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今、知りたい“公共訴訟”を専門家にいろいろ聞いて、一緒に考えてみませんか? 法律に詳しくない人でも気軽に聞けて、楽しく学べる Podcast!
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#38(統)「共働き妻を亡くした夫にも遺族年金を」訴訟

CALL4 PodcastMay 07, 2024

00:00
30:48
#38(統)「共働き妻を亡くした夫にも遺族年金を」訴訟

#38(統)「共働き妻を亡くした夫にも遺族年金を」訴訟

この訴訟は、男性が稼ぎ主であるという前提のもと、労働災害で家族を失った遺族に対し、性別を理由に大きな格差をつけている労災遺族年金制度の違憲性を問う訴訟です。男性配偶者に年齢要件を課す差別的な制度の背景には何があるのか、この制度を是正することは、家族のあり方が多様化する一方で男女の格差が残存する社会においてどのような意義を持つのか。制度の問題点と訴訟の意義について中西翔太郎弁護士にお伺いしました。

※【前編】【後編】を統合した版で、同内容です。


【ケースページはこちら】
https://www.call4.jp/info.php?type=items&id=I0000129


【目次】
0:00〜 オープニング
1:17〜 訴訟の概要と労災遺族年金制度の問題点
10:17〜 性別を理由とする差別
13:34〜 母子家庭の貧困問題や男女の賃金格差問題と現状の受給要件
16:27〜 前半エンディング
18:06〜 後半オープニング
19:18〜 訴訟の概要振り返り
20:15〜 過去の判例と今回展開する主張
24:45〜 子どもへの影響について
27:27〜 訴訟の公共的意義について
29:31〜 後半エンディング


【アンケートはこちら】
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfFmpv4qGk-QlENfvNJOksgsQczXGqPy1HERUOmtbih65mywg/viewform


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【関連条文】

労働者災害補償保険法

第十六条の二 遺族補償年金を受けることができる遺族は、労働者の配偶者、子、父母、孫、祖父母及び兄弟姉妹であつて、労働者の死亡の当時その収入によつて生計を維持していたものとする。ただし、妻(婚姻の届出をしていないが、事実上婚姻関係と同様の事情にあつた者を含む。以下同じ。)以外の者にあつては、労働者の死亡の当時次の各号に掲げる要件に該当した場合に限るものとする。
 夫(婚姻の届出をしていないが、事実上婚姻関係と同様の事情にあつた者を含む。以下同じ。)、父母又は祖父母については、六十歳以上であること。
 子又は孫については、十八歳に達する日以後の最初の三月三十一日までの間にあること。
 兄弟姉妹については、十八歳に達する日以後の最初の三月三十一日までの間にあること又は六十歳以上であること。
 前三号の要件に該当しない夫、子、父母、孫、祖父母又は兄弟姉妹については、厚生労働省令で定める障害の状態にあること。

同法附則

第四十三条 附則第四十五条の規定に基づき遺族補償年金を受けることができる遺族の範囲が改定されるまでの間、労働者の夫(婚姻の届出をしていないが、事実上婚姻関係と同様の事情にあつた者を含む。以下次項において同じ。)、父母、祖父母及び兄弟姉妹であつて、労働者の死亡の当時、その収入によつて生計を維持し、かつ、五十五歳以上六十歳未満であつたもの(括弧書略)は、同法第十六条の二第一項の規定にかかわらず、同法の規定による遺族補償年金を受けることができる遺族とする。

第四十五条 労働者の業務災害に対する年金による補償に関しては、労働者災害補償保険制度と厚生年金保険その他の社会保険の制度との関係を考慮して引き続き検討が加えられ、その結果に基づき、すみやかに、別に法律をもつて処理されるべきものとする。

May 07, 202430:48
#38-2 「共働き妻を亡くした夫にも遺族年金を」訴訟 【後編】

#38-2 「共働き妻を亡くした夫にも遺族年金を」訴訟 【後編】

この訴訟は、労働災害で配偶者を失った夫は、妻の死亡時に55歳に達していなければ遺族年金を受給できないとする現行の労災遺族年金制度の違憲性を問う訴訟です。引き続き中西翔太郎弁護士と一緒に、この制度の問題点を多角的に捉えていきます。


【ケースページはこちら】
https://www.call4.jp/info.php?type=items&id=I0000129


【目次】
0:00〜 オープニング
1:24〜 訴訟の概要振り返り
2:21〜 過去の判例と今回展開する主張
6:50〜 子どもへの影響
9:34〜 訴訟の公共的意義
11:37〜 エンディング


【アンケートはこちら】
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfFmpv4qGk-QlENfvNJOksgsQczXGqPy1HERUOmtbih65mywg/viewform


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【関連条文】

労働者災害補償保険法

第十六条の二 遺族補償年金を受けることができる遺族は、労働者の配偶者、子、父母、孫、祖父母及び兄弟姉妹であつて、労働者の死亡の当時その収入によつて生計を維持していたものとする。ただし、妻(婚姻の届出をしていないが、事実上婚姻関係と同様の事情にあつた者を含む。以下同じ。)以外の者にあつては、労働者の死亡の当時次の各号に掲げる要件に該当した場合に限るものとする。
 夫(婚姻の届出をしていないが、事実上婚姻関係と同様の事情にあつた者を含む。以下同じ。)、父母又は祖父母については、六十歳以上であること。
 子又は孫については、十八歳に達する日以後の最初の三月三十一日までの間にあること。
 兄弟姉妹については、十八歳に達する日以後の最初の三月三十一日までの間にあること又は六十歳以上であること。
 前三号の要件に該当しない夫、子、父母、孫、祖父母又は兄弟姉妹については、厚生労働省令で定める障害の状態にあること。


同法附則

第四十三条 附則第四十五条の規定に基づき遺族補償年金を受けることができる遺族の範囲が改定されるまでの間、労働者の夫(婚姻の届出をしていないが、事実上婚姻関係と同様の事情にあつた者を含む。以下次項において同じ。)、父母、祖父母及び兄弟姉妹であつて、労働者の死亡の当時、その収入によつて生計を維持し、かつ、五十五歳以上六十歳未満であつたもの(括弧書略)は、同法第十六条の二第一項の規定にかかわらず、同法の規定による遺族補償年金を受けることができる遺族とする。

第四十五条 労働者の業務災害に対する年金による補償に関しては、労働者災害補償保険制度と厚生年金保険その他の社会保険の制度との関係を考慮して引き続き検討が加えられ、その結果に基づき、すみやかに、別に法律をもつて処理されるべきものとする。

May 07, 202412:54
#38-1 「共働き妻を亡くした夫にも遺族年金を」訴訟 【前編】

#38-1 「共働き妻を亡くした夫にも遺族年金を」訴訟 【前編】

この訴訟は、男性が稼ぎ主であるという前提のもと、性別を理由に労働災害で家族を失った遺族に対し大きな格差をつけている労災遺族年金制度の違憲性を問う訴訟です。男性配偶者に年齢要件を課す差別的な制度であると同時に、その背景には女性の労働力の軽視があると中西翔太郎弁護士は指摘されます。前半では夫と妻で異なる受給要件等、制度の問題点を理解する上での基礎知識について確認していきます。


