Fintech業界をウォッチし続ける識者が、業界予測を公開する季節になりました。
今回は、Fintech Business Weeklyの著者Jason Mikulaさんと、Intuit VenturesのTanvi Lalさんの予測を取り上げました。
Jason Mikulaさんの予測

BaaSミドルウェアの減速
BaaSを提供する銀行に対する規制の影響は続く
規制当局がクレジット・ビルダーに対抗措置
AIは手探り、実験の継続
Apple、クレジットカードで新たな道を切り開く
Goldman Sachsが(ついに)Marcusを閉鎖
Fintech IPOの窓口が再び開く(ただし、実際に利益を上げる企業が対象)

Tanvi Lalさんの予測

バーティカルSaaSがFintechの中心になる
債権管理・財務管理分野のテクノロジーはさらに進化する
GenerativeAIは、Fintechにおいてキラーユースケースをまだ見つけられないだろう
個人財務管理(PFM)アプリの復活
AI CopilotはCFOツール内で増えていく

Tanvi’s Take: Fintech in 2024. My 2 cents on what’s coming up in… | by Tanvi Lal
FloatMe Hit With FTC Action and $3 Million Penalty For Deception, Illegal Discrimination
# 話し手
瀧 俊雄
執行役員 CoPA(Chief of Public Affairs) 兼 Fintech研究所長
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Sandy Kimura
Money Forward USA, President
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小林 豪
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Jan 11, 202442:20
#61 2023年のFintech業界振り返り - WorldFintechNews12月

#61 2023年のFintech業界振り返り - WorldFintechNews12月

瀧さんの年末のご挨拶はこちら↓
良いお年をお迎えください(2023)
# タイムスタンプ
(0:00) 2023年、地力を見せたFintech銘柄の株価
(14:37) 2023年初頭のコンセンサスと現実の比較
(28:10) 2024年の業界予測
(44:25) 雑談:今年観てよかったコンテンツ、買ってよかったもの
# 今回取り上げたトピックと参考資料
・2023年のFintech業界振り返り
Fintech専門のライター、Simon Taylor氏の65Pに渡るFintech業界の振り返りをたたき台に、mffmが見るFintech業界の振り返りを行いました。
Fintech銘柄の株価、銀行、決済、BNPLなど様々なテーマを横断しながら、ざっくばらんに今年のFintech業界を振り返りました。
(また、その中でRevolutの最新決算についても触れています)
今年はジェットコースターのような波乱の年でしたが、Fintechの地力を強く感じた年でもありました。来年は、Fintechにとってもっと飛躍する年になるよう祈念し、今年を締めたいと思います。
来年も、本Podcastをご贔屓にしていただけるますと嬉しいです。
Fintech Brainfood's 2023 in Review - by Simon Taylor
Revolut Financial Statement 2022⁠
# 話し手
瀧 俊雄
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小林 豪
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Dec 28, 202352:53
#60 11月に生まれた3社のFintechユニコーンをご紹介, a16zのBig Ideas 2024 Fintech編を見る - WorldFintechNews12月

#60 11月に生まれた3社のFintechユニコーンをご紹介, a16zのBig Ideas 2024 Fintech編を見る - WorldFintechNews12月

# タイムスタンプ
(3:40) 11月に生まれた3社のFintechユニコーンをご紹介
(5:32) ①Enable: リベートマネジメントソフトウェア
(19:40) ②InCred: インドの消費者・企業向け融資
(25:32) ③Tabby: 中東最大のBNPL
(35:54) a16zのBig Indeas 2024 Fintech編を見る
# 今回取り上げたトピックと参考資料
・11月に生まれた3社のFintechユニコーンをご紹介
Techcrunchによると、11月に世界で生まれた9社のユニコーンのうち3社がFintech企業と、業界別で見ると最多だったそうです。上場Fintech株も好調を見せるなど、ポジティブなニュースが続いています。
1. Enable
シリーズDで$120Mの資金調達を行いユニコーン入りしたEnableは製造業者や小売企業が効率的にリベートマネジメントをできるようにするソフトウェアを提供しています。
特に販売チャネルパートナーなどに対しするインセンティブプログラムとして払い戻しや割引などを行なっている会社を対象に、リベートの請求・支払い管理、契約管理などを提供するプロダクトで、渋くはありますが確実に需要はあるであろう領域をソフトウェアの力で攻略しています。
Enable, a platform for managing B2B rebates, is now worth $1B | TechCrunch
2. InCred
InCredは、インドで消費者ローン、学生ローンなどを提供している会社です。インドのKKRの非銀行部門とスタートアップが合併したできた企業であり、6年間で1兆円を超える融資を行なってきたそうです。
InCred Finance raises ₹500 crore, turns unicorn | Mint
3. Tabby
Tabbyは主にサウジアラビアでBNPLを提供している企業で、中東・北アフリカ初のユニコーンとなりました。ユーザーは1,000万人を超え、英国でのIPOに向けて着々と成長しているとのことです。
Saudi-based Tabby achieves unicorn status with new funding round | Arab News
Here are the newly minted fintech unicorns | TechCrunch

・a16zのBig Ideas 2024 Fintech編を見る
大手VC a16zが毎年発表している、2024年に見るべきトレンドを解説した「Big Ideas 2024」。
その中で、Fintechに関するトレンドは以下の7つです。

金融サービスにおけるバイヤーとしての開発者の台頭
テクノロジーは地域銀行と地方銀行の競争力を高める
プロフェッショナル・サービスがソフトウェアでパワーアップ
LLMは新たな "Foundational Customer Unit "を獲得する
バンキングとトレーディングのための新しいツール
AIがラテンアメリカの中小企業のデジタル化を後押しする
AIがROE向上の鍵になる

今回のエピソードは、この中から1と2を取り上げています。
Big Ideas in Tech for 2024 | Andreessen Horowitz
# 話し手
瀧 俊雄
執行役員 CoPA(Chief of Public Affairs) 兼 Fintech研究所長
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小林 豪
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Dec 16, 202349:01
#59 最速黒字ユニコーンThrasioが破産申請か、BILL, Block, Affirmの決算クイックテイク, AppleとGSのパートナーシップ、ついに解消か - WorldFintechNews 11月

#59 最速黒字ユニコーンThrasioが破産申請か、BILL, Block, Affirmの決算クイックテイク, AppleとGSのパートナーシップ、ついに解消か - WorldFintechNews 11月

# タイムスタンプ
(0:00) Intro: Thanksgiving/Cyber Monday、
(10:51) 最速黒字ユニコーンThrasioが破産申請か
(18:49) 決算クイックテイク:①BILL
(30:38) 決算クイックテイク:②Block
(46:45) 決算クイックテイク:③Affirm
(50:44) AppleとGSのパートナーシップ、ついに解消か
# 今回取り上げたトピックと参考資料
・最速黒字ユニコーンThrasioが破産申請か
Amazon上の新興ブランドを買収し、拡大していくロールアップ型ECと呼ばれるビジネスを展開するThrasioが破産申請を提出する可能性があると報道されました。
合計5,000億円超の資金調達をし、史上最速の黒字ユニコーンとして持て囃された同社に何があったのでしょうか?
Thrasio Considers Raising Capital or Filing for Bankruptcy
・BILL, Block, Affirmの決算クイックテイク
決算シーズンとなり、Fintech企業の決算も出てきました。
今回は株価を30%近く下げ、決済企業としてのマルチプルとなってきたBILL、Hindenburg Researchの騒動よりも下回る株価を記録し、Jack Dorseyが本腰を入れて改革に取り組み始めたBlock、一方、需要が戻り、新プロダクトも好調なAffirmを取り上げ、それぞれの企業がどんなイベントに直面しているか、取り上げました。
BILL Investor Presentation
Block Shareholder Letter
Jack Dorsey tells Block employees he's ending performance reviews, PIPs in favor of 'parting ways immediately'・AppleとGSのパートナーシップ、ついに解消か
兼ねてより囁かれたAppleとGSが袂を分つ話ですが、ついに現実味を帯びてきました。
提携プロダクトで、数百万ユーザーがいるApple Card、数千億円の預金を集めたApple Savings、それぞれ今後どうなっていくのでしょうか?Apple Pulls Plug on Goldman Credit-Card Partnership - WSJ
# 話し手
瀧 俊雄
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Money Forward USA, President
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小林 豪
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Nov 30, 202354:25
#58 Binance CEOのCZが衝撃辞任へ, Wealthfrontの急成長から見る過去と現在のロボアド業界 - WorldFintechNews11月

#58 Binance CEOのCZが衝撃辞任へ, Wealthfrontの急成長から見る過去と現在のロボアド業界 - WorldFintechNews11月

# タイムスタンプ
(0:00) Binance CEOのCZが衝撃辞任へ
(23:04) Wealthfrontの急成長とBettermentとの違いとは
(33:05) 差別化が難しいロボアド業界とその歴史
# 今回取り上げたトピックと参考資料
・Binance CEOのCZが衝撃辞任
世界最大の暗号資産取引所BinanceのCEO、CZが、米国AML法への違反を認め、辞任をし、今後3年間はBinanceの経営から離れることになりました。また、和解の一環として合計$4.3Bの和解金を支払うことにも同意しました。
DOJ、CFTC、SECから訴追され、真っ向から対立していたBinanceですが、これで一旦の手打ちとなりました。
One Binance Saga Comes to a Close
・Wealthfrontの急成長から見る過去と現在のロボアド業界
ロボアドの老舗Wealthfrontは、預かり資産が$50Bを超え、売上も140%成長、EBITDAマージンは40%を超えていると発表しました。
昨年10月にはUBSが買収発表&破談というセンセーショナルな出来事もありましたが、独立したまま、再度大きな成長を遂げているようです。
このエピソードでは、このニュースから、過去から現在まで、ロボアド業界はどう変遷してきたのか、投資環境の違いから生まれる日米ロボアドの違いなど、深掘りしました。
Wealthfront Now Oversees More Than $50 Billion in Client Assets and is on Track to Grow Revenue by Over 140% in 2023
# 話し手
瀧 俊雄
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廣瀨 明倫
Public Affairs室
小林 豪
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Nov 27, 202350:52
#57 マネーフォワード設立のきっかけにもなった家計簿アプリMintが事業クローズ, 大手決済アプリにCFPBが規制を提案へ, Plaidが信用情報機関になりレンディング領域へ進出 - WorldFintechNews 11月

#57 マネーフォワード設立のきっかけにもなった家計簿アプリMintが事業クローズ, 大手決済アプリにCFPBが規制を提案へ, Plaidが信用情報機関になりレンディング領域へ進出 - WorldFintechNews 11月

