綺麗になるラジオ By HIMECLINIC
By CLINIC HIME
綺麗になるラジオ By HIMECLINICMar 28, 2024
No.197 学校連携、医療連携は必須
要約
本会議記録は、ジェンダー問題を抱える子どもたちとその親に対する医療支援についての議論をまとめたものです。主な内容は以下の通りです。 - ジェンダー問題を抱える子どもへの医療支援は非常に時間と労力を要する。1人の子どもとその家族に対して、本人だけのカウンセリングに2時間、家族とのカウンセリングにさらに2時間を要し、場合によっては学校との連携も必要になる。 - ジェンダー問題は単なる医療の範疇を超え、生き方の問題であるため、医療だけで解決できないケースが多い。家族の理解と協力が不可欠である。 - 社会的な偏見や差別を考慮し、表立った支援を控える場合もある。メディアへの露出も控えている。 - 自傷行為など深刻な事態に陥る可能性があり、十分な注意が必要である。 今後の課題として、学校や地域社会との連携強化が挙げられる。
チャプター
00:04:33ジェンダー問題への医療支援の実態
ジェンダー問題を抱える子どもとその家族への医療支援には、本人だけのカウンセリング、家族とのカウンセリング、学校との連携調整など、膨大な時間と労力が必要である。1人のケースに対して半日から1日を要することもある。
00:06:12生き方の問題としての性格
ジェンダー問題は医療だけでは解決できず、生き方の問題である側面が大きい。家族の理解と協力が不可欠で、その姿勢がない場合は問題が解決しないことが多い。
00:07:06社会的偏見への対応
社会的な偏見や差別を考慮し、表立った支援を控える場合もある。メディアへの露出も控えており、悪いイメージが定着することを避けたいという考えがある。
00:12:52深刻な事態への対処
自傷行為など深刻な事態に陥る可能性があるため、細心の注意が必要である。感情の高ぶりなどから家族に危害を加える場合もあり、準備が必要である。
行動項目
00:14:02学校や地域社会との連携を強化する。
表立った支援を控える場合の代替策を検討する。
No.196 子どものジェンダー問題
要約
この記事は、トランスジェンダーの子どもたちが直面している問題について議論しています。医師として、著者は子どもの性自認の発達プロセスを理解しています。著者は、子どもの性自認は成人期まで固まらない可能性があることを指摘しています。また、現在のジェンダーの扱い方は、当事者にとってあまり有益ではないと感じているようです。著者は、この話題を避けてきたが、今こそ真剣に取り組む必要があると感じています。
チャプター
00:00:20はじめに
著者は最近テレビで見かける様々な専門家について述べ、本日のトピックである子どもの性自認の問題に入っていきます。
00:03:02子どもの性自認の発達
著者は医師として多くの子どもを診てきた経験から、子どもの性自認は成人期まで固まらない可能性が高いと感じています。また、性自認には個人差が大きいことを指摘しています。
00:11:06現在の扱い方への疑問
著者は、現在のジェンダーの扱い方や法制度が当事者の実情にそぐわないことを指摘し、活動家や保護法のパフォーマンス的な側面を疑問視しています。
00:13:12結論
著者はこの話題を避けてきたが、医師として子どもの性自認の発達に関わることが重要だと感じ、今後真剣に取り組んでいきたいとしています。
行動項目
00:09:14子どもの性自認の発達過程についてさらに研究する
00:10:43他の医師や専門家と子どもの性自認について議論する機会を設ける
No.195 血液中からマイクロプラスティック検出
要約
3月26日のラジオ番組で、マイクロプラスチックが人間の血液から検出されたというニュースについて議論している。アムステルダム大学の研究で、22人のボランティアの血液を調べたところ、17人からマイクロプラスチックが検出されたとのこと。これは海洋汚染などにより食物連鎖を通じて人間に取り込まれた可能性がある。マイクロプラスチックの健康影響や体内での動態については不明な点も多いが、新しい治療法の開発につながる可能性もある。また、食品添加物なども体内に取り込まれ健康被害を及ぼしている可能性があるが、現時点ではデータが少ないといった議論がなされた。
チャプター
00:01:49血液中からマイクロプラスチック検出のニュース
オランダの研究で、22人のボランティアの血液検査をしたところ、17人からマイクロプラスチックが検出された。これは海洋汚染などによる食物連鎖を通じた人への暴露が原因と考えられる。マイクロプラスチックの健康影響は不明だが、新しい治療法につながる可能性がある。
00:05:01マイクロプラスチックの体内動態
マイクロプラスチックが血液から検出されたメカニズムは不明だが、食事から体内に取り込まれることはあり得る。マイクロプラスチックが体内でどのように動くのかも重要な点だ。
00:05:33食品添加物などの健康影響
食品添加物などの化学物質も体内に取り込まれ健康被害を及ぼしている可能性があるが、現時点ではデータが少ない。長期的には健康に悪影響があると考えられるが、世界の食料供給に影響することも懸念される。
行動項目
00:07:13マイクロプラスチックの体内動態を調査する。
00:06:25食品添加物などの長期的な健康影響を調査する。
No.194 ギャンブル依存
要約
ラジオ番組で大谷翔平選手の話題が出た。大谷選手の影響でスポーツバーが満員になり、入店できなくなったという話や、大谷選手がドジャースのオープニングに出演したことなどが話題に。番組のオープニングも変えたいという意見が出たが、耳馴染みもあるので続けることに。その後、依存症についての話題に移り、依存症の原因や種類、ギャンブル依存症との関連性などについて議論した。
チャプター
00:00:24大谷翔平選手の話題
大谷選手の影響でスポーツバーが満員になり入店できなくなった話や、大谷選手がドジャースのオープニングに出演したことが話題に。番組のオープニングも変えたいという意見が出たが、耳馴染みもあるので続けることに。
00:02:56依存症について
依存症の原因や種類について議論。ギャンブル依存症との関連性にも言及。パチンコ依存からスマホゲームへの移行が指摘された。
行動項目
00:00:46スポーツバーの混雑状況を確認する。
00:01:06番組オープニングの変更を検討する。
00:02:56依存症の実態を調査する。
No.193 どこまで低身長は治療できるの
要約
この記事は、ラジオ番組の内容を要約したものです。番組では、成長ホルモンによる低身長症の治療やワクチンの副作用、生活インフラの設計などについて議論が行われました。主な内容として、治療の対象になる低身長症の基準について説明がありました。また、コロナワクチンと帯状疱疹の関連性や、ワクチンの公的助成の仕組みについても言及がありました。議論の結果、日本の生活インフラは145cmを基準に設計されていることが確認されました。
チャプター
00:04:45低身長症の治療基準について