【ケースページはこちら】
https://www.call4.jp/info.php?type=items&id=I0000129


【目次】
0:00〜 オープニング
1:17〜 訴訟の概要と労災遺族年金制度の問題点
10:17〜 性別を理由とする差別
13:34〜 母子家庭の貧困問題や男女の賃金格差問題と現状の受給要件
16:27〜 エンディング


【アンケートはこちら】
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【関連条文】
労働者災害補償保険法

第十六条の二 遺族補償年金を受けることができる遺族は、労働者の配偶者、子、父母、孫、祖父母及び兄弟姉妹であつて、労働者の死亡の当時その収入によつて生計を維持していたものとする。ただし、妻(婚姻の届出をしていないが、事実上婚姻関係と同様の事情にあつた者を含む。以下同じ。)以外の者にあつては、労働者の死亡の当時次の各号に掲げる要件に該当した場合に限るものとする。
 夫(婚姻の届出をしていないが、事実上婚姻関係と同様の事情にあつた者を含む。以下同じ。)、父母又は祖父母については、六十歳以上であること。
 子又は孫については、十八歳に達する日以後の最初の三月三十一日までの間にあること。
 兄弟姉妹については、十八歳に達する日以後の最初の三月三十一日までの間にあること又は六十歳以上であること。
 前三号の要件に該当しない夫、子、父母、孫、祖父母又は兄弟姉妹については、厚生労働省令で定める障害の状態にあること。

同法附則

第四十三条 附則第四十五条の規定に基づき遺族補償年金を受けることができる遺族の範囲が改定されるまでの間、労働者の夫(婚姻の届出をしていないが、事実上婚姻関係と同様の事情にあつた者を含む。以下次項において同じ。)、父母、祖父母及び兄弟姉妹であつて、労働者の死亡の当時、その収入によつて生計を維持し、かつ、五十五歳以上六十歳未満であつたもの(括弧書略)は、同法第十六条の二第一項の規定にかかわらず、同法の規定による遺族補償年金を受けることができる遺族とする。

第四十五条 労働者の業務災害に対する年金による補償に関しては、労働者災害補償保険制度と厚生年金保険その他の社会保険の制度との関係を考慮して引き続き検討が加えられ、その結果に基づき、すみやかに、別に法律をもつて処理されるべきものとする。

May 07, 202419:23
#37 CALL4メンバーに聞く!vol.1

#37 CALL4メンバーに聞く!vol.1

【新企画!】今回から始まりました「CALL4メンバーに聞く!」シリーズでは、CALL4で活動しているメンバーについてお届けします。ゲストには戸田善恭弁護士をお招きし、メンバーになったきっかけや現在の活動、これからの意気込みなど幅広い話題についてお聞きしました。

どんな方が公共訴訟の担い手として活動しているのか、皆さんにお伝えしますので、最後まで聞いていただけると幸いです。


【目次】

0:00〜オープニング

1:03〜CALL4での具体的な活動

1:53〜メンバーになるまでの経緯

13:05〜活動の中で印象的だったこと

15:09〜これからの意気込み

16:35〜エンディング


【アンケートはこちら!📝】

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May 02, 202417:49
#36 人種差別的な職務質問をやめさせよう!訴訟

#36 人種差別的な職務質問をやめさせよう!訴訟

警察が人種・皮膚の色・ルーツなどを理由に職務質問を行うレイシャルプロファイリング。このことの違憲性・違法性を問う訴訟が2024年1月29日、東京地方裁判所に提訴されました。

レイシャルプロファイリングの概要、原告らが受けた職務質問の実態、訴訟の争点などを弁護団のお一人である宮下萌弁護士に伺いました。


【ケースページはこちら!】

https://www.call4.jp/info.php?type=items&id=I0000128


【目次】

0:00〜オープニング

1:20〜レイシャルプロファイリングの概要

7:11〜原告が受けた職務質問の実態、レイシャルプロファイリングの違憲性・違法性

23:53〜エンディング



【アンケートはこちら!📝】

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[関連条文]


警察官職務執行法2条1項


「警察官は、異常な挙動その他周囲の事情から合理的に判断して何らかの犯罪を犯し、若しくは犯そうとしていると疑うに足りる相当な理由のある者又は既に行われた犯罪について、若しくは犯罪が行われようとしていることについて知つていると認められる者を停止させて質問することができる」


Feb 19, 202425:26
#35 ふりかえり公共訴訟(2023年4月〜11月)

#35 ふりかえり公共訴訟(2023年4月〜11月)

【ふりかえり公共訴訟】
公共訴訟トピックについて、CALL4メンバーが掘り下げたり、脱線したり、ゆるりと振り返ります。このPodcastを聞いてあなたも「公共訴訟ウォッチャー」に。
【今回のトピック】 今回は、2023年4月から11月までのトピックを振り返ります。新年度を迎える前に、重要な判決をふりかえりましょう。

・クルド難民収容者暴行被害国賠訴訟
・結婚の自由をすべての人に訴訟
・優生保護法に奪われた人生を取り戻す裁判
・「琉球人のご先祖の遺骨返還を」訴訟
・「セックスワークにも給付金を」訴訟
・オペなしで!戸籍上も「俺」になりたい裁判
・日米同性カップル在留資格訴訟
・『宮本から君へ』助成金不交付決定取消訴訟
Feb 09, 202441:60
#34 「琉球人のご先祖の遺骨返還を」訴訟

#34 「琉球人のご先祖の遺骨返還を」訴訟

原告の「ニライ・カナイぬ会」の皆さんは、沖縄県教育委員会教育長に対し、「沖縄人骨の確認・移管検収書」のマスキングされた部分の開示を求めて訴訟を提起しました。マスキングされた部分には、頭蓋骨標示に関する情報、すなわち盗掘された遺骨の頭蓋骨に直接書き込まれていた記載から分かる、遺骨が元々あった場所に関する情報が含まれていました。

2023年9月28日、那覇地方裁判所は、沖縄県教育委員会教育長がした不開示決定が沖縄県情報公開条例に反して違法と判断し、その後判決が確定しました。

今回のPodcastでは、この訴訟の代理人である三宅千晶さんをゲストにお迎えして、判決の内容を伺うともに、国際的な遺骨返還を進める潮流や、この判決が遺骨返還運動に与える影響についても伺いました。

【ケースページはこちら】

https://www.call4.jp/info.php?type=items&id=I0000076#case_tab

【ストーリー記事:「100年前にお墓から盗まれた遺骨は誰のもの?」】

https://www.call4.jp/story/?p=1850

【目次】

0:00~:オープニング

1:45~:原告のご紹介、訴訟に至るまでの経緯

5:15~:開示を求めていた文書の内容と不開示決定の違法性

18:25~:この判決が遺骨返還運動に与える影響、国際的な遺骨返還の潮流

25:35~:エンディング

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Jan 15, 202426:45
#33「会計年度任用職員にも労働基本権を!」訴訟