タイムスタンプ
(0:00) Fintech第一世代の家計簿アプリMintが事業クローズ
(28:33) 大手決済アプリにCFPBが規制
(35:15) Plaidが信用情報機関になりレンディング領域へ進出
# 今回取り上げたトピックと参考資料
・Fintech第一世代の家計簿アプリMintが事業クローズ
2006年創業、家計簿アプリのパイオニアであり、著名なFintech第一世代の企業であるMint。
マネーフォワードの設立にも大きく影響を与えた同社ですが、2009年にIntuitが$170Mで買収して以降、大きなニュースはなく、ついに事業閉鎖となりました。
Mintを利用している300万以上のユーザーは、Intuitが2020年に買収したCredit Karmaへの移行を促されるようです。
瀧さんに、Mintとの出会いから、マネーフォワードMEの誕生まで、当時のことを話していただきました。
アメリカの偉大なPFM:Mint.com – Finance Startups
Intuit Is Closing Personal-Finance App Mint, Shifts Users to Credit Karma
・大手決済アプリにCFPBが規制を提案へ
CFPBが、Apple PayやGoogle Pay, Cash Appなど大手決済アプリに、"銀行並み"の監査を"連邦レベル”で行うと発表しました。
バイデン政権のもとで活躍するCFPB長官ロヒト・チョプラ氏の元、Fintech業界におけるCFPBの存在感が増しています。
CFPB Proposes New Federal Oversight of Big Tech Companies and Other Providers of Digital Wallets and Payment Apps | Consumer Financial Protection Bureau

・Plaidが信用情報機関になりレンディング領域本格進出
Plaidが、信用情報機関として新たな組織を立ち上げることを発表しました。これまではあくまでデータを仲介していたPlaidですが、実際にデータを加工し、スコアリングし、レンディング領域へ大きく乗り出すようです。
金利が上昇している中、領域全体がにわかに盛り上がり始めています。
Lending smarter with cash flow data: Plaid’s path ahead in Credit
⁠Plaid Officially Jumps Into Lending -⁠

# 話し手
瀧 俊雄
執行役員 CoPA(Chief of Public Affairs) 兼 Fintech研究所長
⁠https://twitter.com/sutebuu⁠
小林 豪
Public Affairs室
⁠https://twitter.com/GOU_0013
Nov 11, 202345:12
#56 米国のオープンバンキング規則案がついに公開, モルガン・スタンレーのCEOを14年務めたジェームズ・ゴーマンがついに退任へ - WorldFintechNews 10月

#56 米国のオープンバンキング規則案がついに公開, モルガン・スタンレーのCEOを14年務めたジェームズ・ゴーマンがついに退任へ - WorldFintechNews 10月

# タイムスタンプ
(0:00) Intro①:米国のハロウィーン
(8:32) Intro②:繁栄するラスベガス
(14:00) 米国のオープンバンキングの規則案がついに公開
(46:55) モルガン・スタンレーのCEOを14年務めたジェームズ・ゴーマンがついに退任へ
# 今回取り上げたトピックと参考資料
・米国のオープンバンキング規則案がついに公開
金融危機後の2010年に制定されたドッド・フランク法、その1033条に書かれていた米国のオープンバンキング規則がついに具体化するようです。
去年CFPBが、消費者保護に強い意識を持つバイデン政権の後押し受けた政策として、銀行やカード会社が他の企業に取引データ等を外部に開放することを義務付けるオープンバンキング規則の作成に着手したと発表してから1年、ついに規則案が公開されました。
今回は、その規則案について、他国のものと比べた時の特徴、CFPBの狙い、今後の影響などについて議論しました。
CFPB Proposes Rule to Jumpstart Competition and Accelerate Shift to Open Banking
Fintech 🧠 Food - 1033: Open Banking Endgame
・モルガン・スタンレーのCEOを14年務めたジェームズ・ゴーマンがついに退任へ
米国の巨大金融グループ モルガン・スタンレーのCEOを2007年から務めたジェームズ・ゴーマンが、2024年1月にCEOを退任し、会長職に就くと発表しました。
後任は3名の候補の中から、機関投資家向け証券事業を統括するテッド・ピックが選任されました。
Meet the candidates in the running to replace James Gorman as Morgan Stanley's CEO
# 話し手
瀧 俊雄
執行役員 CoPA(Chief of Public Affairs) 兼 Fintech研究所長
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Sandy Kimura
Money Forward USA, President
⁠⁠⁠⁠⁠https://twitter.com/rakeemrakeem⁠⁠⁠⁠
廣瀨 明倫
Public Affairs室
小林 豪
Public Affairs室
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Oct 26, 202353:54
#55 銀行・BaaS・Fintechの3視点から見る現在のBaaS業界, 高齢者向け金融詐欺の検知サービスCarefullが資金調達 - WorldFintechNews 10月

#55 銀行・BaaS・Fintechの3視点から見る現在のBaaS業界, 高齢者向け金融詐欺の検知サービスCarefullが資金調達 - WorldFintechNews 10月

# タイムスタンプ
(0:00) Intro:突発で始めた歯科矯正
(5:09) 銀行・BaaS・Fintechの3視点から見る現在のBaaS業界
(30:39) 複数人で共同口座を持てるFintechサービスBraid
(45:42) 高齢者向け金融詐欺の検知サービスCarefullが資金調達
# 今回のエピソードについて
銀行・BaaS・Fintechの3視点から見る現在のBaaS業界
銀行免許ホルダーである銀行、銀行機能をモジュール化するBaaS、それを活用し、顧客に届けるFintechの3者からなるBaaS業界。
今回はそれぞれの立場から見た業界の難しさを3つの記事から取り上げました。
業界全体に向かい風が強い昨今ですが、消費者保護やAML等の規制とビジネスの折り合いをつけ、現在は最適な形に収斂していく過程にあるのだと思います。
Tiny Banks That Powered Cash App Grew Like Crazy. Then the Feds Came Calling
$13M in Missing User Funds: Evolve, Synapse Play Blame Game as BaaS Crisis Intensifies
Braid Is Dead, Long Live Braid
・高齢者向け金融詐欺の検知サービスCarefullが資金調達
銀行APIを用いて高齢者の家族や保護者が異変を検知できるサービスを提供するCarefullが資金調達をしました。
若者向けのサービスと比べ地味で華があるわけではないサービスですが、銀行APIが開くことの社会的意義が改めて実感できる、とても良い事例として、取り上げました。
Carefull lands $16.5M to shield seniors from financial fraud | TechCrunch
# 話し手
瀧 俊雄
執行役員 CoPA(Chief of Public Affairs) 兼 Fintech研究所長
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小林 豪
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Oct 18, 202356:15
#54 FTX崩壊の裏側を描いた本の感想, 好調なFTXの資産回収, Experianが銀行口座をローンチへ - WorldFintechNews 10月

#54 FTX崩壊の裏側を描いた本の感想, 好調なFTXの資産回収, Experianが銀行口座をローンチへ - WorldFintechNews 10月

# タイムスタンプ (0:00) FTX崩壊の裏側を描いた本の感想・好転したFTXの資産回収 (18:12) Experianが銀行口座をローンチへ (30:33) FTX本とイーロン・マスク本の比較 # 今回取り上げたトピックと参考資料 FTX崩壊の裏側を描いた本の感想 去年11月に破綻したFTXの裏側を、「マネーボール」で知られるマイケル・ルイスが描いた本の感想を(恐らく)日本最速で語っています。 Amazon | Going Infinite: The Rise and Fall of a New Tycoon ・FTXの資産回収の行方 現在、SBFとその側近らの裁判が行われている傍ら、資産の回収も行われています。バハマの不動産やAI新興のAnthoropicへの出資などを元に、73億ドル超の資産を回収。 債権者には1ドル当たり0.37セントが戻ってくると期待されています。 FTX Bankruptcy Claims Soar in Value in Over-the-Counter Markets as Estate Recovers $7.3B ・Experianが銀行口座をローンチへ 3大クレジットビューロー(信用調査機関)の一つであるExperianが銀行口座とデビットカードをリリースしました。 金融機関などに信用情報を販売するB2B事業が本業の同社ですが、ここ最近はB2Cに注力しているようです。 その背景には何があるのでしょうか? Build Credit Debt-Free with the New Experian Smart Money™ Digital Checking Account & Debit Card | Business Wire # 話し手 瀧 俊雄 グループ執行役員 CoPA(Chief of Public Affairs) 兼 Fintech研究所長 ⁠⁠https://twitter.com/sutebuu⁠⁠ 小林 豪 Public Affairs室 ⁠⁠https://twitter.com/GOU_0013
Oct 16, 202337:06
#53 a16zのグローバルFintech特設サイト, Fintechの未来を形作る9つのトレンドとは, Appleが株取引機能をローンチ予定だった? - WorldFintechNews 9月

#53 a16zのグローバルFintech特設サイト, Fintechの未来を形作る9つのトレンドとは, Appleが株取引機能をローンチ予定だった? - WorldFintechNews 9月

# タイムスタンプ
(0:00) イーロン・マスクの伝記について Pt.3
(6:50) a16zのグローバルFintech特設サイト
(24:05) Fintechの未来を形作る9つのトレンドとは
(44:45) Appleが株取引機能をローンチ予定だった?
# 今回取り上げたトピックと参考資料
・a16zのグローバルFintech特設サイト
著名VCのa16zが「Fintech Fuels Global Payments」と題して特設サイトを公開しました。
面白いのは、各国のBanked率やスマホ浸透率、ローカル決済手段などがまとめられているところで、ポチポチ動かしながら楽しめます。
また、コロンビア、メキシコなどニッチな国のFintech政策や市場環境が分かるDeep Dive記事もおすすめです。
Fintech Fuels Global Payments | Andreessen Horowitz
Fintech Sees Renewed Focus in Colombia | Andreessen Horowitz
B2B Fintech Drives Market Disruption in Mexico | Andreessen Horowitz
・Fintechの未来を形作る9つのトレンドとは
Fintechニュースレターの「Fintech Takes」から、Fintechトレンド9つが発表されました。
「Fintechに退屈すぎる問題はない」「金融における無過失離婚の時代」など、面白い見方、アナロジーが多く、一度流し見程度するのがおすすめです。
9 Trends Shaping the Future of Fintech -
・Appleが株取引機能をローンチ予定だったことが判明
Appleが株取引機能をローンチ寸前だったことが判明しました。
Gamestop事件が盛り上がりを見せていた2020年からAppleとGSは株取引機能の開発をしており、2022年にはローンチを画策していたものの、Appleの方針転換があり、結局高利回り口座がローンチされ、株取引機能はPendとなったようです。Apple and Goldman were planning stock-trading feature for iPhones until markets turned last year

# 話し手
瀧 俊雄
執行役員 CoPA(Chief of Public Affairs) 兼 Fintech研究所長
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小林 豪
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Sep 29, 202348:27
#52 中小企業を買収しまくる謎の企業Teamshares, 債券取引の民主化を目指すMomentが資金調達 - WorldFintechNews 9月