番組では、成長ホルモンによる低身長症の治療対象を判断する基準について説明がありました。治療の対象になるのは、女性で身長が148cm以下、男性で同様に身長が極端に低い場合です。既に成人した場合は治療の効果がないことも言及されました。
00:08:30ワクチンと副作用の関連性について
リスナーから、コロナワクチンを受けてから帯状疱疹を繰り返し発症するようになったとの質問がありました。ワクチンとの因果関係は不明ですが、帯状疱疹を繰り返し発症するケースは最近増えているとのことです。
00:10:49ワクチンの公的助成について
帯状疱疹ワクチンの公的助成について質問が出ました。助成を受けられるのは特定の医療機関であり、全ての病院で受けられるわけではないことがわかりました。
00:07:01生活インフラの設計基準について
議論の結果、日本の生活インフラは145cmを基準に設計されていることが確認されました。この身長であれば、自動車の運転や駅の券売機の利用など、日常生活に困ることはないとのことです。
行動項目
00:04:45成長ホルモン治療の適応基準を確認する
00:08:30ワクチンと帯状疱疹発症の関連性について研究する
00:10:49帯状疱疹ワクチンの公的助成制度を調べる
No.192 美容医療適齢期はいつ
要約
この記事は、美容クリニックのラジオ番組の内容を要約したものです。主なトピックは保険治療の制限、自由診療のメリット、年齢に関係なく美容治療を受けることの意義などです。 showのホストとゲストは、美容医療が命に関わる医療とは異なり、個人の価値観に基づいて受けることができると述べています。また、保険治療では欲求不満が残る場合がある一方、自由診療なら望みどおりの治療が可能だと説明しています。
チャプター
00:04:06保険治療の制限
保険治療は生活に支障がある場合に限定されるため、単純に綺麗になりたいという理由では利用できない。個人の欲求では保険が使えないことが多い。
00:05:48自由診療のメリット
自由診療なら治療の幅が広がり、望みどおりの治療が可能。保険治療では物足りないことがある。
00:02:00美容治療を受ける意義
美容医療は命に関わらないが、綺麗でいることで人生が楽しくなる。個人の価値観に基づいて判断すべき。
行動項目
No.191 ヒアルロン酸はなぜダメなの、奨めないの
要約
3月20日のラジオ番組で、ヒメクリニックの2人の医師がしわの治療について議論しています。ヒアルロン酸注射は一時的にしわを目立たなくできるが、根本的な治療にはならず、しわが再発・悪化することが説明されています。他のクリニックがヒアルロン酸を推奨するのは、患者をリピーターとして確保できるからだと指摘されています。
チャプター
00:02:38ヒアルロン酸注射の一時的な効果
ヒアルロン酸注射で皮膚が伸び、しわの部分が目立たなくなるが、自分のヒアルロン酸が増えるわけではない。注射した分だけ皮膚が伸びるので、効果が切れるとしわが再発・悪化する。
00:03:20ヒアルロン酸は根本治療でない
しわの原因である皮膚の加齢変化がわかっているのに、その原因治療をせず、症状を一時的に隠すだけの治療をしている。再生医療等の原因治療をすれば、根本的にしわを改善できる可能性がある。
00:06:14他クリニックのヒアルロン酸推奨の理由
ヒアルロン酸注射は効果が長続きせず、患者をリピーターとして確保しやすい。さらに、ヒアルロン酸製品には価格差があり、クリニックの利益率を高められる。
行動項目
00:05:07皮膚の加齢変化に対する再生医療等の原因治療の可能性を調査する。
00:09:04ヒアルロン酸注射の一時的効果と再発率データを収集し、患者への説明資料を作成する。
No.190 睡眠時無呼吸症候群の伝播
要約
この記事は、佐賀県の情報発信プロジェクト「佐賀プライズ」について議論しています。佐賀県は、任天堂のゲームやアニメとのコラボレーションなど、積極的な情報発信で注目を集めています。しかし、副知事に俳優の島耕作さんを「任命」したことをめぐり、地方自治法違反ではないかという議論が起きています。議論の焦点は、法律の細かい規定にこだわるあまり、佐賀県の情報発信そのものの意義を見失っているのではないか、という点にあるようです。一方で、SNSがもたらす「攻撃」の拡大という課題についても指摘されています。
チャプター
00:02:02佐賀県の情報発信戦略「佐賀プライズ」について
佐賀県は、ゲームやアニメとのコラボレーションなど、積極的な情報発信で注目を集めている。今回、俳優の島耕作さんを「副知事」に任命したことが話題に。
00:03:29島耕作さんの「副知事就任」をめぐる議論
島さんの「副知事就任」について、地方自治法違反ではないかという指摘が出ている。しかし法律の細かい規定にこだわりすぎではないか、という意見もある。
00:05:25SNSがもたらす課題
個人への「攻撃」がSNSを通じて拡大している点について指摘がある。佐賀県の事例は軽いものだが、個人に対する攻撃の影響は深刻だ。
行動項目
00:10:19佐賀県の情報発信戦略の意義を改めて考える。
00:10:45SNSがもたらす課題と向き合う社会的な議論が必要。
No_1 整うラジオいよいよスタート
要約
この会議録は、美容と心のケアに関するラジオ番組の内容である。出演者の姫川クリニック院長とジル・マツバラ先生が、美容と心の関係や子育てのアドバイスなどについて会話している。主な話題は次の通りである。美容は五感を整えることであり、心の状態と深く関係している。子育てでは、成長段階に合わせた関わり方が大切である。瞑想はストレス解消に効果的である。
チャプター
美容と五感の関係
美容は単に外見を綺麗にするだけでなく、五感を整えることそのものである。五感が整うことで心の状態も前向きになり、人生が明るくなる。美容は心と深く関係しており、心が綺麗でない状態では美容の効果も半減する。
子育てのポイント
子育てでは、成長段階に合わせた関わり方が重要である。乳児期はずっと抱っこしてスキンシップを大切にし、幼児期は手をつないで歩くようにする。その先も段階を追って関係性を変化させていくことが必要である。
瞑想のすすめ
睡眠前と起床時に瞑想をすることがストレス解消と睡眠の質の向上に効果がある。具体的には、息を4個吸って7個止め、8個吐くという方法を3回繰り返す。これを毎日実践することで、1日がスムーズに過ごせるようになる。
行動項目
就寝前と起床時に、息を4個吸って7個止め8個吐く瞑想を3回ずつする。
子育てでは成長段階に合わせた関わり方(子育て4分)を意識する。
美容は五感を整えることそのものであり、心と深い関係があることを理解する。
No.2 整うラジオ 場の持つ力
要約
ラジオ番組のトーク内容についての要約。姫クリニックの移転について話し合い、新しい場所の持つ力や可能性について議論している。看護師の制服の色の重要性や、治療空間を設計する際の配慮事項などについても言及されている。
チャプター
00:00:18ラジオ番組の概要
2回目のラジオ番組。前回の内容をほとんど忘れていると思うので、事務所の先生にラジオ番組の概要を説明してもらう。ヒメクリニックとニューヨークメンタルケアが共同で番組を制作している。