#33「会計年度任用職員にも労働基本権を!」訴訟

地方公務員法が改正され、2020年に会計年度任用職員制度が発足しました。非常勤公務員の労働条件の改善を目指して創設された制度であるものの、実際には非常勤公務員から労働基本権を奪い、さらに不安定な地位に追い込む結果となっています。今回はこれらの問題に取り組む、会計年度任用職員にも労働基本権を!訴訟」の代理人である山本志津弁護士にお話を伺いました。訴訟の概要をはじめ、地方公務員法が改正に至った背景や非正規公務員の労働環境など、多くの内容について解説してもらいました。【ケースページはこちら】 https://www.call4.jp/info.php?type=items&id=I0000116【目次】00:00~:オープニング 01:36~:地方公務員法とは 06:05~:会計年度任用職員制度 10:50~:訴訟に至る経緯 12:41~:労働基本権について 15:32~:憲法上の権利への制約 18:35~:非正規公務員の労働環境 20:26~:訴訟の公共的意義 22:40~:エンディング


Jan 11, 202424:05
#32 “コロナ感染者立ち寄りで店名公表は違法!”訴訟

#32 “コロナ感染者立ち寄りで店名公表は違法!”訴訟

地元に愛される徳島ラーメン店『王王軒』。クラスターなし、店員も全員陰性、それにも関わらず新型コロナ感染者が立ち寄っただけで知事に店名を公表され、深刻な風評被害にあいました。コロナ禍における飲食店に対する過度な規制は、本当に必要性や合理性があったのでしょうか。 今回は、担当弁護士の辰巳さんと富本さんに最高裁に上告をしている本事案の解説をいただくとともに、苦境に立たされ、全国の飲食店の思いを背負って闘う原告、王王軒店長の近藤さんの思いをお聞きしました。 【ケースページはこちら!】 https://www.call4.jp/info.php?type=items&id=I0000119 【王王軒のホームページはこちら!】 https://wanwanken.com/ 【目次】 01:13 訴訟概要 02:45感染症法16条について 03:45訴訟の経過について 06:08上告審について 10:47 上告審における問題点 14:14 争点 16:01 コロナ禍での情報公開について 20:28 店長の思い
Dec 26, 202325:15
#31 立候補年齢引き下げ訴訟【原告編】

#31 立候補年齢引き下げ訴訟【原告編】

選挙の立候補年齢引下げ訴訟について原告の中村涼香さん、久保遼さんにお話を聞きました。 原告の6名はそれぞれの領域で課題意識を持って活動されてきた方たちです。反戦、気候変動、政治参加、ジェンダーなどイシューを超えて連帯して動いているのもこのプロジェクトの魅力です。「私たちの代表だ」と思える人に託したい、政治の場にも多様性があれば政治のあり方ももっと変わっていくのではないか、と希望が湧いてくるようなお話でした。 U30の方は立候補年齢引き下げ隊にもぜひご参加ください! ★弁護団に論点などを聞いたPodcast基礎編 Spotify: https://open.spotify.com/episode/5FLLIvEZNZouCsGZ8crPtG?si=74326edec59a42d4 Apple Podcast: https://podcasts.apple.com/jp/podcast/call4-podcast/id1631705171?i=1000620418677 【ケースページ】 ⁠https://www.call4.jp/info.php?type=items&id=I0000117⁠ 【立候補年齢を引き下げるためのプロジェクト】 https://www.instagram.com/hikisage.jp/ ※立候補年齢引き下げ隊の情報もこちらからから ★CALL4マンスリーサポーター募集中★ https://www.call4.jp/other.php?key=donation
Dec 17, 202325:51
#30 刑務所医療過誤事件 (原告の思い編)

#30 刑務所医療過誤事件 (原告の思い編)

#18で取り上げた刑務所医療過誤訴訟の続編として、原告のお二人と弁護士の高遠さんにお話を伺いました。 #18で訴訟の概要をチェックした後にこちらを聞かれることをおすすめします! 今回は特に、Aさんが刑務所の医療体制に感じていた違和感、病状の変化、また原告のお二人がどのようにAさんを見守られていたのか、についてお聞きしました。 受刑者にも家族・友人・恋人という大切な人がいて、本人もそして周囲の人も、罪をきちんと償って社会に戻ってくることを願っている、そのことを感じてもらえる回になったと思います。今回取り上げきれなかった婚約者さまからのコメントが以下から読めますので、ぜひ読んでみてください! 【婚約者さまのコメント】 https://docs.google.com/document/d/13uS-15Zu4Dsy2pQykDlnxmghh4_WIJWtiWjcYKvXR9A/edit 【ケースページはこちら!】 https://www.call4.jp/info.php?type=items&id=I0000114 【アンケートはこちら!】 https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfFmpv4qGk-QlENfvNJOksgsQczXGqPy1HERUOmtbih65mywg/viewform 【目次⌛️】 01:27 訴訟の進捗について 02:25 現在の心境 3:16 Aさんの感じていた違和感 10:15 刑の執行停止について 13:56リスナーへのメッセージ
Nov 22, 202319:37
#29『宮本から君へ』助成金不交付決定取消訴訟(後編)

#29『宮本から君へ』助成金不交付決定取消訴訟(後編)

後編では、弁護団の平裕介先生から、最高裁での口頭弁論期日の裏話、訴訟への思いなどをお伺いしました。 最高裁での弁論期日に起こった想定外の事態とは、、? 聴きどころ満載の後編も、ぜひお聴き逃しなく。 11月17日に判決が出るこの訴訟について、事前に学んで、判決への理解を深めましょう。 【ケースページはこちら】 https://www.call4.jp/info.php?type=items&id=I0000095
Nov 14, 202328:12
#28 『宮本から君へ』助成金不交付決定取消訴訟【前編】

#28 『宮本から君へ』助成金不交付決定取消訴訟【前編】

今回は、『宮本から君へ』助成金不交付決定取消訴訟について、弁護団の平裕介先生にお話をお伺いしました。 今年10月13日に最高裁での口頭弁論が開かれ、11月17日に判決が出るこの訴訟について、事前に学んで、判決への理解を深めましょう。 【ケースページはこちら】 https://www.call4.jp/info.php?type=items&id=I0000095
Nov 09, 202327:47
#27 優生保護法に奪われた人生を取り戻す裁判[後編]

#27 優生保護法に奪われた人生を取り戻す裁判[後編]

前回のPodcastでは、全国優生保護法被害弁護団共同代表の新里宏二弁護士に、前編として、訴訟の概要・優生保護法に関するこれまでの経緯・判決の内容や結論が分かれる理由について伺いました。今回は、後編として、各判決の判断が分かれる原因になっている民法724条後段の解釈や適用について過去の裁判例を紹介してもらいながら深掘りし、今後の裁判の展望についても伺いました。仙台高裁に係属している訴訟は、裁判長が異例の心証開示を行なったことで注目されました。この訴訟は10月25日(水)に判決が言い渡されます。是非このPodcastを聴いて判決でチェックすべきポイントを確認しましょう!