#52 中小企業を買収しまくる謎の企業Teamshares, 債券取引の民主化を目指すMomentが資金調達 - WorldFintechNews 9月

# タイムスタンプ (0:00) イーロン・マスクの伝記について Pt.2 (7:05) 中小企業を買収しまくる謎の企業Teamshares (22:50) 債券取引の民主化を目指すMomentが資金調達 # 今回取り上げたトピックと参考資料 ・中小企業を買収しまくる謎の企業Teamshares 2019年創業、既にシリーズDまで資金調達を実施している謎のスタートアップTeamshares. 創業4年で84社の中小企業を買収しています。 Teamsharesは、引退する経営者から中小企業を買収。一部株式を従業員と新たな経営者に渡し、そこから20年以内に従業員の持分を80%にしていきます。その過程でのキャピタルゲインと、Teamsharesが開発したツールの導入によってマネタイズを行うとのことです。 突飛なビジネスモデルに見えますが、従業員が株式を買い取り、事業の買収や経営権の取得をする「Employee Buyout」や従業員持株制度「ESOP」など、似た概念は既にある一方、FintechやSaaSとの掛け合わせでどんな新しいことが起きるのか、注目の1社です。 This venture-backed startup has quietly bought more than 80 mom-and-pop shops | TechCrunch https://www.teamshares.com/ ・債券取引の民主化を目指すMomentが資金調達 2022年創業、債券取引の民主化を目指すMomentがa16zをリードに資金調達を行いました。 Momentは金利上昇による債券需要の高まりと、債券市場のオンライン化に伴って出現したサービスで、企業が自社サービスに債券取引を簡単に埋め込めるAPIを提供するとのことです。 まだベータ版ですが、自社で債券取引機能を構築することが難しい証券会社がターゲットになるのではないか、と推測しています。 Exclusive: a16z leads $17 million deal in bond trading startup # 話し手 瀧 俊雄 執行役員 CoPA(Chief of Public Affairs) 兼 Fintech研究所長 https://twitter.com/sutebuu⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ ⁠ 小林 豪 Public Affairs室 ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://twitter.com/GOU_0013


Sep 22, 202337:27
#51 Payroll APIの衝撃とPlaid, Nubankだけじゃない!南米のチャレンジャー/ネオバンク - WorldFintechNews 9月

#51 Payroll APIの衝撃とPlaid, Nubankだけじゃない!南米のチャレンジャー/ネオバンク - WorldFintechNews 9月

# タイムスタンプ (0:00) イーロン・マスクの伝記について (4:20) Payroll APIの衝撃とPlaid (24:18) Nubankだけじゃない!南米のチャレンジャー/ネオバンク # 今回取り上げたトピックと参考資料 ・Payroll APIの衝撃とPlaid 2020年前後から勃興し始めた、Payroll APIというジャンルのFintech企業があります。Payroll APIはADPやPaychexなどの給与計算事業者と連携し、ユーザーの同意を得れば、そのAPIを通じてユーザーの給与データを取得でき、与信やバックグラウンドチェックなど、様々なものに生かすことができます。主にCashAppやDave, Coinbase, Discoverなど金融系の企業がPayroll APIを利用しているようです。 取れるデータは衝撃的なほどに多く、給与の額や勤めている企業、入ったシフトの時間や振込先口座まで、多岐にわたります。 ユースケースが広がり、サービスの裾野が大きく広がる可能性を感じる一方で、API一つでその人のあらゆるものが見れてしまう世界は、何かディストピアも感じます。 ⁠Pinwheel becomes Plaid's Preferred Provider for direct deposit switching and helps power additional payroll data for income verification⁠ ⁠The Promise of Payroll APIs | Andreessen Horowitz⁠ ⁠Has Plaid Lost The Payroll Race? -⁠ ⁠⁠⁠https://argyle.com/use-cases/verification-income-and-employment/⁠⁠⁠ ・Nubankだけじゃない!南米のチャレンジャー/ネオバンク 南米のFintechといえばNubankが一強というイメージもありますが、さすが市場の大きな南米で、多くのチャレンジャー/ネオバンクが出現しています。 Inter&Co:建築系の財閥からスピンアウトして生まれた同社は、2015年からリテールバンキングに進出し、2022年には2,400万人のユーザーを抱えています。バンキングからデリバリーやショッピングまで、Alipayのようにスーパーアプリを目指す、気鋭の企業です。 C6 Bank:南米最大の投資銀行のパートナー4名で2018年に設立された同社は、ローンチ前から$100M以上の資金を使い、銀行免許の一種であるBanco Mutiproを取得、マーケティングにも大きく投資し、6ヶ月で100万ユーザーを獲得しました。 PicPay:2012年創業の同社は、銀行というより電子マネー業者として登場し、3,600万ユーザーを抱えます。米国のCashAppのようなデザインが特徴的です。 他にも数百万規模のユーザー基盤を持つ企業が多数存在し、南米の市場の魅力を感じます。 ⁠Inter&Co, Inc Reports Record-Breaking Second Quarter 2023 Financial Results⁠ ⁠2Q23 Earnings Presentation⁠ ⁠⁠C6 Bank: veja o prejuízo do banco no primeiro semestre de 2023⁠⁠ ⁠PicPay Q4 & 2022 Earnings Release⁠ # 話し手 瀧 俊雄 執行役員 CoPA(Chief of Public Affairs) 兼 Fintech研究所長 ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://twitter.com/sutebuu⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 小林 豪 Public Affairs室 ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://twitter.com/GOU_0013
Sep 17, 202341:10
#50 インドが新たな融資向けUPIのパイロット版開始, Klarna、ついに単月黒字化, 米国のクレジットカード負債が$1Tを突破, 番組1周年への感想 - WorldFintechNews 9月

#50 インドが新たな融資向けUPIのパイロット版開始, Klarna、ついに単月黒字化, 米国のクレジットカード負債が$1Tを突破, 番組1周年への感想 - WorldFintechNews 9月

# タイムスタンプ

(0:00) インドが新たな融資向けUPIのパイロット版開始

(17:50) Klarna、ついに単月黒字化

(26:30) 米国のクレジットカード負債が$1Tを突破

(39:12) 番組1周年への感想

# 今回取り上げたトピックと参考資料

・インドが新たな融資向けUPIのパイロット版開始 アドハーやUPIなどから成るインドの公共API群「インディア・スタック」に新たにクレジットのレイヤーが追加される模様です。

「Public Tech Platform for Frictionless Credit(PTPFC)」と呼ばれるオープンAPIは、アドハーでの本人確認、衛星データ、UPIの取引履歴、果ては酪農業者の生産高までが分かる画期的なものになるとのこと。

先月からパイロット版が始まり、一部の金融機関がPTPFCを使った融資ができるようです。

UPIで決済の世界を変えたインドが、新たに融資にも革命を起こすのでしょうか。

Reserve Bank of India launches innovative public tech platform for effortless credit - BusinessToday

・Klarna、ついに単月黒字化

大手BNPLのKlarnaが2023年第一半期の決算を発表しました。去年の大幅なダウンラウンドから営業費用とCredit lossを減らしてきたKlarnaでしたが、ついに単月黒字を達成した模様です。

一時はFintechのValuationカットの代表例として扱われたKlarnaですが、地力を見せています。

Klarna; Interim Report January - June 2023

・米国のクレジットカード負債が$1Tを突破

米国消費者のクレジットカード負債が、過去最高の1兆ドルを突破し、話題となりました。

消費が堅調である証左でもある一方、延滞率は上昇基調にあり、以前から消費者債務が爆弾だと言われていたことから、不安の声も上がっています。

家計に占める債務の割合や家計の貯蓄には異変がなく、むしろ改善していることから、状況の読めなさも話題となっています。

Credit Card Debt At $1 Trillion Is a Sign of Consumer Strength - Bloomberg

Is It Time to Worry About Consumer Debt? What Is Going On in Seven Charts - WSJ

・番組1周年への感想

WorldFintechNewsが1周年を迎えました!回数も50を迎え、ほとんど休まずに更新することができました。

これはいくらニッチな話題でも聴いてくださっているリスナーの皆さんのおかげです。これからもぜひよろしくお願いします。

リクエストや、ゲスト出演(自薦・他薦)もお待ちしています。

# 話し手

瀧 俊雄 執行役員 CoPA(Chief of Public Affairs) 兼 Fintech研究所長 ⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://twitter.com/sutebuu⁠⁠⁠⁠⁠⁠

小林 豪 Public Affairs室 ⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://twitter.com/GOU_0013

Sep 06, 202347:35
#49 【決算回】Adyen、衝撃の株価40%下落, BILLは初のARR$1B超え, Nubankは引き続き力強く成長, Robinhood・Toastは初の四半期黒字化 - WorldFintechNews 8月

#49 【決算回】Adyen、衝撃の株価40%下落, BILLは初のARR$1B超え, Nubankは引き続き力強く成長, Robinhood・Toastは初の四半期黒字化 - WorldFintechNews 8月

# タイムスタンプ
(0:00) 慶応の甲子園優勝に沸く瀧さん、Sandyさん
(6:13) Adyen、衝撃の株価40%下落
(22:06) BILLは初のARR$1B超え
(29:17) Nubankは引き続き力強く成長
(40:25) Robinhood・Toastは初の四半期黒字化
# 今回取り上げたトピックと参考資料
・決算回:Adyen, BILL, Nubank, Robinhood, Toast
決算シーズンがやってきました。Fintech全体を見ると、高金利環境や景気の持ち直しに後押しを受け、業界として底を抜けたように思います。
個別企業としては、Adyenの株価40%下落が大きな話題を呼びました。収益性と成長率を併せ持つAdyenは、この市況の中でも他の企業にはないほど高いマルチプルで取引されていましたが、今回、収益性と成長率が一気に落ち込み、株価が大きく下落しました。競合他社が投資を絞っている中で攻めに出たAdyenでしたが、少なくとも現時点ではあまり評価されていないようです。
一方、BILL、Nubankは力強い成長を見せました。BILLは初のARR$1B超え、前年比65%の売上成長を記録しました。Nubankも、売上を60%増加させながら利益も数倍にするという好決算を見せました。
また、Robinhoodは純利益ベース、ToastはEBITDAベースで、両者とも上場後初の四半期黒字を達成しました。競争環境が激しく、景気後退の影響も受けやすいFintechですが、地力のある企業は、支出を絞りながら、しっかりと成長を続けています。
investors.adyen.com/
investor.bill.com/overview/default.aspx
www.investidores.nu/en/
investors.robinhood.com/overview/default.aspx
investors.toasttab.com/overview/default.aspx

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Aug 25, 202349:29
#48【雑談多め回】PayPalがステーブルコインを発行, 次期CEOは元Intuit幹部に, ブラジルのCBDC「DREX」は来年開始へ - WorldFintechNews 8月

#48【雑談多め回】PayPalがステーブルコインを発行, 次期CEOは元Intuit幹部に, ブラジルのCBDC「DREX」は来年開始へ - WorldFintechNews 8月