00:02:40姫クリニックの移転
姫クリニックが移転した。新しい場所には力があると感じる。写真を見ても明るく透明感が高い。古い建物ではシックハウスになりやすいが、新しい場所の空気が綺麗。
00:03:50場所の持つ力
場所によって気持ちが変わったり、癒されたりする。パワースポットの逆もある。姫先生はヨーロッパで精神病院を設計したことがあり、場所の力が治療に影響すると実感している。
00:10:08制服の色の重要性
精神病院では制服の色を治療目的で変えることがある。最近は効率性を優先し、個人の好みよりも均一化された制服を使うことが多いが、本来の色の力を利用することが大切。
00:11:21治療空間の配慮事項
精神病院では柄物を避け、方向性のない色を使う。6対3対1の法則(空間の6割を主色、3割を補助色、1割をアクセント色で構成する)を守ると居心地が良い。家具の配置や外の景色も重要。
行動項目
No.189 島耕作佐賀県副知事となる
要約
この記事は、佐賀県の情報発信プロジェクト「佐賀プライズ」について議論しています。佐賀県は、任天堂のゲームやアニメとのコラボレーションなど、積極的な情報発信で注目を集めています。しかし、副知事に俳優の島耕作さんを「任命」したことをめぐり、地方自治法違反ではないかという議論が起きています。議論の焦点は、法律の細かい規定にこだわるあまり、佐賀県の情報発信そのものの意義を見失っているのではないか、という点にあるようです。一方で、SNSがもたらす「攻撃」の拡大という課題についても指摘されています。
チャプター
00:02:02佐賀県の情報発信戦略「佐賀プライズ」について
佐賀県は、ゲームやアニメとのコラボレーションなど、積極的な情報発信で注目を集めている。今回、俳優の島耕作さんを「副知事」に任命したことが話題に。
00:03:29島耕作さんの「副知事就任」をめぐる議論
島さんの「副知事就任」について、地方自治法違反ではないかという指摘が出ている。しかし法律の細かい規定にこだわりすぎではないか、という意見もある。
00:05:25SNSがもたらす課題
個人への「攻撃」がSNSを通じて拡大している点について指摘がある。佐賀県の事例は軽いものだが、個人に対する攻撃の影響は深刻だ。
行動項目
00:10:19佐賀県の情報発信戦略の意義を改めて考える。
00:10:45SNSがもたらす課題と向き合う社会的な議論が必要。
No.188 アレルギーは舌下免疫療法で
要約
この記事は、花粉症の治療法として舌下免疫療法について解説しています。花粉症は深刻な症状を引き起こし、生野菜を食べる日本の文化と関係があると指摘しています。舌下免疫療法は、少量のアレルゲンを毎日舌下に置くことで、徐々に体がそのアレルゲンに慣れて耐性がつき、症状が改善するというものです。杉花粉症に対する舌下免疫療法を行うことで、ヒノキなど他の花粉症も改善することが期待できるとしています。
チャプター
00:00:20花粉症の深刻さ
花粉症は深刻な症状を引き起こし、日本人の6割が罹患している可能性がある。花粉症の治療は重要だが、ほとんどの人は治ると考えていない。
00:02:26生野菜との関係
生野菜を食べる文化は日本特有で、花粉症の原因の1つとなっている。花粉アレルギーがある人は生野菜を食べることができない。
00:06:02舌下免疫療法とは
舌下免疫療法は、少量のアレルゲンを毎日舌下に置くことで、徐々に体がそのアレルゲンに慣れて耐性がつき、アレルギー症状が改善する。
00:08:16杉花粉症の治療効果
杉花粉症に対する舌下免疫療法を行うことで、ヒノキなど他の花粉症も改善することが期待できる。
行動項目
00:10:25花粉症の人は、舌下免疫療法について検討する。
00:08:38舌下免疫療法で杉花粉症から始め、次にヒノキ花粉症も治療する。
00:09:53花粉症の治療によって、肌トラブルも改善される可能性がある。
No.187 残業で食べている、残業で食べられない
要約
この会議の記録は、3月14日のホワイトデーについてのラジオ番組の内容です。ホワイトデーの起源や日本の習慣として定着した経緯について議論しています。また、バレンタインデーやブラックフライデーなど、経済効果を狙って作られた記念日が乱立していることについても言及しています。さらに、残業時間規制の影響として、医療・介護業界が崩壊の危機に瀕していること、残業代を前提とした生活設計が困難になっていることなどの問題点を指摘しています。
チャプター
00:00:36ホワイトデーの起源と定着
ホワイトデーはバレンタインデーのお返しとして始まった習慣であるが、なぜその名前がついたのかわからないという意見が出されている。日本ではキリスト教の習慣も取り入れられているように、様々な文化が入り混じっている。
00:02:25経済効果を狙った記念日の乱立
バレンタインデーやブラックフライデーなど、経済効果を狙って設定された記念日が増えすぎており、記念日を認定する団体まで存在する。しかし、その効果については疑問視する意見もある。
00:08:50残業時間規制の影響
医療や介護の業界では、残業時間規制の影響で収入が大きく減少することが予想される。残業代を前提とした生活設計が成り立たなくなり、業界の崩壊も危惧されている。
行動項目
00:10:44医療・介護業界での残業時間規制の影響を詳細に調査する
00:09:48残業代を前提とした生活設計の困難さを分析する
00:03:00経済効果を狙った記念日の副作用について研究する
No.186 薬の名前にはルールがあるはずなの
要約
この会議の要約は、ダイエット薬の効果についての議論です。この薬は脂肪の吸収を抑えますが、炭水化物の吸収には影響しません。議論の結果、この薬を飲むことで脂肪の吸収は抑えられますが、炭水化物の過剰摂取が続く限り痩せる効果は期待できません。
チャプター
00:00:08ダイエット薬の名称と成分
この薬の商品名は明らかにされていませんが、有効成分はオルリスタットです。オルリスタットは消化管内で脂肪分解酵素のリパーゼを阻害することで、食事由来の脂肪のうち約25%を体外へ排出します。
00:03:51ダイエット薬の対象者
この薬の対象は、18歳以上の成人で、男性は身長85センチ以上、女性は90センチ以上。既に生活習慣の改善に取り組んでいる人です。若年者や生活習慣改善に取り組んでいない人は対象外です。
00:02:52脂肪と炭水化物のカロリー比較
脂肪1グラムは9キロカロリーですが、炭水化物は1グラム6キロカロリーです。人が普段摂取する量から比較すると、炭水化物の方が圧倒的に多いことが分かります。痩せるためには炭水化物の摂取量を減らすことが重要です。
00:06:16脂肪が体に与える影響
脂肪は体内で神経を覆うミエリン鞘を形成するなど重要な役割があります。脂肪が不足すると神経障害などが起きます。ある程度の脂肪は必須なので、極端に減らすことはできません。
00:11:28ダイエット薬の有効性と限界
この薬は脂肪の吸収だけを抑えることができますが、炭水化物の過剰摂取が続く限り太り続ける原因を解決できていません。炭水化物こそが痩せない最大の原因なので、食事療法が不可欠です。
行動項目