【ケースページはこちら】

https://www.call4.jp/info.php?type=items&id=I0000086

【オンライン署名 】

優生保護法裁判に正義・公平の理念にもとづく最高裁判決を
https://t.co/VTOGVVmxGK

【Podcastアンケートはこちら 】

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【目次 】

0:00~ オープニング

1:24~ 除斥期間と消滅時効

3:48~ 過去の民法724条後段に関する最高裁判例の検討

9:45~ この訴訟で民法724条後段を適用することは「著しく正義公平の理念に反するか」

12:02~仙台高裁に係属している訴訟で裁判長がした心証開示について

15:16~ そもそも、民法724条後段を適用する必要はあるか

18:37~ 国が負うべき責任は何か、今社会で考えるべきことは何か

21:57~ エンディング


【関連資料 】

・民法724条(改正前)

「不法行為による損害賠償の請求権は、被害者又はその法定代理人が損害及び加害者を知った時から三年間行使しないときは、時効によって消滅する。不法行為の時から二十年を経過したときも、同様とする。」

最判平成元年12月21日民集第43巻12号2209頁

「 民法七二四条後段の規定は、不法行為による損害賠償請求権の除斥期間を定めたものである。」

最判平成10年6月12日民集第52巻4号1087頁

「不法行為の被害者が不法行為の時から二〇年を経過する前六箇月内において右不法行為を原因として心神喪失の常況にあるのに法定代理人を有しなかった場合において、その後当該被害者が禁治産宣告を受け、後見人に就職した者がその時から六箇月内に右不法行為による損害賠償請求権を行使したなど特段の事情があるときは、民法一五八条の法意に照らし、同法七二四条後段の効果は生じない。」

・ 平成21年4月28日民集第63巻4号853頁

「被害者を殺害した加害者が被害者の相続人において被害者の死亡の事実を知り得ない状況を殊更に作出し,そのために相続人はその事実を知ることができず,相続人が確定しないまま上記殺害の時から20年が経過した場合において,その後相続人が確定した時から6か月内に相続人が上記殺害に係る不法行為に基づく損害賠償請求権を行使したなど特段の事情があるときは,民法160条の法意に照らし,同法724条後段の効果は生じない。」

Oct 23, 202324:30
#26 優生保護法に奪われた人生を取り戻す裁判【前編】

#26 優生保護法に奪われた人生を取り戻す裁判【前編】

日本に約25年前まであった優生保護法により、国から「子供を産んではいけない」と言われ、本人の同意なく強制的に不妊手術を受けた人たちがいます。「不良な存在」として尊厳を傷つけられた被害者たちが、国に対して謝罪と補償・差別の是正を求めて、全国12の地裁支部に訴訟を提起しました。裁判は今も続いており、各地で判決が相次いでいますが、判断の内容や結論が分かれています。 今回は概要編として、訴訟の概要、優生保護法に関するこれまでの経緯、判決の内容や判断が分かれる理由について、全国優生保護法被害弁護団共同代表の新里宏二弁護士にお話を伺いました。 【ケースページはこちら】 https://www.call4.jp/info.php?type=items&id=I0000086 【Podcastアンケートはこちら】 https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfFmpv4qGk-QlENfvNJOksgsQczXGqPy1HERUOmtbih65mywg/viewform 【目次】 00:00 オープニング 01:41 訴訟の概要 04:17 優生保護法の立法の経緯 08:14 新里弁護士の訴訟に対する思い 11:50 憲法上の問題点について 15:35 判断が分かれる理由 17:13 エンディング 【用語】 ・優生保護法 「優生上の見地から不良な子孫の出生を防止するとともに、母性の生命健康を保護すること」を目的に、1948年に制定された日本の法律です。1996年までの48年もの間、日本では遺伝性の障害や病気、知的や精神障害があるとされた人について、本人の同意がなくとも強制不妊手術を行うことができました。 ・国家賠償法1条1項 国の不法行為により損害を受けた場合に、国はその損害を賠償する責任を負うことが規定されています。 ・除斥期間 ある一定の権利について、その権利を行使しない場合の権利存続期間。不法行為に基づく損害賠償請求権の場合、不法行為の時から20年を経過したときに消滅する。2020年4月の民法改正で経過期間の更新や停止も可能となったが、施行前に20年を過ぎた問題には適用されないとされています。
Oct 16, 202318:33
#25 ふりかえり公共訴訟(2023年1月〜3月)後編

#25 ふりかえり公共訴訟(2023年1月〜3月)後編

【ふりかえり公共訴訟】
公共訴訟トピックについて、CALL4メンバーが掘り下げたり、脱線したり、ゆるりと振り返ります。このPodcastを聞いてあなたも「公共訴訟ウォッチャー」に。
【今回のトピック】
今回は、2023年1月から3月までのトピックを振り返ります。
(前編)
・湯河原町議会不当懲罰訴訟判決
・埼玉超勤訴訟上告不受理
・袴田事件再審開始決定・特別抗告断念
(後編)
・アルジュンさん事件判決
・リンさん事件最高裁判決
Aug 21, 202318:48
#24 立候補年齢引き下げ訴訟【基礎編】

#24 立候補年齢引き下げ訴訟【基礎編】

今回は、選挙の立候補年齢引下げ訴訟について、弁護団の亀石倫子弁護士と西愛礼弁護士にお話を聞きました。

日本では、衆議院議員・地方議会議員・市区町村長は25歳以上、参議院議員・都道府県知事は30歳以上でないと立候補できないことになっています。若者の声が政治に届きづらいこの仕組みも司法の力で変えられるかもしれません。

弁護士のお二人にはこの訴訟の概要とともに、訴訟によって社会を変えること、この訴訟への想いを語っていただきました。「ルールなんだから仕方ないんじゃないの?」という疑問を持った方にもぜひ聞いていただきたい内容です。


【ケースページはこちら】

https://www.call4.jp/info.php?type=items&id=I0000117

【アンケートはこちら】

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfFmpv4qGk-QlENfvNJOksgsQczXGqPy1HERUOmtbih65mywg/viewform


[関連条文]
公職選挙法10条1項
(被選挙権)
第十条 日本国民は、左の各号の区分に従い、それぞれ当該議員又は長の被選挙権を有する。
一 衆議院議員については年齢満二十五年以上の者
二 参議院議員については年齢満三十年以上の者
三 都道府県の議会の議員についてはその選挙権を有する者で年齢満二十五年以上のもの
四 都道府県知事については年齢満三十年以上の者
五 市町村の議会の議員についてはその選挙権を有する者で年齢満二十五年以上のもの
六 市町村長については年齢満二十五年以上の者


憲法15条3項

第十五条 

一 公務員を選定し、及びこれを罷免することは、国民固有の権利である。 二 すべて公務員は、全体の奉仕者であつて、一部の奉仕者ではない。 三 公務員の選挙については、成年者による普通選挙を保障する。 四 すべて選挙における投票の秘密は、これを侵してはならない。選挙人は、その選択に関し公的にも私的にも責任を問はれない。

Jul 10, 202323:08
#23 ふりかえり公共訴訟(2023年1月〜3月)前編

#23 ふりかえり公共訴訟(2023年1月〜3月)前編

【ふりかえり公共訴訟】
公共訴訟トピックについて、CALL4メンバーが掘り下げたり、脱線したり、ゆるりと振り返ります。このPodcastを聞いてあなたも「公共訴訟ウォッチャー」に。
【今回のトピック】 今回は、2023年1月から3月までのトピックを振り返ります。
(前編)
・湯河原町議会不当懲罰訴訟判決
・埼玉超勤訴訟上告不受理
・袴田事件再審開始決定・特別抗告断念
(後編)
・アルジュンさん事件判決
・リンさん事件最高裁判決
Jun 20, 202322:35
#22 ジャーナリストに渡航の自由を!訴訟 【傍聴ツアー編】

