21Hz
By 金沢21世紀美術館
【毎週木曜日更新】金沢21世紀美術館のポッドキャスト/レーベル【21Hz】。ヒトが聞くことのできる音は20Hzから、そこから一歩先の未来に耳をすませる【21Hz】。21美ならではのサウンドコンテンツを配信していきます。
21HzApr 25, 2024
ep44 【沼田さん・岡田さんと話してみた】後編
【〇〇さんと話してみた】金沢21世紀美術館にゆかりのあるゲストをお迎えして美術館スタッフといろいろ話す単純明快プログラム。普段聞けないようなトピックが満載です。
今回は、「DXP(デジタル・トランスフォーメーション・プラネット)―次のインターフェースへ」の出展作家の一組でもあるVUILDに所属する沼田汐里さんと、七尾の建築家・岡田翔太郎さんと、また当館レジストラーの本橋仁が話します。
いま、VUILDと岡田さんは、5月5日に開催される七尾市の一本杉復興マルシェに向けて、「ちびデカ山」の制作を目下すすめています。この町は、青柏祭とよばれるお祭りで、高さ12メートルもあるデカ山とも呼ばれる山車を引き回すことでも知られています。1月1日に発生した能登半島地震で大きな被害を受けた、一本杉通りで、いま彼らがすすめていることとは?DXPの展示中止から、2月・3月のワークショップ開催、そしていまに至る活動を、2部に分けて配信します。
前半は、2月に金沢21世紀美術館で開催したVUILDのワークショップと、そこに突然訪れた岡田さんのお話。お聞き下さい。
【概要欄】
VUILD株式会社
岡田翔太郎建築デザイン事務所
https://www.shotaro-okada.com/
VUILD わどわーど―ことばでつくる世界 2023 「DXP(デジタル・トランスフォーメーション・プラネット)―次のインターフェースへ
https://youtu.be/EZycVvM9Y5o?si=z-kMBP0IYirdK5gA
被災地のことばをかたちに ~困りごとを解決する家具や道具をかたちにするお手伝いをします。
2024年2月23日(金・祝)、24日(土)
https://www.kanazawa21.jp/data_list.php?g=25&d=2074
被災地のことばをかたちに #2 一本杉通り 復興マルシェに届けるスツールを一緒につくりませんか?
2024年3月30日(土)、31日(日)
https://www.kanazawa21.jp/data_list.php?g=25&d=2077
一本杉マルシェ
https://www.instagram.com/ipponsugi_marche/
▼出演 沼田汐里 IG @numada_s 岡田翔太郎 IG @shotaro_okada_archi 本橋仁 IG @jin_motohashi
▼制作 office BLANCA
ゲスト・プロフィール
沼田汐里(ぬまだ・しおり)
石川県羽咋市出身。2018年千葉大学大学院修了。2018年断熱タイニーハウスプロジェクトで第4回これからの建築士賞受賞。2019年よりフリーランスでコワーキングスペース運営や、シェア工房のワークショップ・イベント企画などを中心に、ハードとソフトをつなぐ場づくりに携わる。2022年4月よりVUILDにジョイン。VUILD PlaceLabにて主にワークショップや空間デザインを担当。令和6年能登半島地震により実家が被災。VUILDの住宅サービス「NESTING」を使った自主再建を計画中▶https://note.com/kokiakiyoshi/n/n2e9811d5234c
岡田翔太郎(おかだ・しょうたろう)
1990年石川県七尾市生まれ。2014年九州大学芸術工学環境設計学科を卒業し、同年、岡田翔太郎建築デザイン事務所を設立。地域に根差す建築事務所として、地元の石川県七尾市を拠点とし、地方文化を創造するような建築をつくりたいと活動をはじめる。2015年Under 35 Architects Exhibition 2015 35歳以下の若手建築家による建築の展覧会(2015)に出展。2018年いしかわインテリアデザイン賞石川県知事賞、金沢市長賞を受賞。現在は2024年1月1日に発生した能登半島地震を受け、能登の復興を目指して活動を行う。一本杉通りのまちの未来を地域と一緒に思考するため、【復元と更新 一本杉通りの記憶と新たな未来をつなぐ模型プロジェクト】を立ち上げて現在進行中。
スタッフ・プロフィール
本橋仁(もとはし・じん)
建築史家、金沢21世紀美術館レジストラー。博士(工学)。1986年東京生まれ。メグロ建築研究所取締役、早稲田大学建築学科助手、京都国立近代美術館特定研究員、文化庁在外芸術家研修員としてCanadian Centre for Architecture(CCA)に滞在を経て、現職。2024年より「建築討論」編集長。建築作品に「旧本庄商業銀行煉瓦倉庫」(福島加津也+冨永祥子建築設計事務所と協働、2017年改修)、編著書に『クリティカル・ワード 現代建築』(フィルムアート、2022年)、『ホルツ・バウ 近代初期ドイツ木造建築』(TOTO出版、2022年)など。
ep43 【沼田さん・岡田さんと話してみた】前編
【〇〇さんと話してみた】金沢21世紀美術館にゆかりのあるゲストをお迎えして美術館スタッフといろいろ話す単純明快プログラム。普段聞けないようなトピックが満載です。
今回は、「DXP(デジタル・トランスフォーメーション・プラネット)―次のインターフェースへ」の出展作家の一組でもあるVUILDに所属する沼田汐里さんと、七尾の建築家・岡田翔太郎さんと、また当館レジストラーの本橋仁が話します。
いま、VUILDと岡田さんは、5月5日に開催される七尾市の一本杉復興マルシェに向けて、「ちびデカ山」の制作を目下すすめています。この町は、青柏祭とよばれるお祭りで、高さ12メートルもあるデカ山とも呼ばれる山車を引き回すことでも知られています。1月1日に発生した能登半島地震で大きな被害を受けた、一本杉通りで、いま彼らがすすめていることとは?DXPの展示中止から、2月・3月のワークショップ開催、そしていまに至る活動を、2部に分けて配信します。
前半は、2月に金沢21世紀美術館で開催したVUILDのワークショップと、そこに突然訪れた岡田さんのお話。お聞き下さい。
【概要欄】
VUILD株式会社
岡田翔太郎建築デザイン事務所
https://www.shotaro-okada.com/
VUILD わどわーど―ことばでつくる世界 2023 「DXP(デジタル・トランスフォーメーション・プラネット)―次のインターフェースへ
https://youtu.be/EZycVvM9Y5o?si=z-kMBP0IYirdK5gA
被災地のことばをかたちに ~困りごとを解決する家具や道具をかたちにするお手伝いをします。
2024年2月23日(金・祝)、24日(土)
https://www.kanazawa21.jp/data_list.php?g=25&d=2074
被災地のことばをかたちに #2 一本杉通り 復興マルシェに届けるスツールを一緒につくりませんか?
2024年3月30日(土)、31日(日)
https://www.kanazawa21.jp/data_list.php?g=25&d=2077
一本杉マルシェ
https://www.instagram.com/ipponsugi_marche/
▼出演 沼田汐里 IG @numada_s 岡田翔太郎 IG @shotaro_okada_archi 本橋仁 IG @jin_motohashi
▼制作 office BLANCA
ゲスト・プロフィール
沼田汐里(ぬまだ・しおり)
石川県羽咋市出身。2018年千葉大学大学院修了。2018年断熱タイニーハウスプロジェクトで第4回これからの建築士賞受賞。2019年よりフリーランスでコワーキングスペース運営や、シェア工房のワークショップ・イベント企画などを中心に、ハードとソフトをつなぐ場づくりに携わる。2022年4月よりVUILDにジョイン。VUILD PlaceLabにて主にワークショップや空間デザインを担当。令和6年能登半島地震により実家が被災。VUILDの住宅サービス「NESTING」を使った自主再建を計画中▶https://note.com/kokiakiyoshi/n/n2e9811d5234c
岡田翔太郎(おかだ・しょうたろう)
1990年石川県七尾市生まれ。2014年九州大学芸術工学環境設計学科を卒業し、同年、岡田翔太郎建築デザイン事務所を設立。地域に根差す建築事務所として、地元の石川県七尾市を拠点とし、地方文化を創造するような建築をつくりたいと活動をはじめる。2015年Under 35 Architects Exhibition 2015 35歳以下の若手建築家による建築の展覧会(2015)に出展。2018年いしかわインテリアデザイン賞石川県知事賞、金沢市長賞を受賞。現在は2024年1月1日に発生した能登半島地震を受け、能登の復興を目指して活動を行う。一本杉通りのまちの未来を地域と一緒に思考するため、【復元と更新 一本杉通りの記憶と新たな未来をつなぐ模型プロジェクト】を立ち上げて現在進行中。
スタッフ・プロフィール
本橋仁(もとはし・じん)
建築史家、金沢21世紀美術館レジストラー。博士(工学)。1986年東京生まれ。メグロ建築研究所取締役、早稲田大学建築学科助手、京都国立近代美術館特定研究員、文化庁在外芸術家研修員としてCanadian Centre for Architecture(CCA)に滞在を経て、現職。2024年より「建築討論」編集長。建築作品に「旧本庄商業銀行煉瓦倉庫」(福島加津也+冨永祥子建築設計事務所と協働、2017年改修)、編著書に『クリティカル・ワード 現代建築』(フィルムアート、2022年)、『ホルツ・バウ 近代初期ドイツ木造建築』(TOTO出版、2022年)など。
ep42【ラフ・ガイド】pt11 キュレーションはセトリ!?