00:13:07炭水化物の摂取量を減らす食事療法を開始する。
00:13:07運動を週3回行うなど、生活習慣の改善に継続的に取り組む。
00:13:071か月後に体重と体脂肪率を測定し、薬の効果と食事療法の進捗を評価する。
No.185 いつまで新型COVID-19
要約
3月12日のラジオ番組で、新型コロナウイルスについて話し合われた。ワクチンの効果に疑問を呈し、副作用のデータを分析した論文を紹介。mRNAワクチンのメカニズムが生命の原理に反している可能性を指摘。インフルエンザワクチンもmRNAワクチンに変更される可能性があり、提供をやめることを考えている。
チャプター
00:00:24新型コロナウイルスについて
新型コロナウイルスを「新型」と呼ぶのはおかしいと指摘。3年経過した今となっては「新型」という呼称を変更すべきだが、検索しても新型コロナに関する情報しか表示されないという偏りを問題視。
00:02:38ワクチンの効果について
11回接種しても効果がないことを指摘。集団免疫は明らかにないというデータがある。副作用の論文を紹介し、心臓病、肝臓病、甲状腺病など多岐にわたる副作用が報告されていることを問題視。
00:08:46mRNAワクチンのメカニズム
mRNAを変化しにくくすることが生命の原理に反している可能性がある。スパイクタンパクが体内に残存し、長期的な影響が懸念される。
00:10:25インフルエンザワクチンへの影響
インフルエンザワクチンもmRNAワクチンに変更される可能性がある。その場合は提供をやめるつもり。
行動項目
00:06:26コロナワクチンの副作用データの詳細を調査する。
00:09:27mRNAワクチンのメカニズムと長期的影響について研究する。
00:10:40インフルエンザワクチンがmRNAワクチンに変更された場合、提供をやめる。
No.184 熱意のある社員は5%
要約
この会議の記録は、日本の社会や経済の現状についての議論をまとめたものだ。日本の社会はこの30年間で停滞しているという認識で一致している。特に、日本人の社員の熱意ややる気の低下が指摘されている。これは世界的な調査でも明らかになっている。この要因として、成長が止まり、余裕がなくなったことが影響していると分析されている。また、社会保障の充実で、頑張らなくても保障されるようになり、やる気をそいでいることも指摘されている。この状況を打開するには、個人の努力と能力が適切に評価され、報われる社会をつくることが必要だと提案されている。
チャプター
00:04:28日本社会の停滞
この30年間で日本は停滞し、悪化した部分が多いことで参加者は認識を共有している。特に、社員のやる気や熱意の低下が深刻な問題だと指摘されている。
00:02:02世界的な調査から見える日本の現状
世界的な調査で、日本の社員のやる気の割合は5%と最下位で、アメリカの6分の1程度であることが明らかになっている。一方で世界平均は上昇傾向にあることから、日本の置いていかれが鮮明だ。
00:05:14低迷の要因分析
成長が止まり余裕がなくなったことが影響している。また、社会保障の充実で頑張らなくても保障され、やる気をそがれている。評価と報われ方の改善が必要。
行動項目
00:06:08個人の努力と能力が適切に評価され、報われる社会をつくることが必要
No.180 自動計量IH炊飯器
要約
この記事は、IH炊飯器についての議論をまとめたものです。最初に、自動計量機能を搭載したIH炊飯器が発売されたことについて述べられています。しかし、姫先生はIHの電磁波の影響や白米の栄養バランスの問題点を指摘します。その上で、酵素玄米を炊く専用の炊飯器を使うことを推奨しています。議論の結果、IH炊飯器は便利だが健康面での懸念があること。酵素玄米を炊く炊飯器の方が望ましいことが確認されました。
チャプター
自動計量IH炊飯器の発売
自動で米と水の計量から炊飯まで行うIH炊飯器が発売された。価格も手頃で、一人暮らしに向いている。非常に便利な製品だが、姫先生はいくつかの点で懸念を示した。
IHの電磁波の影響
IHは電磁波を発生する。量的な影響は不明だが、ドイツなどでは規制が始まっている。長期的な影響を考えると懸念材料だ。
白米の栄養バランス
白米は美味しいが、糖化ストレスが高く栄養バランスが悪い。酸化ストレスも高めてしまう。古代人は白米を贅沢品と考えていたことを思い出すべきだ。
酵素玄米炊飯器の推奨
酵素玄米は発酵プロセスで栄養価が高まり、糖の吸収も緩やかになる。姫先生は専用の酵素玄米炊飯器を使うことを強く推奨している。
行動項目
酵素玄米炊飯器の購入を検討する
日常的に酵素玄米を炊飯する食事スタイルを心がける
No.183 30年間日本のおかれた状況
要約
この記事は、過去30年間の日本の経済状況の変化について議論しています。平均年収が下がり、社会保険料、消費税などの負担が増え、金利が下がるなど、生活は厳しくなっていることを指摘しています。格差が広がり、中央値では実際の生活水準の低下が隠されていると主張しています。自動引き落としなどで知らないうちにお金が引かれ、管理が難しくなっていることも問題視しています。これらの要因が、国民のやる気や少子化に影響していると分析しています。
チャプター
平均年収の低下
過去30年間で平均年収が下がっている。下がり方の割合から、実際の中央値ではもっと下がっている可能性がある。
社会保険料などの負担増
国民健康保険料や社会保険料が大幅に上昇している。年金も含め、税金以上に増えている。
消費税と生活必需品の値上がり
消費税が3%から10%に上がった。タバコなど生活必需品の税も値上がりしている。
金利の大幅な低下
30年前は6%台の金利が付いていたが、現在は0.02%程度とほとんど付かない。
退職金の減少
退職金額も平均で1000万円近く下がっている。満額で受け取れるケースが少なくなった。
自動引き落としの増加
自動引き落としが増え、知らない間にお金が引かれることが多くなった。請求内容が分からなくなる。
行動項目
国民の生活実態を反映した統計指標を使うべきである。
増税だけでなく、コスト削減を含む構造改革が必要である。
国民の意識と行動の変化の要因を特定し、政策立案に活かすべきである。
No.182 マスク着用義務とCOVID-19
要約
この記事は、小児科学会が子供へのマスク着用に反対しているにも関わらず、新型コロナウイルス感染症の流行に伴い、マスク着用が2歳以下の子供にまで強制された経緯と、その影響について論じている。マスクを着用させることで、子供の呼吸器への負担が増え、脳の発達に影響が出かねないこと、マスクの着用と感染者数の増加に負の相関関係がある研究結果があることなどを指摘している。
チャプター
子供へのマスク着用に反対する小児科学会の見解
小児科学会は子供へのマスク着用に反対していたにも関わらず、消費者や保護者の要望で、マスク着用の対象年齢が2歳以下まで下がってしまった経緯が説明されている。
マスク着用の弊害
マスクを着用させることで、子供の呼吸器への負担が増え、脳の発達に影響が出かねないことが指摘されている。また、マスクをしたまま運動をすることの危険性も言及されている。
研究結果から見えるマスク着用の効果