#22 ジャーナリストに渡航の自由を!訴訟 【傍聴ツアー編】

2023年6月20日、CALL4は、「ジャーナリストに渡航の自由を!訴訟」の当事者尋問を傍聴する「はじめての裁判傍聴ツアーvol.6」を実施します。

ジャーナリストの安田純平さんは、家族と海外旅行に行くために、パスポート(一般旅券)の発券を国(外務大臣)に対して申請したところ、発券を拒否されました。これを受けて、旅券発行拒否処分の取消しと一般旅券の発給の義務づけを求める訴訟を提起しています。

今回のPodcastでは、この訴訟の担当弁護士である韓泰英弁護士・土田元哉弁護士に、訴訟の概要や争点、旅券法13条1項1号の問題点などをお聞きし、日本国外に移動する自由(海外渡航の自由)の重要性を語っていただきました。後半では、傍聴ツアーの案内を行っています。


【ケースページはこちら📘】

https://www.call4.jp/info.php?type=items&id=I0000060

【傍聴ツアーの詳細、申込はこちら】

https://call4courthearingtour6.peatix.com/

【アンケートはこちら】

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfFmpv4qGk-QlENfvNJOksgsQczXGqPy1HERUOmtbih65mywg/viewform

【目次⏳】

01:17~出演者による自己紹介

02:14~訴訟の概要・原告の安田さんはどんな人?

08:06~海外渡航の自由とその重要性

12:50~訴訟での主張について、旅券法13条1項1号の問題点

18:28~裁判の進行状況、傍聴ツアーの見どころ

22:15~エンディング、傍聴ツアーの案内




【関連条文】

・旅券法13条1項1号

外務大臣又は領事官は、一般旅券の発給又は渡航先の追加を受けようとする者が次の各号のいずれかに該当する場合には、一般旅券の発給又は渡航先の追加をしないことができる。

一 渡航先に施行されている法規によりその国に入ることを認められない者

・憲法22条

何人も、公共の福祉に反しない限り、居住、移転及び職業選択の自由を有する。

②何人も、外国に移住し、又は国籍を離脱する自由を侵されない。


Jun 16, 202323:30
#21 「人間を育てる教員に、人間らしい働き方を」訴訟【上告棄却決定を受けて】
May 29, 202327:50
#20 新宿留置場事件 〜警察官による被収容者への違法な戒具拘束や侮辱行為を許さない〜

#20 新宿留置場事件 〜警察官による被収容者への違法な戒具拘束や侮辱行為を許さない〜

今回は、新宿留置場において被収容者への戒具拘束や侮辱行為が行われた事件について、弁護団の小竹広子弁護士にお話を聞きました。 「留置施設って犯罪を犯した人が入るところじゃないの?」「自分は犯罪を犯さないから関係ない」と、どこか遠いものに感じるかもしれません。 しかし、無実の罪で逮捕されてしまうということは、誰の身にも起こりうることですし、犯罪を犯した人であっても、その処罰に向けて適正な手続きが取られることは、日本の人権保障のレベルを担保するものであると言えます。 「留置施設ってどんな場所?」「被留置者にはどのような権利が認められるの?」といった疑問にお答えいただいているこのPodcastを通して、日本の刑事司法に対する理解を深めましょう! 【ケースページはこちら!】 https://www.call4.jp/info.php?type=items&id=I0000109 【アンケートはこちら!】 https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfFmpv4qGk-QlENfvNJOksgsQczXGqPy1HERUOmtbih65mywg/viewform
May 08, 202325:05
#19 本人の意思を無視して日本国籍を一方的に剥奪する「国籍法11条1項は違憲」訴訟

#19 本人の意思を無視して日本国籍を一方的に剥奪する「国籍法11条1項は違憲」訴訟

今回は、昨年12月に訴訟提起され、現在福岡地裁に訴訟係属仲の、本人の意思を無視して日本国籍を一方的にはく奪する「国籍法11条1項は違憲」訴訟について、弁護団の仲晃生先生にお話を聞きました。
国籍法11条1項ってそもそもどんな法律なの、国際的にみてどういう位置づけなのといったことをはじめ、国籍法11条1項により、日本国籍を奪われてしまうことで、さまざまな困難に直面している人たちの状況について、興味深いお話がたくさん聞けました。
今回の訴訟は、国籍法11条1項とその運用が憲法に違反しているとして、パスポート不発給の無効、日本国籍の確認、11条1項に基づいて受けた不利益に対する国家賠償を求めて起こされたものです。
国籍とアイデンティティについてぜひみんなで考え、国際化が進んだ社会の中で、自分たちの意思を無視して日本国籍を一方的に奪われてしまうという状況が改善されるように、今後も注目していきましょう!
May 01, 202320:47
#18 刑務所医療過誤事件

#18 刑務所医療過誤事件

「刑務所に入らずして、その国を真に理解することはできない。国は、どのように上流階級の市民を扱うかではなく、どのように下流階級を扱うかで判断されるべきだ。」(ネルソン・マンデラ)

今回は、3月14日に訴訟提起された刑務所の医療過誤訴訟について、弁護団の高遠あゆ子さんにお話を聞きました!

あまり知られていない刑務所内の医療、その問題点、高遠さんがどうして受刑者の味方をするのかなど、興味深いお話がたくさん聞けました。

今回の訴訟は、受刑中に死亡した男性の母と婚約者が、刑事施設内で適切な診断・検査を受けられなかったことについて、国に国家賠償責任を問うものです。

冒頭に引用したように、受刑者の置かれている環境は、その国が市民の人権をどのように考えているかを反映しているものといえます。この訴訟をきっかけに、受刑者だから適切な医療が受けられなくて当然と言ってしまって本当にいいのか、みんなで考えましょう!

【ケースページはこちら!】

https://www.call4.jp/info.php?type=items&id=I0000114

【アンケートはこちら!】

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfFmpv4qGk-QlENfvNJOksgsQczXGqPy1HERUOmtbih65mywg/viewform

【目次⌛️】

01:17 訴訟の概要 

03:27 刑務所の医療とその問題点 

12:32 マンデラルールとは? 

16:01 なぜ受刑者の味方をするのか? 