# タイムスタンプ
(0:00) 【雑談】今週のAll-in Podcastと瀧さんのおすすめ本、読書習慣について
(17:40) PayPalがステーブルコインPYUSDを発行
(24:37) PayPal、次期CEOに元Intuit幹部Alex Chrissを選出
(36:50) ブラジルのCBDC「DREX」は来年開始へ
# 今回取り上げたトピックと参考資料
・PayPalがステーブルコインを発行
PayPalがステーブルコイン PayPal USD(PYUSD)の発行を開始しました。暗号資産規制が強まり、市場も一時期の盛り上がりを失いかけている中での超大手の参入は、暗号資産業界で大きな話題となりました。
ステーブルコインとしてはCoinbaseとCircleが共同で発行するUSDCが、約5兆円に上る発行残高を誇る有名ですが、PYUSDがどれほどUSDCに肉薄できるか、また、金利上昇の恩恵を預かりやすいプロダクトとして、PayPalの業績にどんな影響を及ぼすか、にも注目です。
PayPal is diving deeper into crypto by launching its own stablecoin—what investors should know
・ PayPal次期CEOは元Intuit幹部に
同じくPayPalは、eBayからスピンアウトする時代からCEOを務めたDan Schulman氏が退任し、新たに元Intuit幹部のAlex Chriss氏がCEOとなることを発表しました。Alex Chriss次期CEOは、過去にIntuitで19年間勤め、最後数年間は、Quickbooksと、$12Bで買収したMailchimpの買収とその事業について全責任を負っていました。
これによってPayPalの舵取りがどう変わっていくのか、注目のFintech人事です。
Intuit's Alex Chriss named new PayPal CEO
・ブラジルのCBDC「DREX」は来年開始へ
ブラジル中央銀行は、来年からCBDC「DREX」を開始することを発表しました。リアルタイム決済ネットワークPIXの大成功により一躍有名になったブラジルのFintech政策ですが、今後はCBDCでも大きな動きが見られそうです。
Drex, the new Brazilian CBDC
# 話し手
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Aug 17, 202341:17
#47 知られざる決済会社Shift4, 好調なオランダのチャレンジャーバンクBunq, 急成長するInsurtech企業Lulaが資金調達 - WorldFintechNews 8月

#47 知られざる決済会社Shift4, 好調なオランダのチャレンジャーバンクBunq, 急成長するInsurtech企業Lulaが資金調達 - WorldFintechNews 8月

# タイムスタンプ
(2:20) 知られざる決済会社Shift4
(20:16) 好調なオランダのチャレンジャーバンクBunq
(33:17) 急成長するInsurtech企業Lulaが資金調達
# 今回取り上げたトピックと参考資料
・知られざる決済会社Shift4
2020年にIPOし、現在の時価総額はAffirmを超える$5.4Bに達しているものの、あまりFintechとして知られていないShift4について取り上げました。
16歳でこの会社を作り、SpaceXの民間有人飛行プロジェクトにも参画するという強烈な創業者と、買収を通じて規模を拡大してきた同社の成長ストーリーは、他のFintechに負けず劣らず、興味深いと思います。
Shift4 Payments Profile (NYSE: FOUR): more payments, less software⁠⁠
・好調なオランダのチャレンジャーバンクBunq
オランダで35年ぶりに銀行免許を獲得したBunqが、高金利環境下で好調を見せており、四半期黒字も達成したそうです。
旅行者や移住者から好評を得ているBunqの利用者は900万人を超え、預金額も$4.5Bを突破するなど、大きな成長を見せています。
全体的に苦しいネオバンクと、好調なチャレンジャーバンクで、明らかに明暗が別れる事態となっています。
Bunq, the Dutch neobank, has raised $111M at a flat $1.8B valuation to break into the US | TechCrunch
Bunq, Without (Much) Interchange or Lending, Is Profitable. But Can It Conquer America?
・急成長するInsurtech企業Lulaが資金調達
「Stripe For Insurance」として、企業がその顧客に保険を販売できるようにするサービスを提供しているLulaが、Founders Fundなどから資金調達を行いました。
Techcrunchの記事によると、Lulaの売上は今後1年間で$100Mまで成長する見込みとのことで、Insurtech企業の中でも目立つ存在になっていきそうです
Meet Lula, a startup that aims to be the ‘Stripe for insurance’ and just raised $35.5M | TechCrunch
# 話し手
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Aug 12, 202344:07
#46 【ゲスト回】金融犯罪の今を知る ~ ゲスト 株式会社カウリス 島津さん - WorldFintechNews 8月
Aug 03, 202350:14
#45 リップルを巡る訴訟でSECが一部敗訴, BlockがVisaとMastercardを訴える - WorldFintechNews 7月

#45 リップルを巡る訴訟でSECが一部敗訴, BlockがVisaとMastercardを訴える - WorldFintechNews 7月

# タイムスタンプ
(0:00) Intro1: カリフォルニアの気候と太陽光発電
(6:25) Intro2: 瀧さんが参加したWebX
(13:50) リップルを巡る訴訟でSECが一部敗訴
(25:23) Block (旧Square) がVisaとMastercardを訴える
# 今回取り上げたトピックと参考資料
・リップルを巡る訴訟でSECが一部敗訴
SECが暗号資産リップルの運営を相手取って提起した訴訟にて、ニューヨーク地裁は、暗号資産交換業者を介した売買についてはリップルが有価証券には該当しないと判断しました。
イーサリアムを含めた暗号資産の証券性について多くの議論がなされている昨今において、これは分水嶺になりうる重要な判決です。未登録で有価証券を販売したとして訴えられているCoinbaseについても、この判決が追い風になる可能性があります。
大崎さんのレポート「⁠暗号資産XRPをめぐる訴訟で米国SECが一部敗訴 | 2023年⁠」
・Block (旧Square) がVisaとMastercardを訴える
Blockは14日、共謀して決済手数料を不当に引き上げたとしてVisaとMastercardを訴えました。
小規模事業者が簡単にクレジットカードを受け入れやすくする、というところから始まったBlockが、そのインフラを提供する両社への訴訟は、判決によってはBlockの今後にも関わるような出来事だと言えます。
Blockの狙いは、VisaとMastercardの寡占状態や高い決済手数料に対する反発が強い昨今の世論を追い風にした交渉なのか、はたまたCashAppでのオンアス取引普及に向けた動きなのか、今後の動向に注目です。
Visa, Mastercard Hit With Antitrust Suit Over Credit Card Fees
# 話し手
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Jul 28, 202339:35
#44 邦銀の米国リテールバンキング戦略, SVB破綻以降初の大手銀決算, Fintech業界上半期レポートが公開 - WorldFintechNews 7月

#44 邦銀の米国リテールバンキング戦略, SVB破綻以降初の大手銀決算, Fintech業界上半期レポートが公開 - WorldFintechNews 7月

# タイムスタンプ

(0:00) Sandyさんが遭った車上荒らしとサンフランシスコの治安

(7:10) SMBC傘下のデジタルリテールバンクJenius Bankがローンチ

(16:05) MUFG傘下だったUnion Bankの売却

(24:44) SVB破綻以来、初の大手銀行の決算 - 勝者はJPMorgan?

(29:20) 金融危機と業界地図の再編

(31:13) モルガン・スタンレーの後継者争いと戦略シフト

(37:30) Fintech業界の上半期レポートと景況感

# 今回取り上げたトピックと参考資料

James Dimonが出演するPodcastは⁠こちら⁠

・邦銀の米国リテールバンキング戦略

7月11日、SMBCは米国でのリテールバンキング事業として、Jenius Bankを開始したと発表しました。元々SMBC傘下だったManufactures Bankのデジタル事業として開始し、まずは個人ローンから参入するとのことです。

一方で、MUFGはモルガン・スタンレーとの協業に並ぶ重要事業であった、カリフォルニアのUnion Bankを、2022年末にUS Bancorpに売却しました。

対照的に見える両者の動きから、米国でのリテールバンキングについて話しました。

⁠金融庁(過去)の米国銀行破綻制度に関する記事

米国におけるデジタルリテールバンキング事業「Jenius Bank」開始について

三菱UFJ、米地銀の売却完了 収益見極め資本効率化へ

・SVB破綻以降初の大手銀決算

JP Morgan, Bank of America, Morgan Stanley, Citi Bankなどの大手銀行の決算シーズンが始まりました。

JP Morgan, BofAらは金利上昇の恩恵を受け。増収増益。特にJP MorganはFirst Republic Bankの買収もあり、67%の増益となりました。

今回はそんな決算から、Morgan Stanleyの後継者争いなどについても話しました。

JPモルガン、収入が過去最高-ファースト・リパ買収や金利高で - Bloomberg
モルガンS、第2四半期利益予想上回る ウェルスマネジメント好調 | ロイター

・Fintech業界の上半期レポート

S&P Globalより、Fintech業界の上半期レポートが公開されました。資金調達額は昨年下半期よりも大きいものの、ディール数は減少し、景況感は戻ってきていないようです。

セカンダリーマーケットでの株式売買や、身売り交渉なども盛んなようで、まだまだ苦しい時期は続きそうです。

Global fintech funding nearly halves to $23B in H1 2023 | S&P Global Market Intelligence

# 話し手

瀧 俊雄

執行役員 CoPA(Chief of Public Affairs) 兼 Fintech研究所長

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Sandy Kimura

Money Forward USA, President

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小林 豪

Public Affairs室

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Jul 20, 202346:46
#43 詐欺に対抗するFintechの台頭, FISはWorldpayの大半を売却, FedNow、ついに今月ローンチ - WorldFintechNews7月

#43 詐欺に対抗するFintechの台頭, FISはWorldpayの大半を売却, FedNow、ついに今月ローンチ - WorldFintechNews7月

# タイムスタンプ
(0:00) 最近の猛暑とイギリスの気候
(3:09) 詐欺に対抗するFintechが台頭
(14:58) PayPalと詐欺の歴史
(23:50) FISはWorldpayの過半数株式をPEファンドに売却
(31:22) リアルタイム決済ネットワーク、FedNowがついに今月ローンチへ
# 今回取り上げたトピックと参考資料
・詐欺に対抗するFintechが台頭
Sardine, Plaid, Unit21の3つの企業が一斉に詐欺に対抗するコンソーシアム・ネットワークを立ち上げました。
金融詐欺、特に決済周りは深刻で、2023年から 2027年までのオンライン決済の損失総額は3,430 億ドルに達する可能性があると推定されています。これを防ぐことは大きな社会正義があると同時に、大きい市場であるともいえます。
データ量の勝負になりそうな詐欺防止サービスにとって、コンソーシアムの立ち上げなどBizDev力が試されているように思います。
Sardine Launches Industry-Wide Consortium to Curb The Rapid Rise of Payment Fraud | Business Wire
Introducing Beacon | Plaid
Unit21 Raises $45 Million to Grow Fintech Fraud DAO Consortium
・FISはWorldpayの過半数株式をPEファンドに売却