【ラフ・ガイド】は、学芸員の髙木遊とアーティストの立石従寛が気になるトピックついてザックばらん、ラフに、ガイドし、クスッと笑っていただきたい雑談番組です
今回のキーワードは「ラップで21Hzオープニング」「展覧会のオチ、出落ち」「キュレーションはセトリ」「10代によるキュレーション!」
【概要欄】
オブジェ・ソノール
https://artscape.jp/artword/5977/
畠中実
https://www.ntticc.or.jp/ja/archive/participants/hatanaka-minoru/
10代がクリエーションの原点に出会うことができる学びの集積地GAKUでのキュレーション授業「CO-CURATING」
https://gaku.school/class/cocurating/
▼出演 立石従寛 IG @jukantateisi 髙木遊 IG @yuu_takagi
▼制作 office BLANCA
【出演者プロフィール】
立石従寛(たていし じゅかん)
1986年アメリカ合衆国シカゴ生。現代アーティスト。仮想と現実、自然と人工など、相対する境界の分解と合成をテーマに制作を行う。主な作品に、浜辺に浜辺を積層させる「Beach on Beach」、霧に向かって私的モノローグを公共放送システムに乗せて発する「To The Fog」、森の中に鑑賞空間を持ち込む「In(to)stallation」など。また、音楽や映画、パフォーミングアーツ、フードプロダクトなど、無領域的に活動する。英国の現代アート賞「New Contemporaries 2021」入選。英国Royal College of Art芸術修士号修了。
髙木 遊(たかぎ ゆう)
金沢21世紀美術館アシスタント・キュレーター及び、キュレイトリアル・スペースであるThe 5th Floorディレクター。1994年京都生まれ。東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科キュレーション専攻修了、ラリュス賞受賞。ホワイトキュ ーブにとらわれない場での実践を通して、共感の場としての展覧会のあり方を模索している。担当展覧会は「アペルト17 SCAN THE WORLD 」(2022)、「コレクション展 2:電気-音」(2023).
ep41【ラフ・ガイド】pt10 音楽のあれこれ、音のあれこれ
ep41【ラフ・ガイド】pt10 音楽のあれこれ、音のあれこれ
【ラフ・ガイド】は、学芸員の髙木遊とアーティストの立石従寛が気になるトピックついてザックばらん、ラフに、ガイドし、クスッと笑っていただきたい雑談番組です
今回のキーワードは「レーベル21Hz 始動、美術館がレーベル?」「目指せ!! Liner Voice+ !Tiny Desk Concert !」「従寛さんの音やマイクのあれこれ」「美術館の音のあれこれ」「グリーンバックとしてのホワイトキューブ」
【概要欄】
Liner Voice+(ライナーボイス・プラス)
https://open.spotify.com/show/78s9JnT4Kp3Uv1tU4DSGWP
Liner Voice+ Hikaru Utada
https://open.spotify.com/playlist/37i9dQZF1DX3n5ra61YWjb
NPR Music
https://www.youtube.com/@nprmusic
Tiny Desk Concert
https://www.youtube.com/watch?v=QrR_gm6RqCo
奈良美智【自分の人生と音楽と、ちょっぴり美術】
https://open.spotify.com/episode/1nwUhvILsS7S4M1LB5AVi2?si=d0fa65fe52cf4ae3
Collection Walking
https://open.spotify.com/episode/1lWJE24zzBTHb7t21vsWAp?si=Z2O-swMRScexP4H_3SnaYA
Keiken
https://www.instagram.com/_keiken_/
▼出演 立石従寛 IG @jukantateisi 髙木遊 IG @yuu_takagi
▼制作 office BLANCA
【出演者プロフィール】
立石従寛(たていし じゅかん)
1986年アメリカ合衆国シカゴ生。現代アーティスト。仮想と現実、自然と人工など、相対する境界の分解と合成をテーマに制作を行う。主な作品に、浜辺に浜辺を積層させる「Beach on Beach」、霧に向かって私的モノローグを公共放送システムに乗せて発する「To The Fog」、森の中に鑑賞空間を持ち込む「In(to)stallation」など。また、音楽や映画、パフォーミングアーツ、フードプロダクトなど、無領域的に活動する。英国の現代アート賞「New Contemporaries 2021」入選。英国Royal College of Art芸術修士号修了。
髙木 遊(たかぎ ゆう)
金沢21世紀美術館アシスタント・キュレーター及び、キュレイトリアル・スペースであるThe 5th Floorディレクター。1994年京都生まれ。東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科キュレーション専攻修了、ラリュス賞受賞。ホワイトキュ ーブにとらわれない場での実践を通して、共感の場としての展覧会のあり方を模索している。担当展覧会は「アペルト17 SCAN THE WORLD 」(2022)、「コレクション展 2:電気-音」(2023).
ep40【ラフ・ガイド】pt09 池上さんいってらっしゃい!
【ラフ・ガイド】は、学芸員の髙木遊とアーティストの立石従寛が気になるトピックついてザックばらん、ラフに、ガイドし、クスッと笑っていただきたい雑談番組です
今回は一緒に21Hzを盛り上げてきたプログラム・コーディネーターの池上朋のお別れ会。池上さんが次に働くCounterpoints Artsとは?ロンドンのアート事情をお伝えしつつ、皆様にご挨拶です!
【概要欄】
Counterpoints Arts https://counterpoints.org.uk/
New Contemporaries https://www.newcontemporaries.org.uk/
【出演者プロフィール】
池上朋(いけがみ とも)
金沢21世紀美術館 プログラムコーディネーター。せんだいメディアテーク アートノード担当、アーツ前橋 学芸員を経て2023年より現職。これまで主にアーティストインレジデンス(AIR)、多文化共生をテーマにしたアートプロジェクト、ボランティアと共同でおこなう教育普及事業を担当。来春より渡英、Counterpoints Artsにて研修予定。
立石従寛(たていし じゅかん)
1986年アメリカ合衆国シカゴ生。現代アーティスト。仮想と現実、自然と人工など、相対する境界の分解と合成をテーマに制作を行う。主な作品に、浜辺に浜辺を積層させる「Beach on Beach」、霧に向かって私的モノローグを公共放送システムに乗せて発する「To The Fog」、森の中に鑑賞空間を持ち込む「In(to)stallation」など。また、音楽や映画、パフォーミングアーツ、フードプロダクトなど、無領域的に活動する。英国の現代アート賞「New Contemporaries 2021」入選。英国Royal College of Art芸術修士号修了。
髙木 遊(たかぎ ゆう)
金沢21世紀美術館アシスタント・キュレーター及び、キュレイトリアル・スペースであるThe 5th Floorディレクター。1994年京都生まれ。東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科キュレーション専攻修了、ラリュス賞受賞。ホワイトキュ ーブにとらわれない場での実践を通して、共感の場としての展覧会のあり方を模索している。担当展覧会は「アペルト17 SCAN THE WORLD 」(2022)、「コレクション展 2:電気-音」(2023).
▼出演 立石従寛 IG @jukantateisi 髙木遊 IG @yuu_takagi
▼制作 office BLANCA
ep37 奈良美智【自分の人生と音楽と、ちょっぴり美術】pt03
「自分の人生と音楽と、ちょっぴり美術」は、当館コレクション作家の奈良美智さんによる番組です。奈良さんの生活に欠かせない音楽。それは奈良さんの人生そのものかもしれません。
奈良さんが毎日どんな音楽を聴いて、どんなことを考えているのか、そして時々美術の話題にも触れながら、奈良さんと一緒に楽しいひと時をお過ごしください!
プロフィール
奈良美智 (なら よしとも)
1959年青森県(日本)生まれ、栃木県在住。
愛知県立芸術大学大学院修了後、1988年より渡独、93年にデュッセルドルフ芸術アカデミー修了。以後ケルンを拠点に制作活動を行い、拗ねたような、挑む目をした子供や動物をモチーフとした絵画、ドローイング、立体、インスタレーションが国際的に高い評価を得る。2000年より活動拠点を日本に移す。世界的な美術館やギャラリーでの展覧会を続ける一方、美術という枠に縛られずに、地方の小さなコミュニティーでも作品を発表する。 その作品のイメージは絵本、CDジャケット、プロダクト・デザイン等の様々なメディアに展開する。2003年から2010年には豊嶋秀樹らとの共同制作を行う。近年は陶やブロンズによる立体も手掛けている。
▼出演 奈良美智 IG @michinara3
▼ナレーション 梨瑳 IG @yoga_life_trilogy
▼制作 office BLANCA
ep29 奈良美智【自分の人生と音楽と、ちょっぴり美術】pt02
「自分の人生と音楽と、ちょっぴり美術」は、当館コレクション作家の奈良美智さんによる番組です。奈良さんの生活に欠かせない音楽。それは奈良さんの人生そのものかもしれません。
奈良さんが毎日どんな音楽を聴いて、どんなことを考えているのか、そして時々美術の話題にも触れながら、奈良さんと一緒に楽しいひと時をお過ごしください!
プロフィール
奈良美智 (なら よしとも)
1959年青森県(日本)生まれ、栃木県在住。
愛知県立芸術大学大学院修了後、1988年より渡独、93年にデュッセルドルフ芸術アカデミー修了。以後ケルンを拠点に制作活動を行い、拗ねたような、挑む目をした子供や動物をモチーフとした絵画、ドローイング、立体、インスタレーションが国際的に高い評価を得る。2000年より活動拠点を日本に移す。世界的な美術館やギャラリーでの展覧会を続ける一方、美術という枠に縛られずに、地方の小さなコミュニティーでも作品を発表する。 その作品のイメージは絵本、CDジャケット、プロダクト・デザイン等の様々なメディアに展開する。2003年から2010年には豊嶋秀樹らとの共同制作を行う。近年は陶やブロンズによる立体も手掛けている。
▼出演 奈良美智 IG @michinara3
▼ナレーション 梨瑳 IG @yoga_life_trilogy
▼制作 office BLANCA
ep23 奈良美智【自分の人生と音楽と、ちょっぴり美術】pt01
奈良美智【自分の人生と音楽と、ちょっぴり美術】pt01
「自分の人生と音楽と、ちょっぴり美術」は、当館コレクション作家の奈良美智さんによる番組です。奈良さんの生活に欠かせない音楽。それは奈良さんの人生そのものかもしれません。
奈良さんが毎日どんな音楽を聴いて、どんなことを考えているのか、そして時々美術の話題にも触れながら、奈良さんと一緒に楽しいひと時をお過ごしください!