20:58 リスナーへのメッセージ

【今回の訴訟に関連する法令📚】

・国家賠償法1条1項

・刑事収容施設及び被収容者等の処遇に関する法

 とくに56条、62条1項1号

・国連被拘禁者処遇最低基準規則(マンデラルール)

 とくに規則24


Mar 27, 202323:15
#17 日米同性カップル在留資格訴訟〜家族そろって日本で暮らすために〜

#17 日米同性カップル在留資格訴訟〜家族そろって日本で暮らすために〜

日米同性カップル在留資格訴訟〜家族そろって日本で暮らすために〜の控訴審が3月15日より東京高裁で始まります。この訴訟は、異性カップルであれば認められる安定した在留資格が、同性カップルには認められないことに対して、「定住者」の在留資格を認めること及び国家賠償を求める訴訟です。今回はこのケースの裁判傍聴ツアー企画に合わせて、弁護団の丸山由紀弁護士にお話を聞きました。 【ケースページはこちら】 https://www.call4.jp/info.php?type=items&id=I0000111 【傍聴ツアー詳細はこちら】 https://call4courthearing4.peatix.com 【アンケートはこちら】 https://forms.gle/m1vrPdPiSTpYqxpt9 【目次】 00:00〜:オープニング 01:55〜:訴訟の概要(在留資格とは/申請が認められなかった理由/生じている不利益) 08:54〜:訴訟の争点(平等原則違反/家族生活を形成し維持する権利) 14:30〜:訴訟経過(地裁判決について/控訴審に向けて) 19:32〜:公共性(公共的意義/訴訟に対する思い) 23:35〜:エンディング 【知っておきたい!関連用語】 〈在留資格〉 日本国籍を持たない人が日本に滞在するために必要な資格のこと。「出入国管理及び難民認定法(通称:入管法)」における法的な資格であり、目的に合わせた在留資格を取得することによって、許可された期間まで日本に滞在することができる。 〈憲法14条〉 法の下の平等について定めた条文。 14条1項「すべて国民は、法の下に平等であって、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において差別されない。」
Mar 07, 202325:44
#16 家事労働者にも労災認定を!訴訟【高裁スタート!事前レクチャー編】

#16 家事労働者にも労災認定を!訴訟【高裁スタート!事前レクチャー編】

家事労働者にも労災認定を!訴訟の控訴審が1月24日より東京高裁で始まります。家事労働者に労災が認められないのは不当だとして、不認定処分の取り消しを求めている訴訟です。今回はこのケースの裁判傍聴ツアー企画に合わせて、原告の方と代理人の指宿昭一弁護士にお話を聞きました。 【ケースページはこちら】 https://www.call4.jp/info.php?type=items&id=I0000112 【傍聴ツアー詳細・申込みページはこちら】 https://peatix.com/event/3463143/view?k=fe7e66363a3ec11bae85e0ce11001bba9c810fcb 【アンケートはこちら】 https://forms.gle/m1vrPdPiSTpYqxpt9 【目次】 00:00~:オープニング 01:25~:訴訟の概要 03:18~:「家事使用人」(労働基準法116条2項)の解説 06:47~:訴訟の争点、地裁判決の内容とその問題点、控訴審で予定している主張 13:42~:原告(ご遺族)のお話 17:28~:はじめての裁判傍聴ツアーのご案内、メッセージ 21:35~:エンディング 【知っておきたい関連条文】 ◆労働基準法  労働条件に関する最低条件を定めた法律。労働基準法116条2項は「この法律は、同居の親族のみを使用する事業及び家事使用人については、適用しない。」と定めている。旧労働省通達150号は、「個人家庭における家事を事業として請け負う者に雇われて、その指揮命令の下に当該家事を行う者は家事使用人に該当しない。」とする。詳細は「家事使用人」(労働基準法116条2項)の解説パートをお聴きください。 ◆労働者災害補償保険法(労災保険法)  国管掌の保険による労働災害の補償を定めた法律。「家事使用人」には労災保険法が適用されない(労災保険法12条の8第2項参照)。 ◆日本国憲法14条1項  「すべて国民は、法の下に平等であつて、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。」家事使用人という社会的身分(人が社会において占める継続的な地位)に基づく差別ではないか、また実態としては従事者の大半が女性であることから性別に基づく差別に当たらないかが問題になっている。 ◆日本国憲法27条2項  「賃金、就業時間、休息その他の勤労条件に関する基準は、法律でこれを定める。」家事使用人の場合は、労働基準法の適用が除外されているためにこうした基準が法律で定められていない状態になっている。
Jan 12, 202322:48
#15 ふりかえり公共訴訟(2022年11.12月・後編)

#15 ふりかえり公共訴訟(2022年11.12月・後編)

【新企画!】その月の公共訴訟トピックについて、CALL4メンバー3人(学生、修習生、弁護士)が掘り下げたり、脱線したり、ゆるりと振り返りる「ふりかえり公共訴訟」。2022年11.12月回の後編をお送りします。このPodcastを聞いてあなたも「公共訴訟ウォッチャー」に。 【今月のトピック】 (前編) ・訴訟資料公開について東京都からCALL4への物言い ・けじすべ訴訟(結婚の自由をすべての人に訴訟)東京地裁判決 (後編) ・性同一性障害特例法訴訟大法廷回付 ・リンさん事件最高裁弁論開始決定 ・LINE住民票請求訴訟東京地裁判決 【関連ページ】 ◯訴訟資料公開について東京都からCALL4への物言い ・CALL4の見解 https://www.call4.jp/info.php?type=news&id=N0000119 ・ケースページ https://www.call4.jp/info.php?type=items&id=I0000084 ◯けじすべ訴訟(結婚の自由をすべての人に訴訟)東京地裁判決 ・マリフォーのInstagram https://www.instagram.com/p/Clx9D8rPXqb/?igshid=YmMyMTA2M2Y= ・ケースページ https://www.call4.jp/info.php?id=I0000031&type=items ◯性同一性障害特例法訴訟大法廷回付 ◯リンさん事件最高裁弁論開始決定 ・ケースページ https://www.call4.jp/info.php?type=items&id=I0000083 ◯LINE住民票請求訴訟東京地裁判決 ・ケースページ https://www.call4.jp/info.php?type=items&id=I0000069 【Podcastアンケート】 https://docs.google.com/forms/d/1y4WoogcY39vPztrZoOkNt4_c2TPxptOCf135i41hCjo/edit
Dec 29, 202215:36
#14 ふりかえり公共訴訟(2022年11.12月・前編)

#14 ふりかえり公共訴訟(2022年11.12月・前編)

【新企画スタート!】「ふりかえり公共訴訟」では、その月の公共訴訟トピックについて、CALL4メンバー3人(学生、修習生、弁護士)が掘り下げたり、脱線したり、ゆるりと振り返ります。このPodcastを聞いてあなたも「公共訴訟ウォッチャー」に。 【今月のトピック】 (前編) ・訴訟資料公開について東京都からCALL4への物言い ・けじすべ訴訟(結婚の自由をすべての人に訴訟)東京地裁判決 (後編) ・性同一性障害特例法訴訟大法廷回付 ・リンさん事件最高裁弁論開始決定 ・LINE住民票請求訴訟東京地裁判決 【関連ページ】 ◯訴訟資料公開について東京都からCALL4への物言い ・CALL4の見解 https://www.call4.jp/info.php?type=news&id=N0000119 ・ケースページ https://www.call4.jp/info.php?type=items&id=I0000084 ◯けじすべ訴訟(結婚の自由をすべての人に訴訟)東京地裁判決 ・マリフォーのInstagram https://www.instagram.com/p/Clx9D8rPXqb/?igshid=YmMyMTA2M2Y= ・ケースページ https://www.call4.jp/info.php?id=I0000031&type=items ◯性同一性障害特例法訴訟大法廷回付 ◯リンさん事件最高裁弁論開始決定 ・ケースページ https://www.call4.jp/info.php?type=items&id=I0000083 ◯LINE住民票請求訴訟東京地裁判決 ・ケースページ https://www.call4.jp/info.php?type=items&id=I0000069 【Podcastアンケート】 https://docs.google.com/forms/d/1y4WoogcY39vPztrZoOkNt4_c2TPxptOCf135i41hCjo/edit
Dec 27, 202209:34
#13 裁判長の人事異動問題