Buyout firm GTCR picks up majority stake valuing FIS unit Worldpay at $18.5 billion | Reuters
www.reuters.com/markets/deals/fis-sell-stake-merchant-business-gtcr-185-bln-deal-2023-07-06/

Goldman Sachsの日本株についてのPodcast
podcasts.apple.com/jp/podcast/exchanges-at-goldman-sachs/id948913991?i=1000620753611

FedNow Service
www.frbservices.org/financial-services/fednow
# 話し手
瀧 俊雄
執行役員 CoPA(Chief of Public Affairs) 兼 Fintech研究所長
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小林 豪
Public Affairs室
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Jul 14, 202342:15
#42 相次いだVisa・Robinhoodの買収, 遂に発表された「PSD3」, GS、Appleとの協業解消か? - WorldFintechNews7月

#42 相次いだVisa・Robinhoodの買収, 遂に発表された「PSD3」, GS、Appleとの協業解消か? - WorldFintechNews7月

# タイムスタンプ
(0:00) 宮崎駿の新作とアニメ業界
(5:04) Goldman Sachs、Appleとの協業を解消か
(17:30) VisaがブラジルのFintech企業Pismoを$1Bで買収
(26:18) Robinhoodがクレカ会社X1を$95Mで買収
(30:52) 欧州の決済サービス指令「PSD3」の発表
# 今回取り上げたトピックと参考資料
・Goldman Sachs、Appleとの協業を解消か
消費者向け銀行サービスMarcusと、Appleとの協業で、Apple CardやApple口座を提供しているGoldman Sachsですが、ここにきてAppleとの協業を解消するという噂が立ち始めました。
Appleという特異なパートナーとの協業と、大きな貸倒損失を出している消費者向け事業を維持するのは、天下のGSでも難しいのかもしれません。
Goldman Is Looking for a Way Out of Its Partnership With Apple
・VisaがブラジルのFintech企業Pismoを$1Bで買収
冷え込んでいるFintech市場の中で、今年1番の大型買収のニュースが飛び込んできました。ブラジルを拠点にするFintech企業PismoをVisaが$1Bで買収しました。
Pismoは、大手金融機関やFintechに金融機能のバックエンドを提供するサービスですが、その詳細は謎に包まれています。Visaの元でどのように運営されていくのか、注目です。
Visa acquires Brazilian fintech startup Pismo in $1B blockbuster deal
・Robinhoodがクレカ会社X1を$95Mで買収
Robinhoodも買収の動きを見せました。高級ブランドのようなリッチなクレカを提供するX1を$95Mで買収です。
度重なるレイオフを実施しながら、Fintech企業の買収をする、興味深い動きを見せています。
Robinhood acquires credit card startup X1 for $95M
・欧州の決済サービス指令「PSD3」の発表
2015年に制定され、オープンバンキング規制の先駆けとなったPSD2の進化版であるPSD3が発表されました。
日本の類似規制である電子決済等代行業に深く関わる当社にとっても重要トピックであり、今後もカバーしていきます。
Modernising payment services and opening financial services data: new opportunities for consumers and businesses
# 話し手
瀧 俊雄
執行役員 CoPA(Chief of Public Affairs) 兼 Fintech研究所長
⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://twitter.com/sutebuu⁠⁠⁠⁠⁠⁠
廣瀨 明倫
Public Affairs室
小林 豪
Public Affairs室
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Jul 06, 202348:35
#41【ゲスト回】過去と現在からSaaS業界を展望する ~ 市況からAIまで ~ ゲスト らんぶるさん - WorldFintechNews6月

#41【ゲスト回】過去と現在からSaaS業界を展望する ~ 市況からAIまで ~ ゲスト らんぶるさん - WorldFintechNews6月

らんぶるさんのニュースレター「コッカラSaaS」はこちらから⁠

# タイムスタンプ

(0:00) Intro:現在の市況

(6:54) 堅調なビッグテックの株価とAI

(13:11) 誰でもSaaSになれる時代のMOATとは

(17:11) 開発者向けSaaSの難しさ(ex: Heroku, Vercel)

(21:22) 第3のルネサンスを迎えるMicrosoft

(27:41) AIとソフトウェアの関係

(33:25) チャットインターフェースの限界

(41:56) AIはアシスタント止まりか、それ以上か

(50:51) らんぶるさんの最近の注目企業

# 今回のエピソードについて

今回は昨年12月以来となる、らんぶるさんをゲストにお招きし、現在のSaaS業界を、市況やAIなど、様々な観点から話しました。

インターネットの歴史に詳しく、かつSaaS業界の最前線を追っているらんぶるさんだからこその視点は、とても勉強になると思います。

らんぶるさんのニュースレター「コッカラSaaS」と併せてお聞きください。

# 話し手

瀧 俊雄

執行役員 CoPA(Chief of Public Affairs) 兼 Fintech研究所長

⁠https://twitter.com/sutebuu⁠

らんぶる

SaaSツイッタラー

⁠https://twitter.com/tamuramble⁠

小林 豪

Public Affairs室

⁠https://twitter.com/GOU_0013

Jun 28, 202354:43
#40 Fintechに10倍優れたプロダクトはない?競争力の源泉はどこにあるか, ビットコインETFが承認間近 - WorldFintechNews 6月

#40 Fintechに10倍優れたプロダクトはない?競争力の源泉はどこにあるか, ビットコインETFが承認間近 - WorldFintechNews 6月

# タイムスタンプ

(0:00) Fintechに10倍優れたプロダクトはない?競争力の源泉はどこにあるか

(13:56) 鍵はコンパウンド?

(18:50) コンパウンドなMekariのプロダクト

(25:59) 金融におけるコンパウンドとは

(33:30) ビットコインETFが承認間近

# 今回取り上げたトピックと参考資料

Fintechに10倍優れたプロダクトはない?競争力の源泉はどこにあるか

YC出身の起業家でもあり、CashAppの立ち上げPMも務めたAyokunle Omojolaのブログ「Subtle Differentiation (or why there are no 10x products in fintech)
」を参考に、Fintechの競争力の源泉はどこにあるのか、について議論しました。

規制が重く、競合も多いFintech業界で、競合優位性を作り続けるのは至難の業。そんな業界で成功した貴重な企業のケーススタディは、引き続きこのPodcastにてやっていく予定です。

Subtle Differentiation (or why there are no 10x products in fintech)


・ビットコインETFが承認間近

世界最大の運用会社Blackrockが、SECにビットコインETFの承認を申請しました。情報筋によると、SECはこれに好意的で、承認される可能性が高いとのことです。

これまで頑なに認めてこなかったSECが態度を軟化させているのは不思議ですが、ビットコイン以外の暗号資産は証券であるメッセージングであったり、オフショアに流出する取引所を引き止めるものであるかもしれません。

規制当局も戦略的に動いている、とても面白い構造だと思います。

ブラックロックのビットコインETF申請は一大事 | CoinDesk JAPAN


# 話し手

瀧 俊雄

執行役員 CoPA(Chief of Public Affairs) 兼 Fintech研究所長

⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://twitter.com/sutebuu⁠⁠⁠⁠⁠⁠

田中春利

Mekari, Corporate Strategy & Development, VP (MFから出向)

⁠⁠https://twitter.com/TanakaHarutosh

小林 豪

Public Affairs室

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Jun 23, 202344:22
#39 苦戦するBaaS企業は今後どうなるか, Nasdaqが金融機関向けソフトウェアを買収、知られざる証券取引所ビジネスとは - WorldFintechNews 6月

#39 苦戦するBaaS企業は今後どうなるか, Nasdaqが金融機関向けソフトウェアを買収、知られざる証券取引所ビジネスとは - WorldFintechNews 6月

# タイムスタンプ

(0:00) 雑談:北野武映画とエンタメ界の話

(11:00) 苦戦するBaaS企業たち

(20:38) BaaSのビジネスモデルは持続可能?鍵はバーティカルSaaSか

(26:46) BaaSに目を光らせる規制当局

(34:19) Thoma Bravoの衝撃ディール ~ NasdaqがAdenzaを$10.6Bで買収 ~

(36:31) 証券取引所ビジネスとは何か、日本とアメリカの違いは?

# 今回取り上げたトピックと参考資料

苦戦するBaaS企業たち

2020年以降の好調な市況の中で資金調達をしてきたBaaS企業が苦戦を強いられています。

例えば、Fifth Third Bankが、企業が銀行口座やカードを顧客に提供できるようにするRize Moneyを買収、大手アクワイアラのFISがカード発行プラットフォームのBondを買収、著名BaaS企業のSynapseが20%の人員削減を行う、など、実際の動きが出始めています。

粗利の低いBaaSビジネスは持続可能なのか、ビジネスモデルの話と、規制当局やSaaSとの関連にも触れました。

https://www.govinfo.gov/content/pkg/FR-2023-06-09/pdf/2023-12340.pdf
Fifth Third Acquires Embedded Payment Platform Rize Money

Fintech Startup Synapse Lays Off Nearly 50% Of Full-Time Staff
FIS acquires banking-as-a-service startup Bond | TechCrunch

・Nasdaqが金融機関向けソフトウェアを買収、知られざる証券取引所ビジネスとは

証券取引所のNasdaqが、SaaS特化のPEファンドThoma Bravoから金融機関向けソフトウェアのAdenzaを買収しました。Adenzaの元となった2社をThoma Bravoは約$6Bで買収し、2年後に約$11Bで売却したという衝撃的なディールとなりました。

実はNasdaqは株式会社であり、売上を立てて上場もしているという不思議な存在です。今回は買収のニュースから派生し、Nasdaqが運営する証券取引所ビジネスがどのようなものか、NasdaqがAdenzaを買収したのはなぜか、など、あまり知られていない領域についても話しました。

Nasdaq deepens fintech push with $10.5 bln Adenza deal

株式市場間戦争―ナスダックの世界戦略と日本 | 大崎 貞和 |本 | 通販 | Amazon


# 話し手

瀧 俊雄

執行役員 CoPA(Chief of Public Affairs) 兼 Fintech研究所長

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Sandy Kimura

Money Forward USA, President

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小林 豪

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Jun 19, 202351:33
#38 SECがBinanceとCoinbaseを提訴、クリプト規制を強化へ, 毎年恒例Forbes Fintech50が発表 - 注目企業を紹介 - WorldFintechNews 6月

#38 SECがBinanceとCoinbaseを提訴、クリプト規制を強化へ, 毎年恒例Forbes Fintech50が発表 - 注目企業を紹介 - WorldFintechNews 6月