プロフィール
奈良美智 (なら よしとも)
1959年青森県(日本)生まれ、栃木県在住。
愛知県立芸術大学大学院修了後、1988年より渡独、93年にデュッセルドルフ芸術アカデミー修了。以後ケルンを拠点に制作活動を行い、拗ねたような、挑む目をした子供や動物をモチーフとした絵画、ドローイング、立体、インスタレーションが国際的に高い評価を得る。2000年より活動拠点を日本に移す。世界的な美術館やギャラリーでの展覧会を続ける一方、美術という枠に縛られずに、地方の小さなコミュニティーでも作品を発表する。 その作品のイメージは絵本、CDジャケット、プロダクト・デザイン等の様々なメディアに展開する。2003年から2010年には豊嶋秀樹らとの共同制作を行う。近年は陶やブロンズによる立体も手掛けている。
▼出演 奈良美智 IG @michinara3
▼ナレーション 梨瑳 IG @yoga_life_trilogy
▼制作 office BLANCA
ep39 【河合政之さんと話してみた】後編
【〇〇さんと話してみた】21世紀美術館にゆかりのあるゲストをお迎えして美術館スタッフといろいろ話す単純明快プログラム。普段聞けないようなトピックが満載です。
今回はヴィデオ・アーティストの河合政之さんとプログラム・コーディネーターの川守慶之が話します。
ゲスト・プロフィール
河合政之(かわい まさゆき)
ヴィデオ・アーティスト・理論家。
1972年大阪生まれ。東京大学文学部美学芸術学科卒業。同大学院総合文化研究科博士後期課程単位取得退学。映像についての哲学的考察やメディア社会批判の観点から、独自の作風でヴィデオ作品を制作する。映画、現代美術、ライヴ・パフォーマンスなどジャンルに捕われない幅広い活動を国際的に展開。日本初のヴィデオ・アートに関する美学書『リフレクション:ヴィデオ・アートの実践的美学』を出版。
オフィシャルウェブサイト:masayukikawai.com
Instagram:instagram.com/masayuki.kawai
スタッフ・プロフィール
川守慶之(かわもりよしゆき)
金沢21世紀美術館プログラム・コーディネーター。1980年生まれ。主に当館シアター21や交流ゾーンでの主催・共催事業を担当している。趣味:映画鑑賞など
▼ナレーション 梨瑳子 IG @yoga_life_trilogy
▼制作 office BLANCA
ep38 【河合政之さんと話してみた】前編
【〇〇さんと話してみた】21世紀美術館にゆかりのあるゲストをお迎えして美術館スタッフといろいろ話す単純明快プログラム。普段聞けないようなトピックが満載です。
今回はヴィデオ・アーティストの河合政之さんとプログラム・コーディネーターの川守慶之が話します。
ゲスト・プロフィール
河合政之(かわい まさゆき)
ヴィデオ・アーティスト・理論家。
1972年大阪生まれ。東京大学文学部美学芸術学科卒業。同大学院総合文化研究科博士後期課程単位取得退学。映像についての哲学的考察やメディア社会批判の観点から、独自の作風でヴィデオ作品を制作する。映画、現代美術、ライヴ・パフォーマンスなどジャンルに捕われない幅広い活動を国際的に展開。日本初のヴィデオ・アートに関する美学書『リフレクション:ヴィデオ・アートの実践的美学』を出版。
オフィシャルウェブサイト:masayukikawai.com
Instagram:instagram.com/masayuki.kawai
スタッフ・プロフィール
川守慶之(かわもりよしゆき)
金沢21世紀美術館プログラム・コーディネーター。1980年生まれ。主に当館シアター21や交流ゾーンでの主催・共催事業を担当している。趣味:映画鑑賞など
▼ナレーション 梨瑳子 IG @yoga_life_trilogy
▼制作 office BLANCA
ep36【Collection Walking】 pt05【コレクション展 2:電気-音】
第2回目【Collection Walking】鑑賞後の立石従寛と企画担当の髙木遊による総括トーク!
ノーヒントで展覧会を歩きまわった立石からの素朴な質問や、髙木による企画意図など、ここでしか聞けない【コレクション展2:電気‐音】のエピソードが盛りだくさんです!
コレクション展をゆっくり歩こう。アーティストがあれやこれやの感想を漏らしながらの新感覚オーディオ・ガイド。鑑賞後、鑑賞前、いつでもどこでも聞いていただけるプログラムです。待望の第2回目となる【Collection Walking】は現在、休止中の【コレクション展 2:電気-音】。サウンドアーカイブとしてお聞き頂けますと幸いです。本展示では、「音」と「電気」の関係に焦点を当て、電気が音の記録と再生に不可欠であること。不可視の音が美術の動向に変換され、音に形を与えるプロセスは音響技術と密接に関連すること。科学や哲学ともかかわり、サウンド・アートを超えた視覚的/音響的なコレクションを紹介していきます。
【出演者プロフィール】
立石従寛(たていし じゅかん)
1986年アメリカ合衆国シカゴ生。現代アーティスト。仮想と現実、自然と人工など、相対する境界の分解と合成をテーマに制作を行う。主な作品に、浜辺に浜辺を積層させる「Beach on Beach」、霧に向かって私的モノローグを公共放送システムに乗せて発する「To The Fog」、森の中に鑑賞空間を持ち込む「In(to)stallation」など。また、音楽や映画、パフォーミングアーツ、フードプロダクトなど、無領域的に活動する。英国の現代アート賞「New Contemporaries 2021」入選。英国Royal College of Art芸術修士号修了。
髙木 遊(たかぎ ゆう)
金沢21世紀美術館アシスタント・キュレーター及び、キュレイトリアル・スペースであるThe 5th Floorディレクター。1994年京都生まれ。東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科キュレーション専攻修了、ラリュス賞受賞。ホワイトキュ ーブにとらわれない場での実践を通して、共感の場としての展覧会のあり方を模索している。主な企画展覧会として「生きられた庭 / Le Jardin Convivial」(京都, 2019)、「二羽のウサギ / Between two stools」(東京, 2020)、「Standing Ovation / 四肢の向かう先」(静岡, 2021)、「アペルト17 SCAN THE WORLD 」(金沢, 2022)
▼出演 立石従寛 IG @jukantateisi 髙木遊 IG @yuu_takagi
▼ナレーション 梨瑳子 IG @yoga_life_trilogy
▼制作 office BLANCA
ep35【Collection Walking】 pt04【コレクション展 2:電気-音】
コレクション展をゆっくり歩こう。アーティストがあれやこれやの感想を漏らしながらの新感覚オーディオ・ガイド。鑑賞後、鑑賞前、いつでもどこでも聞いていただけるプログラムです。待望の第2回目となる【Collection Walking】は現在、休止中の【コレクション展 2:電気-音】。サウンドアーカイブとしてお聞き頂けますと幸いです。本展示では、「音」と「電気」の関係に焦点を当て、電気が音の記録と再生に不可欠であること。不可視の音が美術の動向に変換され、音に形を与えるプロセスは音響技術と密接に関連すること。科学や哲学ともかかわり、サウンド・アートを超えた視覚的/音響的なコレクションを紹介していきます。
【登場する作家/作品】
ジャネット・カーディフ&ジョージ・ビュレス・ミラー Janet CARDIFF & George BURES MILLER
ジャネット・カーディフ:1957年ブリュッセルズ(カナダ)生まれ、グリンドロッド(カナダ)在住。
ジョージ・ビュレス・ミラー:1960年ヴェグレヴィル(カナダ)生まれ、グリンドロッド(カナダ)在住。
1995年頃から共同で制作を始め、グリンドロッドを拠点に活動しています。彼らのサウンド・インスタレーションは、舞台装置のような造形性と高度な音響技術に裏打ちされており、「聴く」「見る」といった複合的な知覚経験を提供します。これにより、鑑賞者を彼ら独自の物語に没入させる演劇的な特性を持っています。
本作《驚異の小部屋》は、古いキャビネットに備わる20個の引き出し毎にスピーカーが組み込まれており、引き出しを開けると異なる音が流れ、閉めると音が止む構造になっています。これらの音源は、歴史上最後のカストラート(変声期以前に去勢された男性歌手)の歌唱からアーティスト自身の朗読まで、多様なサウンド・アーカイブから抽出された効果音、声、音楽で構成されています。鑑賞者は引き出しを開閉することにより音源を自在に操る演奏家の役割を果たし、作品は「楽器」へと変容します。この作品は鑑賞者の作品への能動的な関与を促進し、聴覚や触覚を刺激し拡張するもので、視覚を介さずに作品を体験できる点が特徴的です。また、現代美術において視覚が強調される傾向において、音のアーカイブ性や時間概念などの重要なテーマを提示しています。
小松千倫 KOMATSUKazumichi(招へい作家)
1992年高知県(日本)生まれ、京都府(日本)在住。
小松千倫は、音楽家、美術家、DJとして多岐にわたり活動をしています。2022年に京都市立芸術大学大学院の博士後期課程メディア・アート専攻を修了しました。これまでに、angoisse(バルセロナ)、BUS editions(ロンドン)、flau(東京)、Manila Institute(ニューヨーク)、psalmus diuersae(サンフランシスコ)、REST NOW!(ミラノ)など、さまざまなレーベルから複数の名義で多くの音源をリリースしています。また、情報と身体の関係、それに隣接する記憶や伝承の方法に関する研究を行いながら、光や歌を用いた制作を行っています。本展では、展示空間自体が音の再生装置となる《Earless》を発表します。本作では、壁の内部に振動スピーカーが設置され、AIによる自動生成された声、あるいは小松自身の声、そして純粋な振動などが再生されます。音源が不可視となった音響空間は、あらゆる「音/サウンド」と共にある私たちの情報環境を示唆し、「聞く・聴く」だけではない「身体」の知覚を再編する可能性を持つでしょう。また、作品を収集、保存する場としての美術館において、「声」、「音」、「時間」などの非物質的な要素がどのように受け継がれていくのかを問いかけています。
【出演者プロフィール】
立石従寛(たていし じゅかん)
1986年アメリカ合衆国シカゴ生。現代アーティスト。仮想と現実、自然と人工など、相対する境界の分解と合成をテーマに制作を行う。主な作品に、浜辺に浜辺を積層させる「Beach on Beach」、霧に向かって私的モノローグを公共放送システムに乗せて発する「To The Fog」、森の中に鑑賞空間を持ち込む「In(to)stallation」など。また、音楽や映画、パフォーミングアーツ、フードプロダクトなど、無領域的に活動する。英国の現代アート賞「New Contemporaries 2021」入選。英国Royal College of Art芸術修士号修了。
▼出演 立石従寛 IG @jukantateisi
▼ナレーション 梨瑳子 IG @yoga_life_trilogy
▼制作 office BLANCA
ep34【Collection Walking】 pt03【コレクション展 2:電気-音】
