往診屋の学び
By Takeshi WATANABE
往診屋の学びMar 16, 2024
医学書探訪 ハイパーソノグラファーK 良い医学書は命を救う
今日は医学書を紹介します。良い医学書は、専門領域の世界観を一般医に教えてくれます。そしてそれが患者さんの命を救うことがあります。この本は私に心臓疾患の患者さんを診断する手助けをしてくれました。
きみのお金は誰のため 往診屋のReading List
往診屋のReading Listです。今日は田内学さんのきみのお金は誰のため をご紹介します。
往診屋的読み方として、お金は何のためにあるのかに類比して、「なぜ公的医療保険で往診ができるのか」を考えてみたいと思います。
往診・在宅医療現場におけるヒドロキシジンの使用(ケースファイル)
前回に続いて、ヒドロキシジン(商品名アタラックスP)の使用についてお話しします。
本日はケースファイルです。
不安、痛み、胸苦等に対して、往診現場でどのようにこの薬剤で対処したかご紹介します。
往診・在宅医療現場におけるヒドロキシジンの使用(Video)
エビデンスレベルは高くないけれども、往診医として伝えたい医療実践編を始めさせていただきます。第一回はヒドロキシジン、商品名アタラックスpについて往診現場での使い方を考察したいと思います。
往診現場におけるヒドロキシジンの使用
怒りと往診現場のヒューマンエラー
往診屋のReadings List1「往診屋」
往診現場のヒューマンエラーと怒り
「怒りは往診の敵」編 スタート
怒りは 私が仕事をしている往診現場、在宅医療の現場では大きな敵です。
正しい思考や判断の妨げにもなりますし、 人間関係の妨げになります。
そういうわけで、自分や周囲の怒りという心の動きの分析と最小化、を図っていきたいと常に思っています。
私の気づきが少しでも役に立っていただければ幸いです。
呼吸をしていますか?というパワークエスチョン
患者さんの意識がない、と連絡があったらどうしますか
実際にあったケースを元に考えてみました。
消防庁の口頭指導要領が参考になると思います。
日本医療のPotential 医学教育コンテンツの充実
海外に行って初めて分かる日本医療のPotentialとして、
医学教育コンテンツの充実を挙げたいと思います。
看護師向けの人工呼吸器解説本
一般医向けの循環器・心電図等の解説本 等
非常に分かりやすい、他国に例を見ないコンテンツの充実を
今後の日本の強みにすべきではないでしょうか
日本医療のPotential ”医療機関”皆保険制度
海外に行くと、日本の医療について改めて考えさせられます。
私は、日本医療の最大の強みも今後のPotentialも、全医療機関が1つの医療保険制度の傘の下にある、”医療機関”皆保険制度だと考えています。
このことが日本の医療の質を担保してきており、国民の医療に対する信頼を得てきたと考えています。
カンボジア出張2 デジタル時代の国際協力と医学教育
カンボジア出張して、初期救急対応のトレーニングをしてきました。
デジタル時代の海外出張について、
そして、デジタル・インターネット時代の国際協力や医学教育について考えたことをお話します。
カンボジアに出張して
1月後半にカンボジア国のバッタンバン州というところに行き、現地医療者に対する初期救急医療対応のトレーニングを行ってきました。その時の所感について述べさせていただきます。