# タイムスタンプ

(0:00) クリプト規制強めるSECがBinanceを提訴

(11:13) Coinbaseも提訴

(21:20) 日米で全く違うクリプト規制とPublic Affairs

(31:00) 毎年恒例Forbes Fintech50が発表 - 注目企業を紹介 -

# 今回取り上げたトピックと参考資料

・クリプト規制強めるSEC、BinanceとCoinbaseを提訴

米国証券取引委員会、SECが大手暗号資産取引所BinanceとCoinbaseを提訴しました。

Binanceは、未登録での証券業運営、本体と米国子会社の資金混同、ネイティブトークンの価格操作など、13件の疑義が問題視され、BinanceとCEOのChangpeng Zhaoが提訴されることになりました。

またCoinbaseも、Binanceの翌日に未登録での証券業運営で提訴されました。CoinbaseはSECから通告を受けていたにも関わらず対応しなかったことで、今回提訴となりましたが、Coinbaseには、SECに明確な規制を幾度となく求めてきた経緯もあるほか、自社は証券市場に2021年に上場している、という事実もあるため、この提訴は物議を醸しています。

⁠SEC Files 13 Charges Against Binance Entities and Founder Changpeng Zhao⁠

⁠SEC Charges Coinbase for Operating as an Unregistered Securities Exchange, Broker, and Clearing Agency⁠

・毎年恒例Forbes Fintech50が発表 - 注目企業を紹介 -

Forbesが毎年恒例のFintech50を発表しました。これは未上場のFintech企業のなかで注目される50社をリスト化したもので、StripeやBrexのような著名企業から、アーリーステージの無名企業まで、幅広く選ばれています。

今回はその中から日本では無名ながら面白い事業を行なっている、以下の4社をを紹介しました。

⁠Lead Bank⁠, ⁠Candidly⁠, ⁠Tabapay⁠, ⁠Nium⁠

⁠Forbes Fintech50⁠

# 話し手

瀧 俊雄

執行役員 CoPA(Chief of Public Affairs) 兼 Fintech研究所長

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小林 豪

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廣瀨 明倫

Public Affairs室

Jun 07, 202345:48
#37 絶好調の英チャレンジャーバンク vs 大苦戦の米ネオバンク, ユニコーン目前のPlastiqが破産へ - WorldFintechNews 6月

#37 絶好調の英チャレンジャーバンク vs 大苦戦の米ネオバンク, ユニコーン目前のPlastiqが破産へ - WorldFintechNews 6月

# タイムスタンプ

(0:00) Sandyさんが参加したイベント「Finovate」について

(3:08) B2B決済プラットフォームのPlastiqが破産へ

(14:52) 大苦戦の米ネオバンク

(23:15) 英国の競争促進的な銀行制度

(33:09) 絶好調の英チャレンジャーバンク:Starling Bank, Monzo

(40:33) Fintechは巨大銀行を倒せない?

# 今回取り上げたトピックと参考資料

・B2B決済プラットフォームのPlastiqが破産へ

BPSPから市場に参入し、請求書管理や振込代行を手がけていたPlastiqが破産しました。

同社は2021年に一時約$1Bの評価額で資金調達を行なっていたユニコーンクラスのFintechで、去年8月にはSPAC上場を発表していましたが、その後資金繰りが上手くいかず、破産することとなりました。

Plastiqはなぜ破綻したか、から、SaaS+Fintechの登り方の違いや、そのほかのB2B Fintechの企業についても触れました。

Plastiq Files For Bankruptcy As Fintech Troubles Mount

・絶好調の英チャレンジャーバンク vs 大苦戦の米ネオバンク

米国でネオバンクの苦戦が浮き彫りになっています。コロナ以降の資金調達環境を背に、数多く立ち上がったネオバンクですが、その多くが苦戦しているようです。特に、ニッチな分野に特化したネオバンクは、事業閉鎖に追い込まれるほどの企業も増えています。比較的老舗かつ最大級の規模を誇るChimeも、コロナ禍で加速した成長が大きく減速しているとのことです。

一方で、イギリスのチャレンジャーバンクは気を吐いています。特にStarling Bankは、政策金利の上昇を背景とした金利収入の増加を味方につけ、前年比2倍近い売上と6倍近い税引前利益を叩き出し、Fintech業界を驚かせています。一方、Monzoも収益は2倍以上に増加し、また赤字ではあるものの、FY2023の最後の2ヶ月は月間黒字を達成したことで話題となりました。

今回は、そんな対照的なネオバンクとチャレンジャーバンク、また、Starling BankとMonzoの小さくも大きな違いを取り上げました。

Chime’s Slowdown Highlights Limits of Bank Disruptors


US LGBTQ+ neobank Daylight to close down - FinTech Futures

Annual Report 2023: Our year at a glance - Starling Bank

Monzo – Annual Report 2023


# 話し手

瀧 俊雄

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Jun 02, 202353:48
#36 【ゲスト回】「パーソナライズされた金融体験」を考える - ゲスト: 400F代表 中村仁さん - WorldFintechNews 5月

#36 【ゲスト回】「パーソナライズされた金融体験」を考える - ゲスト: 400F代表 中村仁さん - WorldFintechNews 5月

株式会社400Fのコーポレートサイトはこちら

# タイムスタンプ

(0:00) Intro: ゲスト中村仁さんのこれまで

(3:55) GenerativeAI x 金融とオカネコの取り組みについて

(12:45) お金の相談 x チャットインターフェース

(25:14) 「パーソナライズされた金融体験」とは

(40:06) 自社に合ったChatGPTの活用とは

(43:49) 消費者向けFintechの面白さ

# 今回取り上げたトピックと参考資料

・「パーソナライズされた金融体験」を考える - ゲスト 400F代表 中村仁さん

今回は、国内最大級の家計診断・相談サービス「オカネコ」を運営する株式会社400FのCEOの中村仁さんをゲストに招き、「パーソナライズされた金融」について議論しました。

今月、「オカネコ」では、ChatGPTを搭載した「AIおかねこ」という機能をリリースされました。これは、診断をしたユーザーに自動でアドバイスコメントを送ったり、ユーザーの質問に返答する機能で、気軽にチャットで相談できるもので、ユーザーから大きな好評を得ているそうです。

本エピソードではそんな「AIおかねこ」を通じて見えてきた、GenerativeAIの活用方法や、AIに対する人の感情や行動、そしてパーソナライズされた金融体験とは何か、について話しました。

【Fintechスタートアップ400F 】金融営業におけるAI開発を加速。第一弾としてAIチャット機能「AIおかねこ」を搭載

https://okane-kenko.jp/

# 話し手

瀧 俊雄

執行役員 CoPA(Chief of Public Affairs) 兼 Fintech研究所長

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中村仁

株式会社400F 代表取締役 CEO / 一般社団法人日本金融サービス仲介業協会 代表理事会長

https://twitter.com/JinNakamura400F

小林 豪

Public Affairs室

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May 25, 202347:21
#35 南米最大のEコマース企業Mercado LibreのFintech戦略が凄い, バフェットがCapital Oneに$1Bを投資, 事業閉鎖したFastの創業者がカムバック - WorldFintechNews 5月

#35 南米最大のEコマース企業Mercado LibreのFintech戦略が凄い, バフェットがCapital Oneに$1Bを投資, 事業閉鎖したFastの創業者がカムバック - WorldFintechNews 5月

# タイムスタンプ

(0:00) Intro: マネーフォワードの設立記念日

(4:05) Mercado Libreの成り立ち

(16:05) Mercado Libreの事業内容と財務情報

(33:33) バフェットがCapital Oneに$1Bを投資

(48:08) 1クリックチェック決済のユニコーンFastの創業者がカムバック


# 今回取り上げたトピックと参考資料

・南米最大のEコマース企業Mercado LibreのFintech戦略が凄い

「南米のAmazon」とも呼ばれるMercado Libreは、日本ではあまり知名度がないものの、既にPayPal並の時価総額を誇る企業です。1999年にAmazonのようなECサイトとして創業しましたが、コロナ禍以降は同社のFintech部門が成長を牽引しています。

AlibabaにとってのAlipayのように誕生したMercado Pagoというデジタルウォレットを中心に送金・融資などを提供。FY2022の売上は$4.8Bと巨大ながら、前年比80%以上の成長を見せています。

今回はMercado Libreの成り立ちから事業内容、財務情報、またMercado Libreの本拠であるアルゼンチンの話などをしています。

https://investor.mercadolibre.com/

How MercadoLibre emerged as an ecommerce titan | Financial Times


・バフェットがCapital Oneに$1Bを投資

ウォーレン・バフェット率いるバークシャー・ハサウェイがアメリカ第3位のクレジットカードイシュアであるCapital Oneに$1Bを投資し、会社の2.6%の株式を購入しました。

この投資の最中にバークシャーはU.S BancorpやBNY Mellonの株を売却していたようで、銀行株の割安さに惹かれたというよりはCapital Oneの経営力に惹かれたのだと思われます。

Warren Buffett’s Berkshire Hathaway bet almost $1bn on credit card issuer Capital One | Financial Times


・事業閉鎖したFastの創業者がカムバック

Stripeも投資し、ユニコーンとなった1クリックチェックアウトのFastの創業者が新たな事業を提げ、カムバックしました。Fastは去年の4月、事業資金の枯渇で事業閉鎖をしていましたが、わずか1年で新たなサービスを立ち上げたことになります。

新サービスはTradyという名前で、WixやWordpressのようなサイト構築と予約機能と支払いがついたもので、主に個人で活動する工事事業者の利用を想定しているそうです。

Tampa Bay Inno - Serial entrepreneur Domm Holland is back with a new startup and mindset post-Fast failure


# 話し手

瀧 俊雄

執行役員 CoPA(Chief of Public Affairs) 兼 Fintech研究所長

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小林 豪

Public Affairs室

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May 19, 202352:33
プロダクトデザインのフィードバックの仕方【デザイントーク】

プロダクトデザインのフィードバックの仕方【デザイントーク】

マネーフォワードの中の人がゆるくお話しするPodcast『mffm』。

『デザイントーク』では『⁠⁠⁠デザインで世界を前へ進める⁠⁠⁠』デザイナーのお仕事を紹介します。


ゲストにグッドパッチ DesignOps 角野さんをお呼びして、マネーフォワードMEデザイナーのうっちーさんとイノツメの3人で『プロダクトデザインのフィードバックの仕方』について話しました。

ハトユサファイヤーの紹介、時間軸を考慮してレビューする、同期と非同期のコミュニケーションの活用方法、組織崩壊について、他のデザインプロジェクトから学び機会を創出する、ペアデザインの活用、デザイナーの説明スキルについてなど、いろいろな話をしています。

ぜひ聴いてください!