マスクの着用と感染者数の増加に負の相関関係がある研究結果が複数件あること、予防接種で集団免疫が達成されていないことが指摘されている。
行動項目
マスク着用の影響に関する研究論文をさらに調査する。
子供のマスク着用に関する指針を見直す。
No.181 働かない人がいる理由
要約
この記事は、日本の教育政策の失敗について議論しています。GDPランキングでイタリアに追い抜かれたことに触れ、日本の教育のゆとり教育の影響で、子供の共同作業のスキルが低下し、大人になって働く意欲が失われていると指摘しています。具体的には、成長に伴う共同作業スキルの発達過程を無視し、競争原理を否定する教育方針が、協調性の欠如を招いたと分析しています。この状況を改善するには、早期からの共同作業のスキル育成が必要だと提言しています。
チャプター
日本の教育政策の失敗
日本の1人当たりGDPがイタリア以下に低下したことは耳障りな事実で、教育政策の失敗を示している。ゆとり教育などの影響で、子供の共同作業のスキルが低下し、大人になって働く意欲が失われている。
共同作業スキルの発達過程の無視
子供は成長に伴い、非意図的な真似から意図的な共同作業へと発達していくが、この過程が教育政策で無視された。順位付け否定も共同作業のインセンティブを失わせる。
協調性の欠如
共同作業のスキル育成を誤った教育政策の結果、成人して働く意欲を失う人が増え、働かない人を許容する社会に。これは深刻な協調性の欠如である。
早期からのスキル育成が必要
この状況を改善するには、早期から共同作業のスキル育成に取り組む教育が必要。生きがいを感じられるような働く意欲の醸成が重要。
行動項目
教育政策の失敗についての正確なデータの収集
共同作業のスキル育成プログラムの策定
就労意欲喚起のための教育キャンペーンの実施
No.179 カルテの理想形
要約
この記事は、クリニックの移転についてのラジオ番組の内容を要約したものです。主なトピックは、クリニックの移転が単なる引っ越しとは全く異なり非常に大変な作業であること、移転には新クリニックの立ち上げと古いクリニックの閉鎖が必要であること、カルテの管理と保存が大きな課題であることなどです。電子カルテへの移行も進んでいますが、コストやデータ管理の面で課題が多いと指摘しています。カルテの在り方については今後も議論が必要であるとの認識で一致しています。
チャプター
クリニック移転の大変さ
クリニックの移転は単なる引っ越しとは全く異なり、医療機関としての機能を停止することなく新旧間で切り替えを行う必要がある。そのためには新クリニックの立ち上げ準備と並行して古いクリニックを稼働させておく必要があり、非常に手間と時間がかかる。
カルテの管理が最大の課題
クリニック移転時の最大の課題は、膨大な量の紙カルテの管理と移送である。電子カルテへの移行が進みつつあるが、保存義務や契約終了後の扱いなど課題も多い。カルテの在り方をめぐっては、今後も議論が必要である。
行動項目
カルテのあるべき在り方について引き続き検討する
電子カルテ導入にあたっての課題を整理する
No.178 プライベートクリニック準備万端
要約
この記事は、ヒメクリニックという美容クリニックの新しい場所への移転について説明しています。新しい場所は、池下駅のそばの名古屋セントラルガーデン内にあり、閑静な環境でプライバシーが保たれています。診療は予約制で、1日5人程度の患者を対象に1対1で丁寧なカウンセリングを行うことを目指しています。待合室もなく、患者同士が顔を合わせることがないようにしています。
チャプター
新しい場所の概要
池下駅のすぐそばの名古屋セントラルガーデン内にある。目の前に桜並木があり、静かで録音時の雑音が入らない。電話もまだ繋がっていない。
診療方針
予約制で1日5人程度の患者を対象に1対1で丁寧なカウンセリングを行う。待合室はなく、患者同士が顔を合わせない。LINEで予約調整を行う。
患者層
プライバシーを重視する患者を対象とする。10分程度で済む患者は対象外。
課題
Web予約の導入は難しい。患者1人1人の状況をみてスタッフが予約可否を判断する必要がある。
行動項目
発表をご期待ください。
フリーダイヤルの番号は変わっていませんのでそちらにお電話いただければ診察中は留守電になっています。
No.177 閏年だよ肉の日だよ
要約
2月29日のラジオ番組で、閏年について話し合っている。閏年のルールが複雑で、4年に1度の閏年であるが、100年で割り切れる年は平年になる。さらに400年で割り切れる年は再び閏年になる。この複雑なルールは、太陽年と暦年のズレを調整するためで、気候変動など長期的な影響がある。番組の最後に、閏年は1日増えるのでその日を大切に過ごそうと締めくくっている。
チャプター
閏年の定義
閏年は4年に1度ある。しかし100年で割り切れる年は平年になる。400年で割り切れる年は再び閏年となる。この複雑なルールがある.
閏年の歴史的経緯
このルールは、太陽年と暦年のズレを調整するためにできた。ズレが蓄積すると気候変動などに影響するので、閏年で修正している。
1日を大切に
閏年は1日増える。この日を特別に過ごそう。仕事を頑張ろうと締めくくっている。
行動項目
閏年の複雑なルールを覚える
気候変動への影響を考える
閏年の日を大切に過ごす
No.176 WEB予約の話題で盛り上がるSNS
要約
この記事は、Web予約システムの問題点について議論しています。主な内容は以下の通りです。- Web予約は便利だが、実際には管理が大変で、ダブルブッキングなどのトラブルが頻発している。- 予約をした人が予約を忘れることが多く、当日キャンセルされることがある。- 2、3ヶ月先の予約を入れる人もおり、当日になって予約を忘れていることがある。 - LINE予約など新しい予約システムが登場しているが、根本的な問題は解決されていない。- Web予約業者は月額料金を取るサービスを提供しているが、ボッタクリな場合もある。この記事では具体的な数値は提示されていませんでした。
チャプター
Web予約のメリットとデメリット
Web予約は便利だが、ダブルブッキングなどのトラブルが多発している。管理する側は予約内容をすべて頭の中で把握することが難しく、大変な労力が必要となる。
予約した人の問題点
予約した人が予約を忘れることが多く、当日キャンセルされることがある。2、3ヶ月先の予約を入れる人もいるが、当日になって予約を忘れているケースもある。
新しい予約システムの現状
LINE予約など新しい予約システムが登場しているが、実際には単なるWeb予約のリンクに過ぎない。月額料金を取る業者もいるが、ボッタクリな場合もある。
行動項目
Web予約の仕組みを改善し、トラブルを減らす。
予約を忘れる人への対策を検討する。
新しい予約システムの実態を調査する。
No.175 医者に行くときのマナーとは
要約
この記事は、患者さんのマナーの低下について議論しています。特に、予約なしに診療所を訪れることや、周囲の人を考慮せずに大声で話すことなどの問題行動が増えていることが指摘されています。こうした行動は他の患者さんの迷惑になるため、注意喚起の必要があるとしています。感染症患者の場合はなおさらで、待合室での感染拡大を避けるためにも事前予約と時間管理が大切だと説明しています。