コレクション展をゆっくり歩こう。アーティストがあれやこれやの感想を漏らしながらの新感覚オーディオ・ガイド。鑑賞後、鑑賞前、いつでもどこでも聞いていただけるプログラムです。待望の第2回目となる【Collection Walking】は現在、休止中の【コレクション展 2:電気-音】。サウンドアーカイブとしてお聞き頂けますと幸いです。本展示では、「音」と「電気」の関係に焦点を当て、電気が音の記録と再生に不可欠であること。不可視の音が美術の動向に変換され、音に形を与えるプロセスは音響技術と密接に関連すること。科学や哲学ともかかわり、サウンド・アートを超えた視覚的/音響的なコレクションを紹介していきます。
【登場する作家/作品】
塩見允枝子 SHIOMI Mieko
1938年岡山県(日本)生まれ、大阪府(日本)在住。
塩見允枝子は東京芸術大学楽理科在学中に小杉武久らとともに「グループ・音楽」を結成し、即興演奏や独自のイヴェント作品にも取り組んできました。 1964年にニューヨークへ渡り、ジョージ・マチューナスが主導し、世界的な展開をみせた芸術運動である「フルクサス」に参加。帰国後はイヴェントをパフォーマンスとしても発展させました。また、国内外で多数のフルクサスの企画に携わるようになり、1990年代には電子テクノロジーに興味を持ち、フルクサスの多数のイヴェントを当時の電子技術で解読した《フルクサス・メディア・オペラ》を企画上演しました。以後、一つのコンセプトを多様な媒体で作品化するトランスメディアの手法により、音楽、パフォーマンス、視覚作品など複数の分野にわたる制作を続けています。
本展では、「イヴェント」と呼ばれる詩的なアクションの集積でありスコアといえる《イヴェント小品集》や、塩見が展開してきたトランスメディアの概念「ある媒体から次の媒体に移すことによってその創造的な進化を継続させる」の源泉といえる「ウォーター・ミュージック」シリーズ、そして、音楽に物としての形をあたえ、音と言葉と行為の連環をユーモアとともに提示する「音楽の小瓶」シリーズを中心に構成されます。また、いくつかの「イヴェント」と「ウォーター・ミュージック」が、本展招へい作家による解釈と手段において再生されます。
ジョン・ケージ John CAGE
1912年ロサンゼルス(米国)生まれ、1992年ニューヨーク(米国)にて逝去。
ジョン・ケージは実験音楽のパイオニアであり、作曲家、詩人、思想家、キノコ研究家としても知られています。彼は音楽の概念を一新し、電子音響や楽器以外の音、行為、沈黙、不確定性などの要素を取り入れた作曲に取り組みました。また、東洋思想に傾倒し、1951年には《易の音楽》、1952年には《4分33秒》などの作品を通じて、「偶然性の音楽」を確立しました。彼は音楽だけでなく、ドローイング、版画、彫刻など多くの芸術分野でも作品を制作しています。
また、ケージは1950年代から電子音響を用いた作品の制作にも着手し、ケージによる版画(シルクスクリーン)作品《フォンタナ・ミックス》は、1958年に作曲した同名の楽曲の図形楽譜をもとに制作されました。この図形楽譜は、紙の上に6種類の曲線が描かれ、3枚のフィルムにそれぞれ水玉、格子、直線が刷られています。演奏の際には、これらのフィルムを自由に組み合わせ、それぞれの線や点の交点を音量、トーン、ピッチなどの要素として捉え楽譜を完成させるものです。この手法は楽譜の構成そのものを演奏者に委ねるものであり、ケージが50年代以降に追求した不確定性と偶然性の音楽を代表するものと言えます。本作は、電子音楽のスコアとして、美術館において音というメディアの記録/再生について考えるきっかけとなります。
【出演者プロフィール】
立石従寛(たていし じゅかん)
1986年アメリカ合衆国シカゴ生。現代アーティスト。仮想と現実、自然と人工など、相対する境界の分解と合成をテーマに制作を行う。主な作品に、浜辺に浜辺を積層させる「Beach on Beach」、霧に向かって私的モノローグを公共放送システムに乗せて発する「To The Fog」、森の中に鑑賞空間を持ち込む「In(to)stallation」など。また、音楽や映画、パフォーミングアーツ、フードプロダクトなど、無領域的に活動する。英国の現代アート賞「New Contemporaries 2021」入選。英国Royal College of Art芸術修士号修了。
▼出演 立石従寛 IG @jukantateisi
▼ナレーション 梨瑳子 IG @yoga_life_trilogy
▼制作 office BLANCA
ep33【Collection Walking】 pt02【コレクション展 2:電気-音】
コレクション展をゆっくり歩こう。アーティストがあれやこれやの感想を漏らしながらの新感覚オーディオ・ガイド。鑑賞後、鑑賞前、いつでもどこでも聞いていただけるプログラムです。待望の第2回目となる【Collection Walking】は現在、休止中の【コレクション展 2:電気-音】。サウンドアーカイブとしてお聞き頂けますと幸いです。本展示では、「音」と「電気」の関係に焦点を当て、電気が音の記録と再生に不可欠であること。不可視の音が美術の動向に変換され、音に形を与えるプロセスは音響技術と密接に関連すること。科学や哲学ともかかわり、サウンド・アートを超えた視覚的/音響的なコレクションを紹介していきます。
【登場する作家/作品】
田中敦子 TANAKA Atsuko
1932年大阪府(日本)生まれ、2005年奈良県(日本)にて逝去。
田中敦子は大阪市立美術館付設美術研究所に通い、具象絵画や新しい表現形式の模索を始めました。1955年「具体美術協会」へ参加。同会で発表した《作品「ベル」》や人型に電球を取り付け光が明滅する《電気服》などで注目を集めました。1957年頃から《電気服》の電球と電気コードから着想を得た絵画を描き始め、以後一貫して同テーマの絵画を描き続けました。無数の円と線が錯綜する田中の絵画は、国内外で高く評価されています。
本展では、当館が2007年に制作した《無題「ベル」の習作》に基づく試作品を紹介します。本作は、2メートル間隔で繋がれたベル20個が、モーターによって自動的に順に鳴り響いていく仕組みです。またインスタレーション作品の設計図であり、スコアともいえる《「電気服」に基づく素描》、《無題(「ベル」の習作)》などのドローイングや絵画作品があわせて出展されます。戦後いち早く音や光といった非物質的要素を美術に取り入れた田中敦子のコンセプチュアル・アーティストとしての側面にフォーカスします。
毛利悠子 MOHRI Yuko
1980年神奈川県(日本)生まれ、東京都(日本)在住。
毛利悠子は、磁気や電気、音や光、空気の動き、そして重力などの物理現象を用いて、環境において変化する「事象」に焦点を当て、インスタレーションや彫刻を制作しています。
タイトルの 「copula」が、ラテン語で「連結」を意味するように、本作品はオブジェとオブジェ、鑑賞者と作品、作品と周囲の環境など様々な要素が見えない力で繋がり、私たちが生きている世界のあらゆる関係について目をむけさせます。本作品は設置場所を特定せず、パーツごとの間隔も自由に設定できるため、場と人と作品との間に無限に新しい関係を作り出すことができます。身近にあるオブジェを機械仕掛けの装置に組み込む毛利の表現は、物理現象や電気工学などの知識を取り入れながら、人間と世界との新たな関係性の再構築を提案しています。本作では、あらわになったコンセントが示唆するように、電気による社会的、自然的世界のあらゆるもの同士の繋がりが顕在化します。
【出演者プロフィール】
立石従寛(たていし じゅかん)
1986年アメリカ合衆国シカゴ生。現代アーティスト。仮想と現実、自然と人工など、相対する境界の分解と合成をテーマに制作を行う。主な作品に、浜辺に浜辺を積層させる「Beach on Beach」、霧に向かって私的モノローグを公共放送システムに乗せて発する「To The Fog」、森の中に鑑賞空間を持ち込む「In(to)stallation」など。また、音楽や映画、パフォーミングアーツ、フードプロダクトなど、無領域的に活動する。英国の現代アート賞「New Contemporaries 2021」入選。英国Royal College of Art芸術修士号修了。
▼出演 立石従寛 IG @jukantateisi
▼ナレーション 梨瑳子 IG @yoga_life_trilogy
▼制作 office BLANCA
ep32【Collection Walking】 pt01【コレクション展 2:電気-音】
コレクション展をゆっくり歩こう。アーティストがあれやこれやの感想を漏らしながらの新感覚オーディオ・ガイド。鑑賞後、鑑賞前、いつでもどこでも聞いていただけるプログラムです。待望の第2回目となる【Collection Walking】は現在、休止中の【コレクション展 2:電気-音】。サウンドアーカイブとしてお聞き頂けますと幸いです。本展示では、「音」と「電気」の関係に焦点を当て、電気が音の記録と再生に不可欠であること。不可視の音が美術の動向に変換され、音に形を与えるプロセスは音響技術と密接に関連すること。科学や哲学ともかかわり、サウンド・アートを超えた視覚的/音響的なコレクションを紹介していきます。
【登場する作家/作品】
エリアス・シメ Elias SIME
1968年アディスアベバ(エチオピア)生まれ、同地在住。
エリアス・シメは30年以上にわたり、糸、ボタン、プラスチック、動物の皮、角、布地、ボトルのキャップなどを使用してコラージュと彫刻の作品を制作しています。素材のほとんどは、アフリカで最大級と言われるアディスアベバのメルカート(野外市場)に捨てられたものです。シメは世界中の遠く離れた場所から故郷のアディスアベバまで運ばれ、廃棄された電子機器部品を、機知に富む方法で再利用し、巨大なスケールの複雑な作品を制作しています。シメはこれら作品群を「綱渡り」シリーズと名付けており、これは綱渡りに必要な正確さと規律、そしてテクノロジーが可能にした進歩と環境への有害な影響との危ういバランスにちなんでいます。本展においては、本作をテクノロジーの電気的な世界規模のつながりを示す作品と捉えています。また、タイトルの副題にある「音を立てずに」は、静寂が自由な連想の創造的空間を生み出すことを指摘しています。この静寂は、不可視の配線や電気的な繋がりのメタファーとしても読み取ることができます。
涌井智仁 WAKUI Tomohito(招へい作家)
1990年新潟県(日本)生まれ、東京都(日本)在住。
涌井は美術家、音楽家として、多岐にわたる分野で活動しています。さらに、オルタナティブ・スペースであるWHITEHOUSEのディレクター兼キュレーターとして、アンコントローラブル(制御不能)な総合芸術の場の生成を構想しています。涌井は主にジャンクパーツやAV機器を用いることで、テクノロジーの進化の中で捨て置かれた「有機性」を表現してきました。
本展では、アナログ音声信号をRCAケーブルで1000メートルにわたって伝送し、その信号の脆弱性や可傷性をあらわにする「Monaurals」シリーズを紹介します。本作では、再生される音は断続、変質し、アナログ音声信号の持つ物質性があらわになります。また、展覧会会場に張り巡らされたオーディオ・ケーブルは、過剰な情報によって分断された私たちを繋ぎ直し、無意識下に遺棄された様々な関係を呼び起こすでしょう。
カールステン・ニコライ Carsten NICOLAI
1965年カール・マルクス市(旧東ドイツ、現ドイツ)生まれ、ベルリン、ケムニッツ(ドイツ)在住。