# 話し手

・角野 敦史

株式会社グッドパッチ DesignOps

https://twitter.com/ak93237793

・うっちー

ホームカンパニー UIデザイナー

・イノツメ デザイン戦略室 デザインプログラムマネージャー

⁠⁠⁠https://twitter.com/inotashikeshike

May 16, 202332:51
#34 Appleの預金口座に4日間で$1Bが流入, Coinbase・Tetherから見るステーブルコインビジネス, First Republic Bankが破綻 - WorldFintechNews 5月

#34 Appleの預金口座に4日間で$1Bが流入, Coinbase・Tetherから見るステーブルコインビジネス, First Republic Bankが破綻 - WorldFintechNews 5月

# タイムスタンプ

(0:00) Appleの預金口座に4日間で$1Bが流入

(15:42) Coinbase・Tetherから見るステーブルコインビジネス

(25:12) First Republic Bankが破綻へ


# 今回取り上げたトピックと参考資料

・Appleの預金口座に4日間で$1Bが流入

日本でも大きな話題を呼んだAppleの預金口座に、4日で$1Bが集まったことがわかりました。Goldman SachsのMarcusの預金額が$310Bであることを考えるとそこまで大きな額ではないですが、わずか4日間という早さが話題となりました。

Apple’s New Savings Account Draws Nearly $1 Billion In Deposits In First Four Days


・Coinbase・Tetherから見るステーブルコインビジネス

Coinbaseが2023年Q1の決算, Tetherが2023Q1の準備金レポートを発表しました。

USDCとUSDTの2大ステーブルコインを運営する企業の業績は好調で、特にTetherはQ1単体で$1.4Bの純利益を上げたと公表しました。Coinbaseも過去1年間赤字だった調整後EBITDAが黒字となり、コスト削減と合わせて大きな進捗を見せています。

Former CFTC Chair Says Tether Is a Commodity as Stablecoin Rakes in $1.5B - Blockworks

Tether's Latest Q1 2023 Assurance Report Shows Reserves Surplus At All-Time High of $2.44B, up $1.48B in Net Profit; New Categories for Additional Transparency Reveals Bitcoin and Gold Allocations


・First Republic Bankが破綻へ

過去7週間にわたって信用不安が続いていたFirst Republic Bankがついに破綻となりました。SVB破綻の煽りを受けてFirst Republic Bankの預金が大きく流出。取り付け騒ぎが加速し、最終的にFDICが管理下に置き、大手銀の入札を経て、JPMorganがその資産を買収することとなりました。

銀行不安は今も続いており、主にサンフランシスコを本拠にしている銀行群の株価が大幅に下落しています。First Republic Bankの破綻でこの騒ぎが止まることを願うばかりです。

Why First Republic Bank Collapsed
JPMorgan Chase acquires substantial majority of assets and assumes certain liabilities of First Republic Bank


# 話し手

瀧 俊雄

執行役員 CoPA(Chief of Public Affairs) 兼 Fintech研究所長

⁠⁠⁠⁠https://twitter.com/sutebuu⁠⁠⁠⁠

Sandy Kimura

Money Forward USA, President

⁠⁠⁠⁠https://twitter.com/rakeemrakeem⁠⁠⁠⁠

小林 豪

Public Affairs室

⁠⁠⁠⁠https://twitter.com/GOU_0013

May 11, 202345:18
拡大する組織でデザイナーの活躍する場を広げる方法

拡大する組織でデザイナーの活躍する場を広げる方法

マネーフォワードの中の人がゆるくお話しするPodcast『mffm』。

『デザイントーク』では、『⁠⁠⁠デザインで世界を前へ進める⁠⁠⁠』デザイナーのお仕事を紹介します。


今回のテーマは『拡大する組織でデザイナーの活躍する場を広げる方法』について。

仕事を進める上で気をつけていること、信頼関係の作り方、引き継ぎの場づくりの工夫など、いろいろな話をしております。

ぜひ聞いてください!


# 話し手

・Shino
ビジネスカンパニー デザインマネージャー
https://twitter.com/taramek

・こちょう
ビジネスカンパニー デザインマネージャー
https://twitter.com/kocho_katsuhiko

・イノツメ デザイン戦略室 デザインプログラムマネージャー

⁠⁠⁠https://twitter.com/inotashikeshike

May 10, 202332:07
#33 Generative AIはFintechをどう変えるか - a16zの論考から考える - WorldFintechNews 4月

#33 Generative AIはFintechをどう変えるか - a16zの論考から考える - WorldFintechNews 4月

# タイムスタンプ

(0:00) Intro1: 瀧さんの生放送体験

(7:06) Intro2: IPOした楽天銀行がすごい

(13:38) GenAI x Fintech①:パーソナライズされた消費者体験

(24:04) GenAI x Fintech②:オペレーションのコスト削減

(34:39) GenAI x Fintech③:より良いコンプライアンス

(40:55) GenAI x Fintech④:リスクマネジメントの向上

(46:56) GenAI x Fintech⑤:よりダイナミックな予測とレポート

(52:15) Outro: 信用不安が続くFirst Republic Bank

# 今回取り上げたトピックと参考資料

・Generative AIはFintechをどう変えるか

先日、a16zが「Financial Services Will Embrace Generative AI Faster Than You Think」という記事を公開しました。ここでは、Generative AIが金融セクターのどんな領域をどのように変えるのか、を分析しています。その具体的な領域は以下の5つです。

1. パーソナライズされた消費者体験

2. オペレーションのコスト削減

3. より良いコンプライアンス

4. リスクマネジメントの向上

5. よりダイナミックな予測とレポート

今回のエピソードでは、a16zが提示したそれぞれの領域について、どのように変わっていくのか、また日本ではどうなるのかについて話しました。

Financial Services Will Embrace Generative AI Faster Than You Think | Andreessen Horowitz.

How Fintech Can Jump on the Generative AI Bandwagon - Bain Capital Ventures

# 話し手

瀧 俊雄

執行役員 CoPA(Chief of Public Affairs) 兼 Fintech研究所長

⁠⁠⁠https://twitter.com/sutebuu⁠⁠⁠

Sandy Kimura

Money Forward USA, President

⁠⁠⁠https://twitter.com/rakeemrakeem⁠⁠⁠

小林 豪

Public Affairs室

⁠⁠⁠https://twitter.com/GOU_0013

Apr 28, 202355:23
#32 Fintech業界の最重要企業「Plaid」を理解する, Twitterは金融スーパーアプリになれるか- WorldFintechNews4月

#32 Fintech業界の最重要企業「Plaid」を理解する, Twitterは金融スーパーアプリになれるか- WorldFintechNews4月

# タイムスタンプ

(0:00) Intro:記者レク, Rippling創業者Parker Conrad, サンフランシスコの不動産について

(11:59) Plaid、現地の発音は?

(13:46) Plaidの成り立ち・事業内容

(21:36) Plaidのマネタイズやトラクション

(29:18) VisaによるPlaidの買収とその中止

(37:09) Plaidの新製品「Signal」「Instant Payouts」

(44:43) Twitterは金融スーパーアプリになれるか

Parker Conrad Takes the Pain - TheInformation

# 今回取り上げたトピックと参考資料

・Fintech業界の最重要プレイヤー「Plaid」を理解する

Fintechサービスを調べるとほぼ必ずと言っていいほど出てくるPlaidですが、インフラとして機能しフロントに出てこないことから、その成り立ちやビジネスモデルはあまり知られていないかもしれません。

ただ、Plaidは銀行データへのアクセスという観点だけでなく、ACHやRTPなど決済ネットワークへの接続、オープンファイナンス、IDなど、Fintechを超えた領域にまで大きな影響を及ぼす、Fintech業界最重要プレイヤーと言ってもいいほどの存在です。

今回は、これまで意外と取り上げてこなかったPlaidについて深く語っています。

VISAがPlaidの買収中止を発表

Announcing Plaid Signal: Unlock instant ACH and reduce return risk

Announcing Instant Payouts on Plaid Transfer

Justice Department Sues to Block Visa's Proposed Acquisition of Plaid - FINAL Visa Plaid Complaint (エピソード中盤に出てきた火山の画像はこちら)

⁠Plaid: 静かなる進撃

・Twitterは金融Super Appになれるか

会社名がXになったTwitterは、イーロン・マスクのもと、金融を含むスーパーアプリになるべく動きを続けています。去年11月には決済事業に関わる免許を子会社が取得したり、先日はeToroと提携し、株式情報をTwitter上により詳細に表示するなどの施策を打っています。

AIやロケットなど、様々な文脈で語られるイーロン・マスクですが、元を辿ればPayPalマフィアであることもあり、金融に対する動きも大きな注目になりそうです。

Everything Elon Musk told Twitter employees in his first company meeting - The Verge
Elon Musk pushes forward with Twitter payments vision | Financial Times

Twitter partners with eToro to let users trade stocks, crypto as Musk pushes app into finance

# 話し手

瀧 俊雄

執行役員 CoPA(Chief of Public Affairs) 兼 Fintech研究所長

⁠⁠https://twitter.com/sutebuu⁠⁠

Sandy Kimura

Money Forward USA, President

⁠⁠https://twitter.com/rakeemrakeem⁠⁠

小林 豪

Public Affairs室

⁠⁠https://twitter.com/GOU_0013

Apr 19, 202351:09
ものづくりをする人の価値観や個性について(後編)【デザイントーク】

ものづくりをする人の価値観や個性について(後編)【デザイントーク】

マネーフォワードの中の人がゆるくお話しするPodcast『mffm』。

『デザイントーク』では、『⁠⁠デザインで世界を前へ進める⁠⁠』デザイナーのお仕事を紹介します。


今回のテーマは『ものづくりをする人の価値観や個性について』前半と後半で議論します。

後半はものづくりをする人の価値観や個性についてお話します。


# 話し手

・Satoru Kawahara ビジネスカンパニー デザインリード

⁠⁠https://note.com/satoru_kawahara/⁠⁠

・石沢 舞 ビジネスカンパニー デザイナー

⁠https://note.com/mais⁠

・イノツメ デザイン戦略室 デザインプログラムマネージャー

⁠⁠https://twitter.com/inotashikeshike

Apr 19, 202314:22
京都・大阪・名古屋 3拠点のデザイナーのリアル

京都・大阪・名古屋 3拠点のデザイナーのリアル

マネーフォワードの中の人がゆるくお話しするPodcast『mffm』。

『デザイントーク』では、『⁠⁠⁠デザインで世界を前へ進める⁠⁠⁠』デザイナーのお仕事を紹介します。


今回のテーマは『京都・大阪・名古屋 3拠点のデザイナーのリアル』について。

ジーラムさんとくまさんと一緒に普段の仕事スタイル、入社前後のギャップ、各拠点の特徴などについて話しました。


# 話し手

・ジーラム ビジネスカンパニー デザインリーダー

https://twitter.com/jeelamuu

・くま ビジネスカンパニー デザイナー

https://twitter.com/kmmmyonmmmyon

・イノツメ デザイン戦略室 デザインプログラムマネージャー

⁠⁠⁠https://twitter.com/inotashikeshike

Apr 18, 202312:56
#31 高金利環境下のFintech - 盛り上がりを見せる企業向けトレジャリーサービス - WorldFintechNews 4月

#31 高金利環境下のFintech - 盛り上がりを見せる企業向けトレジャリーサービス - WorldFintechNews 4月

# タイムスタンプ

(0:00) Intro:HBOドラマ「サクセッション」

(9:28) 盛り上がる企業向けトレジャリーサービス「Zamp Finance」「Mayfair」

(19:57) 日本とアメリカの銀行や金利に対する考え方の違い

(30:34) トレジャリーサービスは外貨預金や債券投資に似てる?