チャプター
患者マナーの低下
日本人のマナーが劣化している。病院に予約なしで突然訪れることや、周囲の人を考えずに大声で騒ぐことが多くなっている。これは他の患者の迷惑になる。
感染症患者への対応
感染症が疑われる患者の場合は事前に必ず確認し、予約をとる。診療時間を区切り、患者同士が接触しないようにする。車内で待機させ、結果が出てから診察室を決める。
行動項目
感染症受診時の注意喚起のぼり旗を再掲示する
患者マナー向上のためのポスターを更新する
No.174 未来は明るいのか、寿命記憶
要約
この会議の要約は、SF映画やテクノロジーの進歩に関する議論です。参加者は、ターミネーターやバイオハザードなどのSF作品が現実味を帯びてきていることについて話し合います。また、人工知能や感染症などの技術がもたらすリスクについても議論しています。参加者はブラックホールや相対性理論についての科学的事実も挙げながら、テクノロジーがもたらす影響や人間の記憶のメカニズムなどについて話し合っています。
チャプター
SF映画のリアリティ
ターミネーターやバイオハザードなどのSF映画は、設定こそファンタジーであるものの、描かれている内容自体は現実味を帯びてきていると指摘される。AIや感染症が引き起こすリスクは決して無視できない。
ブラックホールと時間の理論
ブラックホールの中では時間が止まると考えられていることや、相対性理論によれば時間の流れは場所によって変化することが科学的に説明される。これはSF的設定を超えた真実の世界である。
記憶と時間の関係
人間の記憶がどのように形成され、保持されるかについての議論がなされる。記憶は脳内で電気信号として符号化されているが、そのメカニズムの詳細は不明である。この謎が解明されれば、寿命を延ばすことも可能になるかもしれない。
行動項目
AIや感染症が引き起こしうるリスクについての資料を収集する
ブラックホール周辺での時間の流れを調べ、相対性理論の影響を確認する
人間の記憶が脳内でどのように保持されているかを調査し、医学的知見を得る
No.173 2_23 未来の話をしよう、未来もドクターは必要か
要約
この記事は、SFや未来の医療技術についてのラジオ番組の内容をまとめたものです。主な話題は、スタートレックに登場するドクターの役割、AIやロボットによる医療の発展、そして人間の医師が残るべき領域についてでした。番組では、ドクターの人間性や共感力の大切さが語られましたが、一方で画像診断や手術などの分野でAIやロボットが人間の医師を超えつつある実態も紹介されました。最後に、精神科医のように人と人との信頼関係が不可欠な医療の領域こそが、人間の医師が残るべき領域であるという意見で締めくくられました。
チャプター
スタートレックにおけるドクターの役割
スタートレックではドクターが重要な役割を果たしているが、シリーズが進むにつれホログラムのドクターや遺伝子操作されたドクターが登場する。一方、アンドロメダではほとんどドクターが登場しないことから、人間が強化されている設定なのではないかと考えられる。
AIやロボットによる医療の進歩
画像診断や手術支援など、AIやロボットが人間の医師を超える分野が現実的に増えつつある。診断基準を満たせばAIで診断できるようになり、5年目の医師と同等以上の正答率を示すケースもある。
人間の医師が残るべき領域
患者との信頼関係や共感力が必要な精神科医のような分野こそが、人間の医師が残るべき領域である。AIには人間の五感や六感による心の共感が完全には再現できないためである。
行動項目
SFや未来予測を題材に、医療技術の発展と人間の医師の関係性について今後も議論を続ける
AIやロボットが人間の医師を超えられないと考える領域を明確化する
精神科医などの専門医へのインタビューを通じ、人と人との信頼関係の大切さを掘り下げる
No.172 2_22 未来の話をしよう、病気は根絶できるのか
要約
この会議の要約は、病気が根絶できるかどうかについての議論です。天然痘は撲滅されたと言われているが、似た症状を示す他の病気が再発していることから、病気を完全に根絶することは難しいと考えられます。病原体は宿主が死なない程度に弱毒化していく傾向があるため、流行の規模は抑えられる可能性があるものの、感染症をなくすことは不可能だと結論づけています。
チャプター
天然痘の根絶について
天然痘は撲滅されたとされているが、似た症状を示す他の感染症が再発していることから、完全な根絶には疑問が呈されている。
病原体の弱毒化
病原体は宿主が死なない程度に弱毒化する傾向があり、これにより流行の規模は抑えられる可能性がある。しかし感染症自体をなくすことはできない。
過去のパンデミックとの比較
過去のスペイン風邪や香港風邪も最初は強毒性であったが、徐々に弱毒化し、今ではインフルエンザの一種となっている。コロナウイルスも同様の道をたどると考えられる。
行動項目
過去のパンデミックがどのように推移したかを調べ、コロナウイルス感染症の行方を予測する。
病原体の弱毒化がどのようなメカニズムで起こるのかを研究する。
https://hime.clinic
No.171 2_21 未来のお話をしよう、遺伝子の話
要約
ラジオ番組で、遺伝子操作を受けた人間が93%を超える未来の世界について議論している。遺伝子操作によって、病気になりにくく、知能が高く、寿命が長くなる一方で、倫理的な問題もある。また、母親の血液検査で胎児の遺伝子診断が可能で、中絶の選択肢につながっている。未来への不安感はあるが、明るい未来を信じたい。
チャプター
遺伝子操作された未来の人間
未来の世界では、人間の93%以上が遺伝子操作を受けている。遺伝子操作により、病気になりにくく、知能が高く、寿命が長くなる反面、宇宙空間といった過酷な環境に適応するために必要な変化でもある。しかし、個人の遺伝情報が把握されるなど、プライバシーの問題もある。
母親の血液検査による胎児の遺伝子診断
母親の血液検査だけで胎児の遺伝情報が判明する。これにより、出生前に病気などを診断でき、中絶するか産むかといった選択を迫られることになる。倫理的な問題があるものの、すでに一部で実施されている。
遺伝子操作は進化する一方で、倫理的ジレンマ
病気の治療や食料増産などを目的とした遺伝子操作はすでに行われている。一方で、人間を対象とすることの是非や、個人情報の取り扱いなど、多くの倫理的、法的課題がある。科学技術の進歩と倫理観のジレンマが浮き彫りとなっている。
不安な未来だが、明るい展望を
このように遺伝子操作された未来はある意味で理想的な反面、個人の自由や多様性を奪うことにもつながりかねない。しかし、全く現実離れした話でもなく、ある種の可能性を秘めている。不安要素は拭えないが、明るい未来を信じたい。
行動項目
遺伝子操作の技術動向と倫理的課題の両面を注視し、適切に対応していく。
個人の遺伝情報の取り扱いに関する法整備を進める。
母体と胎児の健康管理と中絶防止に努める。
No.170 2_20 ジェネリックでで良いですかの答え
要約