#13 裁判長の人事異動問題

#13 裁判長の人事異動問題 国を訴えた裁判で裁判長だった人物が、突然、国側の弁護士のトップに!?ーージャーナリストの安田純平さんが国にパスポートの再発給を求めている東京地裁の『ジャーナリストに渡航の自由を!訴訟』の裁判長だった人物が、今年9月1日付けで、法務省の訟務(しょうむ)局長に異動となって波紋を呼びました。訟務局長とは、国側の代理人として訴訟活動をおこなう訟務検事を束ねる立場です。このような直接の異動は初めてのことで、「明らかにアンフェアだ」として原告側弁護団は求釈明を申し立て、さらに多くの弁護士が共同声明を出して問題提起をしています。 「本件が裁判に与える影響とは?」「そもそも人事交流はどうあるべきか?」……原告側弁護団長の岩井信弁護士に詳しく聞きました。 【ケースページはこちら】 https://www.call4.jp/info.php?type=items&id=I0000060 【実際の求釈明申立書はこちら】 https://www.call4.jp/file/pdf/202210/4f3c2a1e47b244269a5c09ee2b836de4.pdf 【Podcastアンケートはこちら】 https://forms.gle/m1vrPdPiSTpYqxpt9 【目次】 0 :00 オープニング 1 :50 今回の裁判長の人事異動の問題点 8 :42 『ジャーナリストに渡航の自由を!訴訟』とは? 11:30 共同声明と求釈明申立とその反応 17:28 裁判官の人事異動・交流について 23:54 エンディング 【知っておきたい!関連用語】 〈訟務局〉 国の利害に関係のある民事に関する争訟及び行政に関する争訟の処理に関する事務を行っている、法務省の内部部局。 〈求釈明申立〉 当事者がもう一方の当事者に質問の回答や証拠の提出を求めたい場合、裁判長から相手側に要請をしてもらうように求める行為。 〈判検(はんけん)交流〉 日本の裁判所と法務省、検察庁の間で一定の期間、裁判官が検察官に、検察官が裁判官になる人事交流制度。刑事分野の交流は2012年に廃止されたが、裁判官が訟務検事になる交流は今も残る。それに対して、日弁連などは、癒着や馴れ合いを招き公正を損ねるとして批判しています。
Dec 05, 202224:51
#12 結婚の自由をすべての人に訴訟

#12 結婚の自由をすべての人に訴訟

法律上の性別が同じ2人はなぜ日本では結婚ができないの?ーー11月30日、婚姻の平等を求めた「結婚の自由をすべての人に」訴訟の東京地裁判決(一次訴訟)が言い渡されます。札幌、東京、名古屋、大阪、福岡の各地で訴訟が提起されている本訴訟ですが、札幌の違憲判決、大阪の合憲判決に続く3つ目の判決となります。 「婚姻の自由の意義ってなんだろう?」「これまでの判決って結局どういう判断だったの?」……わかっているようでわかっていない婚姻の自由に関する訴訟について、北條友里恵弁護士からわかりやすく解説してもらいました! 【ケースページはこちら】 https://www.call4.jp/info.php?type=items&id=I0000031 【アンケートはこちら】 https://forms.gle/m1vrPdPiSTpYqxpt9 【目次】 0:00  オープニング〜本ケースの概要 1:44 婚姻の不平等はなぜ問題なのか 5:56 札幌と大阪の判決について (11:28) 「けじすべ訴訟」と呼ぶ理由 (13:17) 東京地裁判決への期待 (16:22) 視聴者へのメッセージ〜エンディング 【知っておきたい!関連用語】 〈けじすべ訴訟〉 「結婚の自由をすべての人に」訴訟の頭文字をとった呼び方。原告のなかには同性愛者以外の性的マイノリティ当事者も含まれており、婚姻の自由はすべての属性の人に保障されるべきものであることから、「同性婚訴訟」ではなく、けじすべ訴訟と呼んでいる。 〈憲法14条〉 法の下の平等について定めた条文。札幌地裁判決は、同姓愛者が婚姻の法的効果の一部すらの享受できていないことは、憲法14条に違反していると判示している。 1項「すべて国民は、法の下に平等であって、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。」 〈憲法24条〉 婚姻の自由について定めた条文。札幌地裁も大阪地裁も、異性愛者に限定した婚姻制度の在り方に対し、24条違反は認めていない。 1項「婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない。」 2項「配偶者の選択、財産権、相続、住居の選定、離婚並びに婚姻及び家族に関するその他の事項に関しては、法律は、個人の尊厳と両性の本質的平等に立脚して、制定されなければならない。」 〈付随的違憲審査制〉 日本においては、憲法問題それ自体のみを判断する裁判所や訴訟制度はなく、民事・刑事の個別具体的な事案に対する判断を示すために必要な範囲で憲法判断を行う。
Nov 28, 202218:26
#11「セックスワークにも給付金を」訴訟【高裁スタート!事前レクチャー編】

#11「セックスワークにも給付金を」訴訟【高裁スタート!事前レクチャー編】

#01でも取り上げた「セックスワークにも給付金を」訴訟の控訴審が12月8日に東京高裁で始まります。今回はこの訴訟の裁判傍聴ツアー企画に合わせて、原告代理人の平祐介弁護士と三宅千晶弁護士にお話を聞きました。平弁護士には地裁判決のポイントや控訴審に向けての弁護団の活動について、三宅弁護士には裁判傍聴の心構えについてお話しいただきました。裁判傍聴ツアーに参加する方も、そうでない方も必見(必聴?)の内容です。 【ケースページはこちら】 https://www.call4.jp/info.php?type=items&id=I0000064 【アンケートはこちら】 https://forms.gle/m1vrPdPiSTpYqxpt9 【目次】 0:00   オープニング 1:55   事案の説明 3:27   地裁判決のポイント 8:55   弁護団の活動 11:31 裁判傍聴の心構え 18:52 社会全体として考えてもらいたいこと 21:07 エンディング 【知っておきたい!関連用語】 〈セックスワーク〉:性的サービスを行う職業のこと。1980年代にアメリカで提唱された言葉。こうした職業が正面から「仕事」として扱われず、労働者としての権利があいまいになっているのではないかという問題提起を含む用語としても使われる。 〈法の下の平等〉:日本国憲法14条1項で「すべて国民は、法の下に平等であつて、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。」と規定されている。この裁判では、セックスワーカーと他の事業者との間でコロナ給付金の給付の有無に差があることが法の下の平等に反するのではないかが問題となっている。 〈風営法〉:正式名称を「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」という。善良な風俗の保持を目的とした法律で、風俗営業などについて営業時間や営業区域を制限したり、営業の許可・届出を定めたりしている。 〈(裁判)傍聴〉:裁判を見に行くこと。日本国憲法でも裁判の公開が保障されており、原則として事件関係者かどうかにかかわらず、誰でも見ることができる。 〈期日〉:裁判に関することが行われる時間のこと。口頭弁論期日、弁論準備手続期日、判決言渡期日、和解期日など、期日の中でもいろいろな種類がある。この裁判で12月8日に東京高裁で行われるのは、1回目の口頭弁論期日である。 〈控訴審〉:日本では一つの事件について裁判所で審理を受けられるのは3回までであり(三審制)、そのうちの2回目の裁判のこと。「第二審」ともいう。例外もあるが、多くは各地の高等裁判所で審理が行われる。なお、3回目の裁判のことは「上告審」といい、最高裁判所で審理が行われる。
Nov 21, 202224:10
#10 戸籍上も「俺」になりたい裁判【原告の声編ー前編ー】