ヴィジュアル・アーティストであり、アルヴァ・ノト(alva noto)の名前で電子音楽を制作発表しているサウンド・アーティスト。また1999年にレーベル「ラスター・ノートン(raster-noton)」を設立し、多様な実験音楽の作品をリリースしています。ニコライは、絵画、彫刻、建築、サウンド、自然科学、哲学など様々な領域を融合させながら、新たな領域の創出を探求しています。
本展では、ニコライによるノイズ、パルス(電流)をふくむデジタル・サウンドがモニターの映像入力に接続され、図像が生まれる《テレフンケン》や、ノイズを含むあらゆる音を録音し、集積し、世界の複雑さと繋がりを視覚化した《リアリスティック》、音が物質の振動であるという科学的事実を表現した《ミルク》が展示されます。これらの作品は情報と人間の知覚の関係性について問いかけるだけでなく、当時のテクノロジーによる音響再生機器が定義した音の多様な特性を提示しています。
田中敦子 TANAKA Atsuko
1932年大阪府(日本)生まれ、2005年奈良県(日本)にて逝去。
田中敦子は大阪市立美術館付設美術研究所に通い、具象絵画や新しい表現形式の模索を始めました。1955年「具体美術協会」へ参加。同会で発表した《作品「ベル」》や人型に電球を取り付け光が明滅する《電気服》などで注目を集めました。1957年頃から《電気服》の電球と電気コードから着想を得た絵画を描き始め、以後一貫して同テーマの絵画を描き続けました。無数の円と線が錯綜する田中の絵画は、国内外で高く評価されています。
本展では、当館が2007年に制作した《無題「ベル」の習作》に基づく試作品を紹介します。本作は、2メートル間隔で繋がれたベル20個が、モーターによって自動的に順に鳴り響いていく仕組みです。またインスタレーション作品の設計図であり、スコアともいえる《「電気服」に基づく素描》、《無題(「ベル」の習作)》などのドローイングや絵画作品があわせて出展されます。戦後いち早く音や光といった非物質的要素を美術に取り入れた田中敦子のコンセプチュアル・アーティストとしての側面にフォーカスします。
【出演者プロフィール】
立石従寛(たていし じゅかん)
1986年アメリカ合衆国シカゴ生。現代アーティスト。仮想と現実、自然と人工など、相対する境界の分解と合成をテーマに制作を行う。主な作品に、浜辺に浜辺を積層させる「Beach on Beach」、霧に向かって私的モノローグを公共放送システムに乗せて発する「To The Fog」、森の中に鑑賞空間を持ち込む「In(to)stallation」など。また、音楽や映画、パフォーミングアーツ、フードプロダクトなど、無領域的に活動する。英国の現代アート賞「New Contemporaries 2021」入選。英国Royal College of Art芸術修士号修了。
▼出演 立石従寛 IG @jukantateisi
▼ナレーション 梨瑳子 IG @yoga_life_trilogy
▼制作 office BLANCA
ep31【ラフ・ガイド】pt08 新年SP‼
【ラフ・ガイド】は、学芸員の髙木遊とアーティストの立石従寛が気になるトピックついてザックばらん、ラフに、ガイドし、クスッと笑っていただきたい雑談番組です。今年も引き続き21Hzをどうぞよろしくお願いいたします。
2024年1回目のラフガイドは、プログラム・コーディネーターの池上朋も加わり、21Hzお馴染みのメンバーで新年の挨拶。今年上旬のトピックや、3人それぞれがオススメする音に関するコンテンツなどをご紹介します
概要欄:
Minna kikeru(みんなきける)https://minnakikeru.com
▼出演 立石従寛 IG @jukantateisi 髙木遊 IG @yuu_takagi
▼ナレーション 梨瑳 IG @yoga_life_trilogy
▼制作 office BLANCA
ep30【ラフ・ガイド】pt07 大晦日SP!!
【ラフ・ガイド】は、学芸員の髙木遊とアーティストの立石従寛が気になるトピックついてザックばらん、ラフに、ガイドし、クスッと笑っていただきたい雑談番組です。どうぞ来年もよろしくおねがいいたします。みなさま良いお年をお迎えください。
2023年の締めくくりトーク。めずらしく対面にて全くラフでない今回のラフ・ガイド。2023年の21世紀美術館の総括、作品の生死について能や寺山修司から考察、ドクメンタから見る今後のアートシーン展望、サイバーパンクならぬソーラーパンクの時代!?
概要欄:
documenta fifteen:https://documenta-fifteen.de/en/
▼出演 立石従寛 IG @jukantateisi 髙木遊 IG @yuu_takagi
▼ナレーション 梨瑳 IG @yoga_life_trilogy
▼制作 office BLANCA
【ラフ・ガイド】は、学芸員の髙木遊とアーティストの立石従寛が気になるトピックついてザックばらん、ラフに、ガイドし、クスッと笑っていただきたい雑談番組です。明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い致します。
2024年の立石、髙木の抱負、こうであったらイイナ日本のアートシーン、祝20周年にむけて2024年の21美では何がおこる?
概要欄:
アジア随一、香港の視覚文化ミュージアム M+:https://www.mplus.org.hk/en/
TOKYO ART BEATのM+についての記事:https://www.tokyoartbeat.com/articles/-/m_plus_opening
イタリアにて初の現代美術館 トリノ Castello di Rivoli:https://www.castellodirivoli.org/
▼出演 立石従寛 IG @jukantateisi 髙木遊 IG @yuu_takagi
▼ナレーション 梨瑳 IG @yoga_life_trilogy
▼制作 office BLANCA
ep28 【ASUNAさんと話してみた】後編
【〇〇さんと話してみた】21世紀美術館にゆかりのあるゲストをお迎えして美術館スタッフといろいろ話す単純明快プログラム。普段聞けないようなトピックが満載です。
今回はサウンドアーティストのASUNAさんとプログラム・コーディネーターの池上朋が話します。
ゲスト・プロフィール
ASUNA(あすな)
石川県出身の日本の電子音楽家。語源から省みる事物の概念とその再考察を主題として作品を制作。同時に音の物理現象に関する美術作品の制作/パフォーマンスも行う。近年は、干渉音の複雑な分布とモアレ共鳴に着目した作品「100 Keyboards」(2013)で、海外のアート・フェスティバルから多数の招待を受け展示/パフォーマンスを行う。並行した音楽制作では、10代の頃から東京の実験音楽/即興/音響シーンに関わり、様々なアコースティック楽器やコンピュータによる作曲作品から即興演奏を行いつつ、無数のオモチャ楽器と電子音楽によるパフォーマンス「100 Toys」を中心に、多岐に渡りつつも一貫した作品制作を行う。Lucky Kitchen(スペイン)、Meeuw Muzak(ベルギー)、Senufo Editions(イタリア)、Faitiche(ドイツ)、12k(アメリカ)、Home Normal(イギリス)、Headz(日本)など、国内外から多くのアルバムもリリース。
スタッフ・プロフィール
池上朋(いけがみ とも)
金沢21世紀美術館 プログラムコーディネーター。せんだいメディアテーク アートノード担当、アーツ前橋 学芸員を経て2023年より現職。これまで主にアーティストインレジデンス(AIR)、多文化共生をテーマにしたアートプロジェクト、ボランティアと共同でおこなう教育普及事業を担当。
概要欄:ASUNA "Falling Sweets / Afternoon Membranophone"
https://www.youtube.com/watch?v=FLRbA9Vfl7k
Alejandra & Aeron https://www.ntticc.or.jp/ja/archive/participants/alejandra-aeron/
▼出演 ASUNA Instagram @asuna_aotoao
https://www.instagram.com/asuna_aotoao
X(Twitter) @asuna_aotoao
https://twitter.com/asuna_aotoaoFacebook page @aaaaasunaaaaa
https://www.facebook.com/aaaaasunaaaaa/
池上朋
▼ナレーション 梨瑳 IG @yoga_life_trilogy
▼制作 office BLANCA
ep27 【ASUNAさんと話してみた】前編
【〇〇さんと話してみた】21世紀美術館にゆかりのあるゲストをお迎えして美術館スタッフといろいろ話す単純明快プログラム。普段聞けないようなトピックが満載です。
今回はサウンドアーティストのASUNAさんとプログラム・コーディネーターの池上朋が話します。
ゲスト・プロフィール
ASUNA(あすな)
石川県出身の日本の電子音楽家。語源から省みる事物の概念とその再考察を主題として作品を制作。同時に音の物理現象に関する美術作品の制作/パフォーマンスも行う。近年は、干渉音の複雑な分布とモアレ共鳴に着目した作品「100 Keyboards」(2013)で、海外のアート・フェスティバルから多数の招待を受け展示/パフォーマンスを行う。並行した音楽制作では、10代の頃から東京の実験音楽/即興/音響シーンに関わり、様々なアコースティック楽器やコンピュータによる作曲作品から即興演奏を行いつつ、無数のオモチャ楽器と電子音楽によるパフォーマンス「100 Toys」を中心に、多岐に渡りつつも一貫した作品制作を行う。Lucky Kitchen(スペイン)、Meeuw Muzak(ベルギー)、Senufo Editions(イタリア)、Faitiche(ドイツ)、12k(アメリカ)、Home Normal(イギリス)、Headz(日本)など、国内外から多くのアルバムもリリース。
スタッフ・プロフィール
池上朋(いけがみ とも)
金沢21世紀美術館 プログラムコーディネーター。せんだいメディアテーク アートノード担当、アーツ前橋 学芸員を経て2023年より現職。これまで主にアーティストインレジデンス(AIR)、多文化共生をテーマにしたアートプロジェクト、ボランティアと共同でおこなう教育普及事業を担当。
概要欄:Asuna “100keyboards” https://www.youtube.com/watch?v=Vh3H6x1GFn4
Asuna “100 keyboards”@金沢21世紀美術館
https://www.kanazawa21.jp/data_list.php?g=25&d=2065
黒猫 https://kuroneko2020.blogspot.com/
HEADZ http://faderbyheadz.com/
Interference, Resonance: ACTIONS in AMBIENT KYOTO
(Asuna 京都公演:2023年12月23日@京都市京セラ美術館
https://interference-resonance.ekran.jp/about
▼出演 ASUNA Instagram @asuna_aotoao
https://www.instagram.com/asuna_aotoao
X(Twitter) @asuna_aotoao
https://twitter.com/asuna_aotoao.