この記事は、ジェネリック医薬品についてのラジオ番組の内容を要約したものです。主なトピックは、ジェネリック医薬品の有効性、製造工程の違い、添付文書の内容、薬価の引き下げ、製薬会社への影響などです。ジェネリック医薬品は有効成分が同じで効能も同等である一方、製造工程や添加物が異なる場合があることから、本品とは完全に同一ではないことが指摘されています。また、薬価の大幅な引き下げが製薬会社の経営を圧迫し、ジェネリック医薬品の品質確保にも影響を及ぼしている実態があるとしています。
チャプター
ジェネリック医薬品の有効性と製造工程の違い
ジェネリック医薬品は有効成分とその含有量が本品と同じであるものの、製造工程や添加物が異なる場合がある。したがって本品と完全に同一のものとは言えない。
添付文書の内容
添付文書には、有効成分以外の成分情報が記載されているが、ジェネリック医薬品各社の詳細な情報を全て把握できていない。
薬価引き下げと製薬会社への影響
薬価の大幅な引き下げにより、製薬会社の経営が圧迫され、ジェネリック医薬品の品質確保に影響が出ている。
行動項目
No.169 2_17 薬不足何が足りないなんで足りない
要約
この記事は、風邪薬などの一般用医薬品が不足している理由について議論しています。主な内容は以下の通りです。- ジェネリック医薬品メーカーの業務停止命令が相次いだことで、一般用風邪薬の供給が滞っている- 政府の薬価引き下げ政策で、メーカーが採算割れとなり、生産を中止せざるを得なくなったことが背景にある- 風邪薬不足により、風邪をひいた患者への処方日数が短縮されているなどの弊害が生じている今後の課題として、薬価と製薬会社の採算性のバランスをどう取るかが挙げられています。
チャプター
風邪薬が不足している現状
質問者から、風邪薬が不足していると指摘があった。講師が調べたところ、解熱剤や咳止めなど、風邪の症状を緩和する一般的なOTC薬が不足していることが分かった。
ジェネリックメーカーの業務停止命令が原因
ジェネリック医薬品メーカーが相次いで業務停止命令を受けたことが供給不足の原因。政府の薬価引き下げで採算が取れなくなり、品質が保てなくなったことが背景にある。
風邪薬不足の弊害
風邪薬が不足することで、風邪をひいた患者への処方日数が短縮されるなどの弊害が生じている。再診が必要となり負担が大きい。
今後の課題
薬価引き下げと製薬会社の採算性確保のバランスをどう取るかが課題。医療制度の改革が必要である。
行動項目
薬価と製薬会社の採算性の関係を詳細に調査する
医療制度改革の方向性を検討する
No.168 2_16 空腹で寝なさい
要約
この会議録は、ヒメクリニックのラジオ番組内で、リスナーから送られてきた質問に対して、寝る前の食事と睡眠が肌や体に与える影響について議論しています。空腹で寝ることは体に悪いとされ、食後すぐに寝ることもおすすめされません。理想的には、食事の1-2時間後にゆっくりとした時間を過ごし、カフェインを含まない温かい飲み物を飲んだ後、携帯電話を使わない静かな環境で就寝することが推奨されています。また、サプリメントを食事と一緒に摂取することの重要性も指摘されています。3月1日にクリニックが移転することや、それに先立つイベント開催の予定も述べられています。
チャプター
空腹時の睡眠と食後の睡眠の影響の違い
リスナーからの「空腹で寝るのと食べてから寝るのどちらがいいか」という質問に対し、食べた後にすぐ寝るのは体に悪いとされ、空腹感を我慢して寝ることが理想的だとされる。食べた後にすぐ寝ると体の代謝が低下しやすく、太りやすくなることが理由だと説明される。
寝る前に飲食できるものの制限
寝る直前の飲食可能なものとして、温かい飲み物でカフェインを含まないものが推奨される。具体的にハーブティー、カフェオレなどが例としてあげられる。一方で、クラムチャウダーやホットチョコレートなどは控えめにすることが望ましいとされる。
寝る前の過ごし方とサプリメントの摂り方
寝る1-2時間前からは携帯電話を使わないなど静かな時間を過ごすことが大切だとされる。また、サプリメントを食事と一緒に摂取することで吸収効率が高まることが強調される。
ヒメクリニックの移転とその前のイベントについて
3月1日にヒメクリニックが移転することと、それに先立ち様々なイベントを実施する予定であることが告知される。移転先やイベントの詳細についてはホームページで確認するよう促される。
行動項目
体を冷やさない温かい飲み物を寝る前の水分補給に使う
食事の1-2時間後からは携帯電話を使わないなど静かな時間を過ごす
サプリメントは食事と一緒に摂取する
ヒメクリニックの移転やイベントの情報をホームページでチェックする
No.167 2_15 糖質脂質どちらが悪い
要約
この記事は、Spotifyのリスナーからの質問に答えるラジオ番組の内容です。質問は、美しくなるためには糖質と脂質のどちらを重視すべきかというものでした。回答として、バランスの取れた食事が大切で、糖質は適度にとり、質の高い脂質をとることが肌の健康に良いと説明しています。番組では糖質と脂質の役割、過剰摂取のリスク、代謝の仕組みなどについて詳しく解説しています。
チャプター
質問の内容
Spotifyのリスナーから、美しくなるためには糖質と脂質のどちらを制限したほうが良いかという質問が寄せられた。
糖質と脂質の役割
糖質は脳の栄養になるが、過剰に取ると体内で糖化ストレスを引き起こし老化が進む。一方、脂質は炎症を抑えるなど肌の健康維持に必要だが、不足すると体の代謝が乱れる。
バランスの大切さ
糖質と脂質はともに必要な栄養素であり、バランスよくとることが肌の健康と美しさのために大切。糖質はゆっくり吸収させ、脂質は質を重視する。
行動項目
No.166 2_14 ヒメクリニックいよいよ移転
要約
この記事は、2月14日に行われたラジオ番組の内容をまとめたものです。番組では、ヒメクリニックの移転について話し合われました。移転先は、名古屋市中区のセントラルガーデンで、成城石井の隣にある新築のビルです。移転の理由として、現在の場所が騒がしく、患者さんのリラックスした治療に適していないことがあげられています。一方、新しい場所は静かで、駐車場も充実しているなど、治療目的にふさわしい環境だと述べられています。今後は完全予約制をとり、患者さん一人ひとりにゆったりとした時間を提供していきたいとのことです。
チャプター
番組の概要
2月14日に放送されたラジオ番組「綺麗になるラジオ」の内容を紹介。ヒメクリニックの移転が発表された。
移転先の特徴
移転先は名古屋市中区のセントラルガーデンにある新築のビル。成城石井の隣に位置し、駐車場も充実している。
移転の理由
現在の場所が騒がしく、治療目的にそぐわないため移転を決めた。新しい場所は静かで、患者さんのリラックスした治療に適している。
今後の方針
完全予約制をとり、一人ひとりの患者さんにゆったりとした時間を提供していく。サービスの質もさらに向上させる。
行動項目
移転作業を進める
新しい場所での診療体制を整える
患者さんへのサービス内容を改善する
No.165 2_13 メニューは厳選して脱毛も特殊に限定して
要約