(37:38) 2000年前後の日本はMMF大国だった?

(43:40) 日本の金利が上がったらどうなる?

# 今回取り上げたトピックと参考資料

・高金利環境下のFintech - 盛り上がりを見せる企業向けトレジャリーサービス

高金利環境が続く米国では、パートナー銀行や証券口座などを利用して企業の資金に高い利回りを提供するトレジャリーサービスが続出しています。一見シンプルでコモディティなビジネスですが、Sequoia CapitalやTiger Globalなど、様々な著名投資家から資金調達をしている会社も多数存在する領域です。

今回の収録では、そんなトレジャリーサービスについて深掘ったり、Fintechや銀行と金利の関係、日米の金利環境などについて、金利とトレジャリーをキーワードに、様々なトピックについて語っています。

https://www.zamp.finance/

https://www.getmayfair.com/

Mercury Treasury | Automatic Cash Management for High-Growth Startups

# 話し手

瀧 俊雄

執行役員 CoPA(Chief of Public Affairs) 兼 Fintech研究所長

⁠⁠https://twitter.com/sutebuu⁠⁠

小林 豪

Public Affairs室

⁠⁠https://twitter.com/GOU_0013

Apr 11, 202348:59
大学で情報デザインを学んだデザイナーの仕事と就活(後編)【デザイントーク】

大学で情報デザインを学んだデザイナーの仕事と就活(後編)【デザイントーク】

マネーフォワードの中の人がゆるくお話しするPodcast『mffm』。

『デザイントーク』では、『⁠⁠⁠⁠デザインで世界を前へ進める⁠⁠⁠⁠』デザイナーのお仕事を紹介します。


今回のテーマは『大学で情報デザインを学んだデザイナーの仕事と就活』です。

後編では、就職活動についてお話します。


# 話し手

・小野

ビジネスカンパニー デザインマネージャー

⁠⁠https://note.com/ono_k/⁠⁠


・aono sota

ビジネスカンパニー デザイナー

⁠⁠⁠

・アキラ イデイ

ビジネスカンパニー デザイナー

⁠https://twitter.com/akira_idei⁠


・イノツメ デザイン戦略室 デザインプログラムマネージャー

⁠⁠https://twitter.com/inotashikeshike

Apr 10, 202321:17
大学で情報デザインを学んだデザイナーの仕事と就活(前編)【デザイントーク】

大学で情報デザインを学んだデザイナーの仕事と就活(前編)【デザイントーク】

マネーフォワードの中の人がゆるくお話しするPodcast『mffm』。

『デザイントーク』では、『⁠⁠⁠デザインで世界を前へ進める⁠⁠⁠』デザイナーのお仕事を紹介します。


今回のテーマは『大学で情報デザインを学んだデザイナーの仕事と就活』です。

前編では、大学で学んだことを仕事でどのように活かしているのかお話します。


# 話し手

・小野

ビジネスカンパニー デザインマネージャー

⁠https://note.com/ono_k/⁠


・aono sota

ビジネスカンパニー デザイナー

・アキラ イデイ

ビジネスカンパニー デザイナー

https://twitter.com/akira_idei


・イノツメ デザイン戦略室 デザインプログラムマネージャー

⁠https://twitter.com/inotashikeshike

Apr 10, 202316:52
#30 Apple Pay Later、ついにローンチへ, Blockが空売りアクティビストHindenburgの標的に, Rampは2022年の売上が前年比4倍だと報告 - WorldFintechNews 4月

#30 Apple Pay Later、ついにローンチへ, Blockが空売りアクティビストHindenburgの標的に, Rampは2022年の売上が前年比4倍だと報告 - WorldFintechNews 4月

# タイムスタンプ

(0:00) Intro:Sandyさんが参加したYC DemoDayについて

(11:50) Apple Pay Later、ついにローンチへ

(28:53) Blockが空売りアクティビストHindenburgの標的に,

(38:52) Rampは2022年の売上が前年比4倍だと報告

# 今回取り上げたトピックと参考資料

・Apple Pay Later、ついにローンチへ

昨年6月にAppleが発表したBNPLサービス、Apple Pay Laterがついに一部ユーザーに公開されました。Apple Payを受け入れる加盟店であれば、6週間4分割払いが、手数料ゼロでできるという優れものです。

裏側の仕組みにはMastercard Installmentsというものを使う一方、与信リスクの引き受け手はAppleの金融子会社となります。決算に情報が載るまでには時間がかかりそうですが、大きな下火になっているBNPLサービスをAppleがやったら、という大きな実験の結果を見るのが待ちきれません。

Apple introduces Apple Pay Later to allow consumers to pay for purchases over time

https://www.paze.com/

・Blockが空売りアクティビストHindenburgの標的に

SquareとCashAppを展開するBlockに対し、空売りアクティビストであるHindenburg Researchがレポートを公開していました。同社の主張は、①BlockがCashAppユーザーの水増しをしている、②CashAppが詐欺や違法行為に使われている、の主に2つ。3月24日のレポート公開から約1週間後にBlockは反論をしています。

Hindenburg Researchは1月にインドのコングロマリット企業Adani Groupの不正を暴き、同グループの企業価値を約20兆円も下げたことで一躍有名となり、その次の標的としてBlockへの攻撃は大きな注目を集めました。ただ、Adani Groupほどの大きなダメージとはならず、レポート公開時に20%以上下げた株価も、徐々に持ち直しています。

Block: How Inflated User Metrics and “Frictionless” Fraud Facilitation Enabled Insiders To Cash Out Over $1 Billion – Hindenburg Research

・Rampは2022年の売上が前年比4倍だと報告

法人カードを提供するRampは、2022年の売上が4倍になったと報告しました。

BrexやNavan (旧TripActions), RipplingやMercuryなど、多くのプレイヤーが存在するSpend Managementの市場ですが、まだまだ熾烈な競争は続きそうです。

Ramp reports 4x revenue growth, says it still has ‘vast majority’ of equity funding

https://mercury.com/

https://meow.co/

# 話し手

瀧 俊雄

執行役員 CoPA(Chief of Public Affairs) 兼 Fintech研究所長

⁠https://twitter.com/sutebuu⁠

Sandy Kimura

Money Forward USA, President

⁠https://twitter.com/rakeemrakeem⁠

小林 豪

Public Affairs室

⁠https://twitter.com/GOU_0013

Apr 07, 202351:16
ものづくりをする人の価値観や個性について(前編)【デザイントーク】

ものづくりをする人の価値観や個性について(前編)【デザイントーク】

マネーフォワードの中の人がゆるくお話しするPodcast『mffm』。

『デザイントーク』では、『⁠デザインで世界を前へ進める⁠』デザイナーのお仕事を紹介します。


今回のテーマは『ものづくりをする人の価値観や個性について』前半と後半で議論します。

前半は偏愛マップを活用したチーミングについてお話します。


# 話し手

・Satoru Kawahara ビジネスカンパニー デザインリード

⁠https://note.com/satoru_kawahara/⁠

・石沢 舞 ビジネスカンパニー デザイナー

https://note.com/mais

・イノツメ デザイン戦略室 デザインプログラムマネージャー

⁠https://twitter.com/inotashikeshike

Apr 06, 202318:25
#29 インドネシアはVisa / Mastarcardの利用を段階的に廃止へ ~ 進化を遂げる同国のFintech事情を訊く ~ WorldFintechNews 3月

#29 インドネシアはVisa / Mastarcardの利用を段階的に廃止へ ~ 進化を遂げる同国のFintech事情を訊く ~ WorldFintechNews 3月

# タイムスタンプ

(0:00) Intro:瀧さんのインドネシア談

(3:38) クレカのネットワークをVisa/Mastarcardから国営のものに移行へ

(13:56) インドネシア政府のFintech政策

(22:04) インドネシアの決済事情

(31:08) インドネシアの著名Fintechサービス

# 今回取り上げたトピックと参考資料

・インドネシアのFintech事情 ~ 民間と政府で進む決済インフラの整備とFintech企業の隆盛

先週、インドネシアは国内の銀行に対し、今後発行するクレジットカードの決済ネットワークを政府のものに移行し、Visa/Mastarcardを段階的に廃止するよう指示しました。これは強制のものではないものの、これまでV/MAに独占されていた決済インフラの国内回帰という大きなテーマを持った動きです。

このように、インドネシアは政府や中央銀行が旗印となり、金融インフラが整備されてきました。2019年には「Indonesia Payment System 2025」と称して、2025年のFintech環境について、大きなプロジェクトを立ち上げています。

もちろん、民間でも数多くのFintech企業が活躍しています。スーパーアプリのGojekのGoPayや、インドネシアの財閥が開発し、シンガポールのスーパーアプリGrabが買収したOvoといったEウォレット、また、インドネシアの複雑な決済環境をまとめあげたXenditなど、有望な企業が登場しています。アメリカでは下火になりつつあるBNPLでも、AkulakuやKuredivoといった企業がこの市況の中で大きなファイナンスを行なっています。

欧米を取り上げることの多いこの番組ですが、インドネシアもそれらに負けず劣らず、Fintechがどんどん普及していることが分かる回になりました。

Indonesia Payment System 2025

FIS/Worldpayの「World Payment Report」

# 話し手

瀧 俊雄

執行役員 CoPA(Chief of Public Affairs) 兼 Fintech研究所長

⁠⁠https://twitter.com/sutebuu⁠⁠

田中春利

Mekari, Corporate Strategy & Development, VP (MFから出向)

⁠https://twitter.com/TanakaHarutoshi

小林 豪

Public Affairs室

⁠⁠https://twitter.com/GOU_0013

Mar 30, 202345:28
横断マーケ本部LPO部を紹介します【デザイントーク】

横断マーケ本部LPO部を紹介します【デザイントーク】

マネーフォワードの中の人がゆるくお話しするPodcast『mffm』。

『デザイントーク』では、『⁠デザインで世界を前へ進める⁠』デザイナーのお仕事を紹介します。

今回は『横断マーケ本部LPO部』をご紹介します。

稲毛さんとメイさんのお二人よりチームの役割、デザイナーの役割、仕事の楽しさについてお話していただきました。


# 話し手

・いなげ

ビジネスカンパニー ディレクター・部長

https://twitter.com/17_makoto

・めい

ビジネスカンパニー UIデザイナー

https://note.com/memesenzo/

・イノツメ

デザイン戦略室 デザインプログラムマネージャー

⁠https://twitter.com/inotashikeshike

Mar 28, 202309:55