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https://www.facebook.com/aaaaasunaaaaa/
池上朋
▼ナレーション 梨瑳 IG @yoga_life_trilogy
▼制作 office BLANCA
ep26 【さわひらきさんと話してみた】後編
【〇〇さんと話してみた】シリーズは21世紀美術館にゆかりのあるゲストをお迎えして美術館スタッフといろいろ話す単純明快プログラム。普段聞けないようなトピックが満載です。
今回はアーティストのさわひらきさんと当館プログラムコーディネーターの池上朋が話します。
概要欄
奥能登国際芸術祭2023:https://www.oku-noto.jp/ja/
ゲスト・プロフィール
さわひらき
石川県生まれ。高校卒業後渡英。2003年ロンドン大学スレード校美術学部彫刻科修士課程修了。ロンドン在住でコンピューターのアニメーションソフトを扱ったことをきっかけに、ビデオ作品を手掛けるようになる。現在は映像・立体・平面作品などを組み合わせ、それらにより構成された空間/時間インスタレーションを展開し、独自の世界観を表現している。自らの記憶し他者の記憶の領域を行き来する反復運動の中から、特定のモチーフに光を当て、そこにある種の普遍性をはらむ儚さや懐かしさが立ち上がってくる作品群を展開している。
スタッフ・プロフィール
池上朋(いけがみ とも)
金沢21世紀美術館 プログラムコーディネーター。せんだいメディアテーク アートノード担当、アーツ前橋 学芸員を経て2023年より現職。これまで主にアーティストインレジデンス(AIR)、多文化共生をテーマにしたアートプロジェクト、ボランティアと共同でおこなう教育普及事業を担当。
▼出演 さわひらき https://www.otafinearts.com/ja/artists/73-hiraki-sawa/ 池上朋
▼ナレーション 梨瑳子 IG @yoga_life_trilogy
▼制作 office BLANCA
ep25 【さわひらきさんと話してみた】前編
【〇〇さんと話してみた】シリーズは21世紀美術館にゆかりのあるゲストをお迎えして美術館スタッフといろいろ話す単純明快プログラム。普段聞けないようなトピックが満載です。
今回はアーティストのさわひらきさんと当館プログラムコーディネーターの池上朋が話します。
概要欄
奥能登国際芸術祭2023:https://www.oku-noto.jp/ja/
ゲスト・プロフィール
さわひらき
石川県生まれ。高校卒業後渡英。2003年ロンドン大学スレード校美術学部彫刻科修士課程修了。ロンドン在住でコンピューターのアニメーションソフトを扱ったことをきっかけに、ビデオ作品を手掛けるようになる。現在は映像・立体・平面作品などを組み合わせ、それらにより構成された空間/時間インスタレーションを展開し、独自の世界観を表現している。自らの記憶し他者の記憶の領域を行き来する反復運動の中から、特定のモチーフに光を当て、そこにある種の普遍性をはらむ儚さや懐かしさが立ち上がってくる作品群を展開している。
スタッフ・プロフィール
池上朋(いけがみ とも)
金沢21世紀美術館 プログラムコーディネーター。せんだいメディアテーク アートノード担当、アーツ前橋 学芸員を経て2023年より現職。これまで主にアーティストインレジデンス(AIR)、多文化共生をテーマにしたアートプロジェクト、ボランティアなどの教育普及事業を担当。
▼出演 さわひらき https://www.otafinearts.com/ja/artists/73-hiraki-sawa/ 池上朋
▼ナレーション 梨瑳子 IG @yoga_life_trilogy
▼制作 office BLANCA
ep24 公開収録【ラフ・ガイド】pt06
ep09 【RG】pt03 展覧会に、美術館にいこう!
ep22【ピンク地底人3号さんと話してみた】後編
【〇〇さんと話してみた】は、21世紀美術館にゆかりのあるゲストをお迎えして美術館スタッフといろいろ話す単純明快プログラム。普段聞けないようなトピックが満載です。
今回は劇作家、演出家のピンク地底人3号さんと当館ボランティアの池田幸さん、当館エデュケーターの吉備久美子が話します。
ゲスト・プロフィール
ピンク地底人3号 (ぴんくちていじん さんごう)
劇作家/演出家
生者と死者の境界を曖昧にしながら社会を描く、苛烈な会話劇を得意とする。近年は手話を使った作品を立て続けに発表。セゾン文化財団セゾン・フェローⅡ(2023-2026)助成。
2018年『わたしのヒーロー』(第6回せんだい短編戯曲賞大賞 受賞)、2019年『鎖骨に天使が眠っている』(第24回劇作家協会新人戯曲賞 受賞)、2021年『華指1832』(第66回岸田國士戯曲賞最終候補作品)、2022年 KAVCプロデュース手話裁判劇『テロ』(第1回関西えんげき大賞最優秀作品賞/観客投票ベストワン賞 ダブル受賞)
池田幸(いけだ みゆき)
当館のボランティア事業、広坂シネマクラブ部員。昨年から金沢市民。
スタッフ・プロフィール
吉備久美子(きび くみこ)
金沢21世紀美術館 エデュケーター。2003年、金沢21世紀美術館建設事務局へ入局。2004年より現職。金沢市内で学ぶ小中学生約4万人を開館記念展へ招待する学校連携事業を経て、2006年からは小学4年生を毎年招待する「ミュージアム・クルーズ」を担当。2018年より「誰にとっても来館しやすい、楽しい美術館はどんな場所?」をテーマに掲げ、「みんなの美術館 みんなと美術館」と題して、ろう者と共に作品鑑賞会や映画上映会などを実施。2022年、福祉実験ユニット・ヘラルボニーによる「lab.5 ROUTINE RECORDS」展を担当。
▼出演 ピンク地底人3号 池田幸 吉備久美子
▼ナレーション 梨瑳 IG @yoga_life_trilogy
▼制作 office BLANCA
ep21 【ピンク地底人3号さんと話してみた】前編
【〇〇さんと話してみた】は、21世紀美術館にゆかりのあるゲストをお迎えして美術館スタッフといろいろ話す単純明快プログラム。普段聞けないようなトピックが満載です。
今回は劇作家、演出家のピンク地底人3号さんと当館ボランティアの池田幸さん、当館エデュケーターの吉備久美子が話します。
ゲスト・プロフィール
ピンク地底人3号 (ぴんくちていじん さんごう)
劇作家/演出家
生者と死者の境界を曖昧にしながら社会を描く、苛烈な会話劇を得意とする。近年は手話を使った作品を立て続けに発表。セゾン文化財団セゾン・フェローⅡ(2023-2026)助成。
2018年『わたしのヒーロー』(第6回せんだい短編戯曲賞大賞 受賞)、2019年『鎖骨に天使が眠っている』(第24回劇作家協会新人戯曲賞 受賞)、2021年『華指1832』(第66回岸田國士戯曲賞最終候補作品)、2022年 KAVCプロデュース手話裁判劇『テロ』(第1回関西えんげき大賞最優秀作品賞/観客投票ベストワン賞 ダブル受賞)
池田幸(いけだ みゆき)
当館のボランティア事業、広坂シネマクラブ部員。昨年から金沢市民。
スタッフ・プロフィール
吉備久美子(きび くみこ)
金沢21世紀美術館 エデュケーター。2003年、金沢21世紀美術館建設事務局へ入局。2004年より現職。金沢市内で学ぶ小中学生約4万人を開館記念展へ招待する学校連携事業を経て、2006年からは小学4年生を毎年招待する「ミュージアム・クルーズ」を担当。2018年より「誰にとっても来館しやすい、楽しい美術館はどんな場所?」をテーマに掲げ、「みんなの美術館 みんなと美術館」と題して、ろう者と共に作品鑑賞会や映画上映会などを実施。2022年、福祉実験ユニット・ヘラルボニーによる「lab.5 ROUTINE RECORDS」展を担当。
▼出演 ピンク地底人3号 池田幸 吉備久美子
▼ナレーション 梨瑳 IG @yoga_life_trilogy
▼制作 office BLANCA
ep20【FR 吉村正志】
【フォーラム・アール 〜これからを話そう】では様々な分野の専門家をお迎えし、世界にある「今」への新しい視点や考え方を学びます。各回で美術館の専門スタッフが聞き手となり、みなさんとともに「少し先の未来」との向き合い方を考える、のびやかな学びと語らいの場を目指します。科学技術の進歩が社会を変化させ続ける中、また地球環境や社会システムの更新などに対応すべく、私たちはあらゆる分野で協調して対応しなければなりません。各回のトークを通じて、変化を理解し、仕組みや態度を調整/更新していく学びの機会としたいと思います。
吉村正志「地域社会と見つめる『生物多様性』〜沖縄の陸域環境調査から」
聞き手:木村健 (金沢21世紀美術館エデュケーター)
講師・プロフィール 吉村正志(よしむら まさし) 沖縄科学技術大学院大学(OIST)「OKEON美ら森プロジェクト」コーディネーター。1971年神奈川県生まれ。博士(農学)。大学卒業後に北海道利尻島の中学校教員として赴任。環境教育の取り組みを模索する中で雄アリ研究者となる。2015年より、沖縄の社会協働型の大規模環境研究「OKEON 美ら森プロジェクト」コーディネータとして活動中。現在、沖縄フィールド研究チーム長。専門はアリ類分類学、体系および形態進化学。保全生物学。
木村健(きむら・たけし) 金沢21世紀美術館学芸部交流課長、エデュケーター。1972年岡山県生まれ。金沢21世紀美術館には2000年に建設事務局スタッフとして就任し、2004年の開館以降、キッズスタジオでの造形プログラムを始めとする教育普及活動全般に携わる。
▼出演 吉村正志 木村健
▼ナレーション 梨瑳子 IG @yoga_life_trilogy