#10 戸籍上も「俺」になりたい裁判【原告の声編ー前編ー】

トランスジェンダー当事者はみんな性別適合手術を望むのか。戸籍変更のためには手術が必要な日本で、当事者としてこれに異を唱えている鈴木げんさん。今回は、げんさんとそのパートナーの國井良子さん、さらにゲイ当事者として様々な発信をしている松岡宗嗣さん(一般社団法人fair代表理事)をお迎えして、トランス当事者にとって身体を変更することとはどういうことなのか、何を想い、何を感じて生活しているのか…をお話しいただきました。 【ケースページはこちら】 https://www.call4.jp/info.php?type=items&id=I0000075
Nov 14, 202227:30
#09 「子どもと向き合う時間がほしい」児童相談所の労働環境改善を!訴訟

#09 「子どもと向き合う時間がほしい」児童相談所の労働環境改善を!訴訟

子どもの虐待事件が発生すると耳にする「児童相談所」。今、児童相談所で働く職員が、子どもたち一人ひとりと向き合う時間が取れないほど長時間労働を強いられており、全国的に問題となっています。今回は、このような環境の是正を訴えて訴訟を提起した原告の飯島章太さんと足立啓輔弁護士にお話を聞きました。
Oct 31, 202224:31
#08 公安警察による市民運動の監視を許さない。市民の「もの言う」自由を守るための訴訟【原告の声編】

#08 公安警察による市民運動の監視を許さない。市民の「もの言う」自由を守るための訴訟【原告の声編】

前回の「解説編」に続き、今回は訴訟の原告である船田伸子さんにお話を聞きました。船田さんは、実際に公安警察に個人情報を収集され、勝手に事業者に情報を提供されていました。
「なぜ虚偽の内容を含む個人情報が警察から事業者に提供されたのか」「そもそもどうして船田さんの情報が警察に収集されていたのか」ーー事件の問題点や裁判を通じて訴えたいことを語っていただきました。
Oct 24, 202222:27
#07 公安警察による市民運動の監視を許さない。市民の「もの言う」自由を守るための訴訟【解説編】

#07 公安警察による市民運動の監視を許さない。市民の「もの言う」自由を守るための訴訟【解説編】

故郷で浮上した巨大な風力発電施設計画ーー地域住民が健康被害や土砂災害などを心配して勉強会を開いたところ、公安警察が勉強会主催者とその知人ら計4名の個人情報を事業者に提供してしまいました。これは実際に岐阜県大垣市で起こった出来事です。
なぜ一般市民の個人情報が収集・保有・提供されたのか?警察と事業者の間にどのようなやり取りがあったのか?原告の裁判での訴えとともに解説していきます。
Oct 17, 202222:30
#06 入管収容制度の問題を知ろう

#06 入管収容制度の問題を知ろう

入管収容のニュースを目にしたことはあるけれど入管収容制度についてはよく知らない、という方は多いのではないでしょうか。今回は、入管収容制度の問題一般について、前回に引き続き児玉晃一弁護士にお話を聞きます。
そもそも収容所とはどんな場所なのか。そんな場所に全件を、無期限で、収容することの理由・問題点は何か。入管収容はこれからどうなっていくべきか。制度や法律に詳しくない方にも分かりやすいように、力を込めてお話しいただきました。
Sep 12, 202226:21
#05 カメルーン人男性死亡事件国賠訴訟

#05 カメルーン人男性死亡事件国賠訴訟

9月16日に期日を迎えるカメルーン人男性死亡事件国賠訴訟の地裁判決を前に、原告代理人の児玉晃一弁護士にお話を聞きました。どのような事件が起きたか、裁判の争点は何か、入管の医療体制にどんな問題があるか、力を込めてお話しいただきました。
目の前で苦しんでいる人がいるのにどうして救急車を呼ばないのか。国の支払う慰謝料の損害額の計算に出身地国の経済事情を考慮することや、入管の医療体制が収容と送還に耐えられる程度の健康状態を維持するための措置に終始していることはおかしいのではないか。どのような事件だったかを知り、どのような問題があるかを考えるpodcastです。
Sep 08, 202225:46
#04「人間を育てる教員に、人間らしい働き方を」訴訟

#04「人間を育てる教員に、人間らしい働き方を」訴訟

教員の丁寧な指導や見守りに支えられ、子どもたちは日本の未来を担う大人へと成長します。しかし今、教員の過酷な労働環境が明らかとなり、その結果として、子どもたちの未来までもが危機に直面しています。「教師のバトン」の受け手不足に悩む日本の公教育は、どこへ向かうのか。教員の長時間労働と教育の未来を問う高裁判決を8/25に控えて、原告側弁護士に話を聞きながら考えるPodcastです。
Aug 21, 202229:08
#03「同性パートナーにも犯罪被害の遺族給付金を」訴訟

#03「同性パートナーにも犯罪被害の遺族給付金を」訴訟

犯罪被害者やその遺族を対象にした「犯罪被害給付制度」がある日本。けれども、ある男性は大切なパートナーが殺人の被害にあっても、「男性カップルだから」という理由で給付金の支給を認められませんでした。今回のPodcastは、その男性が提訴した訴訟について、原告側弁護士に話を聞きます。いま、日本がどういう状況なのか、私たちに何ができるのか。8/26の高裁判決を前に一緒に考えてみましょう。
Aug 18, 202224:23
#02 鬼怒川大水害訴訟

#02 鬼怒川大水害訴訟

2015年9月10日に発生した鬼怒川大水害。治水対策について国の責任を問う訴訟が提起され、2022年7月22日に判決日を迎えます。今回のPodcastでは、「鬼怒川ってどんな川なの?」「訴訟の争点は?」と、原告側の弁護士にたくさんお話しいただきました!大雨や洪水による被害の増えている今、鬼怒川のこと、自分の暮らす町のこと、一緒に考えてみませんか?
Jul 20, 202227:03
#01 セックスワークにも給付金を!訴訟

#01 セックスワークにも給付金を!訴訟

「セックスワークにも給付金を!訴訟」の原告側の弁護士に、「どんな裁判?」「6/30の判決はどうなりそう?」…いろいろ聞きました!法律にあまり詳しくなくても大丈夫。この訴訟の持つ意味を一緒に考えてみませんか?
Jun 25, 202226:01