▼制作 office BLANCA
ep19【RG】pt05 速報版『DXP』展について
ep18【FR 藤原辰史】
【フォーラム・アール 〜これからを話そう】では様々な分野の専門家をお迎えし、世界にある「今」への新しい視点や考え方を学びます。各回で美術館の専門スタッフが聞き手となり、みなさんとともに「少し先の未来」との向き合い方を考える、のびやかな学びと語らいの場を目指します。科学技術の進歩が社会を変化させ続ける中、また地球環境や社会システムの更新などに対応すべく、私たちはあらゆる分野で協調して対応しなければなりません。各回のトークを通じて、変化を理解し、仕組みや態度を調整/更新していく学びの機会としたいと思います。
藤原辰史×黒沢聖覇「21世紀の縁食空間ーこれからの「食」とアート」
2023年1月21日(土) シアター21
食の分断や孤食が社会一般に浸透しつつあるなか、パンデミックの背景には、農業や畜産業が生み出した環境破壊によって、野生動物への接触や家畜を媒介とした感染が増えていることがあると指摘されています。科学技術の進歩によって、農作物や食肉などの生産現場と食べることが切り離されてきた結果、私たちひとりひとりの毎日の「食」が、世界規模で起こるさまざまな社会問題や環境問題を引き起こしているとも言われています。このような時代において、食や農についての思想を研究する藤原辰史氏は、孤食か共食か、という二者択一にとらわれない「縁食」という新たな言葉を提示しています。本レクチャーは、私たちの食を支配する経済至上主義のなか、「縁食空間×アート」という切り口を通して、袋小路に陥っている私たちの食の未来を美術館という場所から考えます。
聞き手:黒沢聖覇 (金沢21世紀美術館アシスタント・キュレーター)
講師・プロフィール
藤原辰史(ふじはら たつし) 京都大学人文科学研究所 准教授。1976年生まれ。専門は農業史、食の思想史。2006年『ナチス・ドイツの有機農業』で日本ドイツ学会奨励賞、2013年『ナチスのキッチン』で河合隼雄学芸賞、2019年日本学術振興会賞、同年『給食の歴史』で辻静雄食文化賞、『分解の哲学』でサントリー学芸賞を受賞。『カブラの冬』『稲の大東亜共栄圏』『食べること考えること』『トラクターの世界史』『食べるとはどういうことか』ほか著書多数。
▼出演 藤原辰史 黒沢聖覇
▼ナレーション 梨瑳子 IG @yoga_life_trilogy
▼制作 office BLANCA
ep17【酒井さんと話してみた】後編
【〇〇さんと話してみた】は、21世紀美術館にゆかりのあるゲストをお迎えして美術館スタッフといろいろ話す単純明快プログラム。普段聞けないようなトピックが満載です。
今回はデザイナーの酒井洋輔さんと当館学芸員の黒澤浩美が話します。
ゲスト・プロフィール
酒井洋輔1980 年石川県金沢市生まれ。京都造形芸術大学准教授。京都伝統文化イノベーション 研究センター センター長。いろは出版にて雑貨ブランドAIUEO立ち上げ、取締役を経 て株式会社CHIMASKIを設立。2018年にはWhole Love Kyotoを立ち上げ、京都の伝統 文化をイノベーションした商品を発表。アートディレクター、デザイナー。
スタッフ・プロフィール
黒澤浩美金沢 21 世紀美術館学芸部長/チーフ・キュレーター 「オラファー・エリアソン」「ホンマタカシ」「ス・ドホ」「フィオナ・タン」「ジャネッ ト・カーディフ&ジョージ・ビュレス・ミラー」「ミヒャエル・ボレマンス&マーク・ マンダース」など、国内外で活躍する現代美術作家と作品を紹介。ミュージアム・コレ クションの選定、コミュニケーション・プログラム等企画実施。
▼出演 酒井洋輔 黒澤浩美
▼ナレーション 梨瑳 IG @yoga_life_trilogy
▼制作 office BLANCA
ep16【酒井さんと話してみた】前編
【〇〇さんと話してみた】は、21世紀美術館にゆかりのあるゲストをお迎えして美術館スタッフといろいろ話す単純明快プログラム。普段聞けないようなトピックが満載です。
今回はデザイナーの酒井洋輔さんと当館学芸員の黒澤浩美が話します。
ゲスト・プロフィール
酒井洋輔1980 年石川県金沢市生まれ。京都造形芸術大学准教授。京都伝統文化イノベーション 研究センター センター長。いろは出版にて雑貨ブランドAIUEO立ち上げ、取締役を経 て株式会社CHIMASKIを設立。2018年にはWhole Love Kyotoを立ち上げ、京都の伝統 文化をイノベーションした商品を発表。アートディレクター、デザイナー。
スタッフ・プロフィール
黒澤浩美金沢 21 世紀美術館学芸部長/チーフ・キュレーター 「オラファー・エリアソン」「ホンマタカシ」「ス・ドホ」「フィオナ・タン」「ジャネッ ト・カーディフ&ジョージ・ビュレス・ミラー」「ミヒャエル・ボレマンス&マーク・ マンダース」など、国内外で活躍する現代美術作家と作品を紹介。ミュージアム・コレ クションの選定、コミュニケーション・プログラム等企画実施。
▼出演 酒井洋輔 黒澤浩美
▼ナレーション 梨瑳 IG @yoga_life_trilogy
▼制作 office BLANCA
ep15【FR 高橋そよ】
【フォーラム・アール 〜これからを話そう】では様々な分野の専門家をお迎えし、世界にある「今」への新しい視点や考え方を学びます。各回で美術館の専門スタッフが聞き手となり、みなさんとともに「少し先の未来」との向き合い方を考える、のびやかな学びと語らいの場を目指します。科学技術の進歩が社会を変化させ続ける中、また地球環境や社会システムの更新などに対応すべく、私たちはあらゆる分野で協調して対応しなければなりません。各回のトークを通じて、変化を理解し、仕組みや態度を調整/更新していく学びの機会としたいと思います。
高橋そよ × 野中祐美子「生きものをめぐる―琉球弧の生物文化多様性の視点から―」
2022年12月10日(土)シアター21
「コレクション展2 Sea Lane - Connecting to the Islands 航路 - 島々への接続」(2022年11月3日〜2023年3月19日まで開催)では、沖縄と海洋で交流のあった東南アジア・オセアニア地域の作家の表現を通して、この地域特有の島嶼性という観点に着目しています。「島嶼」というのは大小さまざまな島が分布する状態を指します。本展でフォーカスしている地域とその地域出身の作家にとって、歴史、文化、環境、常識といったあらゆることにおいて島嶼性がもたらした影響は大きなものでした。 高橋そよ氏は、20年以上沖縄の島々をフィールドワークの地として、そこで島どうしのつながりや、関係性、文化や伝統の継承、経済活動の成り立ちなどを研究しています。実際に島嶼研究をしている高橋氏にとって、作家が見てきた現実がどのように映るのか、そして作家の表現と研究者の調査研究の両側面から人類がいま直面している現実を理解し、未来に向けて何をどう考え実行していけばいいのか、そのようなことを考える機会にしたいと思います。(野中祐美子)
琉球弧の島々では、山・川があり田んぼで稲作を営むことのできる高島を田の国「タングン島」と呼び、川がなく水の確保に苦労をし、ムギやアワなどの畑作が中心だった低島を、野の国「ヌングン島」と呼び分けてきました。このように琉球弧の島々では、それぞれの自然環境に応じて、固有のことばや文化、生命観、在来知、技術、道具、芸能などを発達させてきました。本レクチャーでは、琉球弧のサンゴ礁を生業の場とする人々の漁撈文化を紹介し、人間と生きもの、自然環境との循環的な関わりについて考えます。(高橋そよ)
高橋そよ(たかはし そよ) 琉球大学人文社会学部 琉球アジア文化学科 准教授。島をフィールドとした人間と自然との関わりに関する研究に憧れて、北海道から琉球大学に入学し、伊良部島の素潜り漁師に弟子入りをする。野生動植物の国際取引をモニタリングする国際NGOのプログラムオフィサーなどの社会と研究をつなげる仕事を経て、2019年より現職。地域の方々と一緒に、漁具や古写真をはじめとするサンゴ礁漁撈文化の記録と継承に取り組んでいる。
野中祐美子(のなか ゆみこ)
金沢21世紀美術館アシスタント・キュレーター/レジストラー。清須市はるひ美術館学芸員を経て2014年12月より現職。戦後ドイツ美術を専門としつつ、近年は沖縄のアーティストの調査を通して沖縄から東南アジア・オセアニア地域のつながりに関心をもつ。主な担当展覧会は「アレックス・ダ・コルテ 新鮮な地獄」(2023)、「コレクション展2 航路 - 島々への接続」(2022-23)、「村上慧:移住を生活する」(2020-21)、「現在地:未来の地図を描くために」(2019-20)、「泉太郎 突然の子供」(2017-18)など。
▼出演 高橋そよ 野中祐美子
▼ナレーション 梨瑳子 IG @yoga_life_trilogy
▼制作 office BLANCA
ep14【フォーラム・アール 〜これからを話そう 太田光海】
2022年11月3日に収録されたものを再編してお送りします。
【フォーラム・アール 〜これからを話そう】では様々な分野の専門家をお迎えし、世界にある「今」への新しい視点や考え方を学びます。各回で美術館の専門スタッフが聞き手となり、みなさんとともに「少し先の未来」との向き合い方を考える、のびやかな学びと語らいの場を目指します。科学技術の進歩が社会を変化させ続ける中、また地球環境や社会システムの更新などに対応すべく、私たちはあらゆる分野で協調して対応しなければなりません。各回のトークを通じて、変化を理解し、仕組みや態度を調整/更新していく学びの機会としたいと思います。
太田光海「氾濫する映像の中に、自分だけの水脈を見つける ―感覚民族誌の視点から―」
2022年11月3日(木・祝) シアター21
太田光海は、映像やテキストを駆使して主に感覚民族誌を実践する人類学者です。耳慣れない感覚民族誌とは、「他者、そして自らがこの世界において、どこに位置するかを感覚を通して考え、個人的あるいは社会的側面から様々な関係を再考し、繋いでいくこと」と太田は言います。本レクチャーは、グローバルパンデミックの影響で数多くの映像が溢れる現代において、感覚民族誌の視座から“映像”を捉えなおし、また“映像”を通して、自らの世界を紡ぎなおすことを目指します。そして、映像を上映/展示する場でもある美術館の役割とそこから生まれる関係を考えてゆきます。
聞き手:髙木遊(金沢21世紀美術館アシスタント・キュレーター)
講師・プロフィール
太田光海(おおた あきみ)
1989年東京都生まれ。映像作家・文化人類学者。マンチェスター大学グラナダ映像人類学センターにて博士号を取得。文化人類学とドキュメンタリー映画を掛け合わせた先端手法を学び、アマゾン熱帯雨林での1年間の調査と滞在撮影を経て、初監督作品となる『カナルタ 螺旋状の夢』を発表。2021年には写真と映像インスタレーションを用いた個展「Wakan / Soul Is Film」(The 5th Floor)を開催し、映画に留まらない領域で表現活動を行う。
▼出演 太田光海 IG @akimiota 髙木遊 IG @yuu_takagi
▼ナレーション 梨瑳 IG @yoga_life_trilogy
▼制作 office BLANCA
ep13 【RG】pt04 いま行きたい美術館のススメ
ep12 【奈良さんと話してみた】後編
【〇〇さんと話してみた】21世紀美術館にゆかりのあるゲストをお迎えして美術館スタッフといろいろ話す単純明快プログラム。普段聞けないようなトピックが満載です。初回はアーティストの奈良美智さんと当館学芸員の野中祐美子が話します。
ゲスト・プロフィール 奈良美智 (なら よしとも) 1959年青森県(日本)生まれ、栃木県在住。 愛知県立芸術大学大学院修了後、1988年より渡独、93年にデュッセルドルフ芸術アカデミー修了。以後ケルンを拠点に制作活動を行い、拗ねたような、挑む目をした子供や動物をモチーフとした絵画、ドローイング、立体、インスタレーションが国際的に高い評価を得る。2000年より活動拠点を日本に移す。世界的な美術館やギャラリーでの展覧会を続ける一方、美術という枠に縛られずに、地方の小さなコミュニティーでも作品を発表する。 その作品のイメージは絵本、CDジャケット、プロダクト・デザイン等の様々なメディアに展開する。2003年から2010年には豊嶋秀樹らとの共同制作を行う。近年は陶やブロンズによる立体も手掛けている。
スタッフ・プロフィール 野中祐美子(のなか ゆみこ) 金沢21世紀美術館アシスタント・キュレーター/レジストラー。清須市はるひ美術館学芸員を経て2014年12月より現職。戦後ドイツ美術を専門としつつ、近年は沖縄のアーティストの調査を通して沖縄から東南アジア・オセアニア地域のつながりに関心をもつ。主な担当展覧会は「アレックス・ダ・コルテ 新鮮な地獄」(2023)、「コレクション展2 航路 - 島々への接続」(2022-23)、「村上慧:移住を生活する」(2020-21)、「現在地:未来の地図を描くために」(2019-20)、「泉太郎 突然の子供」(2017-18)など。
▼出演 奈良美智 IG @michinara3 野中祐美子 ▼ナレーション 梨瑳 IG @yoga_life_trilogy ▼制作 office BLANCA
ep11 【奈良さんと話してみた】中編
【〇〇さんと話してみた】21世紀美術館にゆかりのあるゲストをお迎えして美術館スタッフといろいろ話す単純明快プログラム。普段聞けないようなトピックが満載です。初回はアーティストの奈良美智さんと当館学芸員の野中祐美子が話します。
ゲスト・プロフィール 奈良美智 (なら よしとも) 1959年青森県(日本)生まれ、栃木県在住。 愛知県立芸術大学大学院修了後、1988年より渡独、93年にデュッセルドルフ芸術アカデミー修了。以後ケルンを拠点に制作活動を行い、拗ねたような、挑む目をした子供や動物をモチーフとした絵画、ドローイング、立体、インスタレーションが国際的に高い評価を得る。2000年より活動拠点を日本に移す。世界的な美術館やギャラリーでの展覧会を続ける一方、美術という枠に縛られずに、地方の小さなコミュニティーでも作品を発表する。 その作品のイメージは絵本、CDジャケット、プロダクト・デザイン等の様々なメディアに展開する。2003年から2010年には豊嶋秀樹らとの共同制作を行う。近年は陶やブロンズによる立体も手掛けている。
スタッフ・プロフィール 野中祐美子(のなか ゆみこ) 金沢21世紀美術館アシスタント・キュレーター/レジストラー。清須市はるひ美術館学芸員を経て2014年12月より現職。戦後ドイツ美術を専門としつつ、近年は沖縄のアーティストの調査を通して沖縄から東南アジア・オセアニア地域のつながりに関心をもつ。主な担当展覧会は「アレックス・ダ・コルテ 新鮮な地獄」(2023)、「コレクション展2 航路 - 島々への接続」(2022-23)、「村上慧:移住を生活する」(2020-21)、「現在地:未来の地図を描くために」(2019-20)、「泉太郎 突然の子供」(2017-18)など。
▼出演 奈良美智 IG @michinara3 野中祐美子 ▼ナレーション 梨瑳 IG @yoga_life_trilogy ▼制作 office BLANCA
ep10【奈良さんと話してみた】前編
【〇〇さんと話してみた】シリーズがはじまります!21世紀美術館にゆかりのあるゲストをお迎えして美術館スタッフといろいろ話す単純明快プログラム。普段聞けないようなトピックが満載です。初回はアーティストの奈良美智さんと当館学芸員の野中祐美子が話します。
ゲスト・プロフィール 奈良美智 (なら よしとも) 1959年青森県(日本)生まれ、栃木県在住。 愛知県立芸術大学大学院修了後、1988年より渡独、93年にデュッセルドルフ芸術アカデミー修了。以後ケルンを拠点に制作活動を行い、拗ねたような、挑む目をした子供や動物をモチーフとした絵画、ドローイング、立体、インスタレーションが国際的に高い評価を得る。2000年より活動拠点を日本に移す。世界的な美術館やギャラリーでの展覧会を続ける一方、美術という枠に縛られずに、地方の小さなコミュニティーでも作品を発表する。 その作品のイメージは絵本、CDジャケット、プロダクト・デザイン等の様々なメディアに展開する。2003年から2010年には豊嶋秀樹らとの共同制作を行う。近年は陶やブロンズによる立体も手掛けている。 スタッフ・プロフィール 野中祐美子(のなか ゆみこ) 金沢21世紀美術館アシスタント・キュレーター/レジストラー。清須市はるひ美術館学芸員を経て2014年12月より現職。戦後ドイツ美術を専門としつつ、近年は沖縄のアーティストの調査を通して沖縄から東南アジア・オセアニア地域のつながりに関心をもつ。主な担当展覧会は「アレックス・ダ・コルテ 新鮮な地獄」(2023)、「コレクション展2 航路 - 島々への接続」(2022-23)、「村上慧:移住を生活する」(2020-21)、「現在地:未来の地図を描くために」(2019-20)、「泉太郎 突然の子供」(2017-18)など。
▼出演 奈良美智 IG @michinara3 野中祐美子 ▼ナレーション 梨瑳 IG @yoga_life_trilogy ▼制作 office BLANCA
ep08【CW】 pt08【コレクション展1 それは知っている:形が精神になるとき】
ep07【CW】 pt07【コレクション展1 それは知っている:形が精神になるとき】
ep06【CW】 pt06【コレクション展1 それは知っている:形が精神になるとき】
ep05【CW】 pt05【コレクション展1 それは知っている:形が精神になるとき】
ep04【CW】 pt04【コレクション展1 それは知っている:形が精神になるとき】
ep03【CW】 pt03【コレクション展1 それは知っている:形が精神になるとき】
ep02【CW】 pt02【コレクション展1 それは知っている:形が精神になるとき】
ep01【Collection Walking】 pt01【コレクション展1 それは知っている:形が精神になるとき】
ep00【RG】pt02 美術館を歩いてみよう
金沢21世紀美術館のポッドキャスト/レーベル【21Hz】。初回番組は当館学芸員の髙木遊(たかぎ・ゆう)とアーティストの立石従寛(たていし・じゅかん)による【ラフ・ガイド】。21美の内を探索しながらのフリートーク後編。
【ラフ・ガイド】は、当館学芸員の髙木遊とアーティストの立石従寛が現代アートの気になるトピックついてザックばらん(ラフに)、案内(ガイド)し、クスッと笑っていただきたい番組です。
▼出演 立石従寛 IG @jukantateisi 髙木遊 IG @yuu_takagi
▼ナレーション 梨瑳子 IG @yoga_life_trilogy
▼制作 office BLANCA
ep00【ラフ・ガイド】pt01 美術館を歩いてみよう
【ラフ・ガイド】は、当館学芸員の髙木遊とアーティストの立石従寛が現代アートの気になるトピックついてザックばらん(ラフに)、案内(ガイド)し、クスッと笑っていただきたい番組です。
▼出演 立石従寛 IG @jukantateisi 髙木遊 IG @yuu_takagi
▼ナレーション 梨瑳子 IG @yoga_life_trilogy
▼制作 office BLANCA