この記事は、ヒメクリニックが提供しているサービスと治療法を絞り込んできた理由について説明しています。主なポイントは、(1)使っている薬剤や機械を見直し、問題のあるものをやめた (2)血小板血漿を使った再生医療の効果が高いことが分かった (3) 患者の要望に応じるのではなく、原因を追及して治療法を決める (4)医師の技量が求められる治療に特化していく (5) 脱毛以外のハイリスクな治療へのニーズに応える (6)よりパーソナルな治療ができるように移転も検討中、です。
チャプター
使用している薬剤と機械の見直し
問題のある薬剤や機械を使わないようにしている。厚生労働省の基準を順守し、第三者機関としてふさわしい治療を心がけている。
血小板血漿などを使った再生医療の効果
血小板血漿を使った再生医療は明らかに効果が高く、他の治療法と比較してもコストパフォーマンスが良い。
患者の要望に応じるのではなく原因を追及
単に患者の要望通りに治療するのではなく、皮膚の原因を追究して計画的に治療していく。美容医療から真の医療への脱却を目指す。
医師の技量が求められる治療への特化
医師の技量と経験が活かせない治療は行わない。誰がやっても同じ結果が出る安売り合戦の医療脱毛とは一線を画す。
ハイリスクな治療へのニーズへの対応
他のクリニックで断られがちな症例(多毛症など)の治療には積極的に取り組む。利益よりも医師としての使命感から。
よりパーソナルな治療のための移転検討
場所の移転を検討中で、1日の患者数も制限し、よりパーソナルな治療を実現したい。
行動項目
新しい場所への移転の準備を進める
1日の患者数を制限するためのルール作りを行う
パーソナルな治療を実現するための手順・マニュアル作成
No.164 2_10 返事が遅くなることがありますが・・・もう無理
要約
この記事は、姫先生が経営するヒメクリニックでのラジオ番組の内容です。祝日の影響で業務が大変になること、患者からの緊急でない連絡で追い込まれること、スマホの夜間利用の制限などについて話し合っています。姫先生は祝日が経済的に困ると述べ、銀行や官公庁が休みの影響が業務に出ると説明しています。また、患者からのスキンケア品の購入相談など、緊急性のない連絡で時間を取られることがストレスになると話しています。姫先生は10時以降はスマホを落とすなど対策をしており、患者には留守番にメッセージを残すようお願いしているとしています。
チャプター
祝日の影響
姫先生は経済的に祝日が困ると述べています。銀行や官公庁が休みの影響で業務に支障が出ていると説明しています。
患者からの連絡でのストレス
患者からのスキンケア品の購入相談など、緊急性のない質問で時間を取られることがストレスになっていると姫先生は話しています。
スマホ利用の制限
姫先生は10時以降はスマホを落とすなどの対策をしており、患者には留守番電話にメッセージを残すようお願いしていると述べています。
行動項目
銀行や官公庁に祝日の業務短縮の影響を訴える。
患者に対して緊急性のない質問は診療時間内にしてほしいとお願いする。
10時以降のスマホ利用を制限し、患者に留守番電話へのメッセージをお願いする。
No.163 2_9 枚マイナ保険証ではなくSuica
要約
この記事は、マイナンバーカードやマイナ保険証などのデジタル化の進展に伴う問題点について議論しています。マイナ保険証の利用率の低さや、保険請求の際のトラブル増加、マイナカードの災害時における利用の失敗など、現在のデジタル化の課題が指摘されています。また、こうしたデジタル化を推進する側のデジタル庁や厚生労働省自体のマイナ保険証の利用率も低いことが批判されています。
チャプター
マイナ保険証の利用率の低さ
マイナ保険証の利用率が国家公務員で4.36%、一般の方がそれ以下と推測されている。利用率向上のために尽力するべき公務員の利用率が低いことが問題視されている。
マイナ保険証による保険請求のトラブル増加
マイナ保険証導入後、保険請求の際に保険が通らない、認証された内容と実際の内容が異なるなどのトラブルが増加している。これに対応するための残業が医療機関でできない状況が指摘されている。
マイナカードの災害時利用の失敗
能登半島地震の際、避難者把握にマイナカードではなくSuicaが利用された。災害時のマイナカード利用を想定していたが、カードリーダーが間に合わなかったためだが、本来マイナカードで対応できたはずだと指摘されている。
デジタル化推進組織の利用率の低さ
マイナ保険証の利用率がデジタル庁や厚生労働省でも5%に満たず、デジタル化を推進する組織自体の利用率が低いことが問題視されている。
行動項目
マイナ保険証の利用率向上に向けた対策を検討する。
マイナ保険証による保険請求のトラブル原因を特定し、改善策を講じる。
災害時のマイナカード利用に関する課題を洗い出し、解決策を模索する。
デジタル化推進組織内でのマイナ保険証等の利用率向上を図る。
No.162 低身長に成長ホルモンは保険治療を
要約
この記事は、低身長症の治療に関する広告について、姫先生がラジオ番組で批判的な意見を述べた内容です。広告は成長ホルモン注射の「トライアル価格」をうたっていますが、低身長症は保険適用で治療できるはずなのに自由診療としていること、子どもへの説明も不十分で、副作用のリスクも考えられることなどを問題視しています。母子手帳や地域の保健師に相談することをすすめています。
チャプター
広告の内容
成長ホルモン注射1本の「トライアル価格」が3万8000円で、保険適用外の自由診療とされている低身長症の治療広告について。中学生までに治療が必要としている。
問題点
低身長症は保険適用で治療できるはずだが自由診療としていること。本当に治療が必要なのか判断基準が不明確。6歳児にも効果があるか不明。副作用リスクが考えられる。
子どもへの説明
子どもへの説明は不十分で、治療への同意も取れていない。インフォームド・コンセントではなくインフォームド・アセントが必要。
対処方法
母子手帳の相談窓口や地域の保健師に相談することをすすめている。医師のモラルの問題もある。
行動項目
母子手帳の相談窓口や地域の保健師に低身長症の治療について相談する。
子どもへの説明と同意をしっかり取る。
治療の必要性と副作用リスクを考える。
No.161 2_7 クリニック、暴力
要約
この会議の要約は、医療機関が受ける暴力や脅迫についての議論です。参加者は、クリニックや病院が直面している様々な脅威と、それらから医療従事者を守るための対策について話し合っています。会議では、殴る蹴るなどの身体的暴力、脅迫文の送付、ストーキングなどの事例が共有されました。また、認知症や精神疾患のある患者による暴力も大きな問題だと指摘されています。参加者は、医療機関の防犯対策の必要性を訴え、警備員の配置やガイドラインの整備などを求めています。
チャプター
医療機関が受ける暴力・脅迫の実態
医療機関が受けている暴力・脅迫の具体的事例として、殴る蹴るなどの身体的暴力、脅迫文の送付、ストーキングなどが共有された。待ち時間への苦情などとは異なり、認知症や精神疾患のある患者による暴力が大きな問題だと指摘された。
医療機関の防犯対策の必要性
医療機関がホームページ上で暴力・脅迫への対応方針を掲載せざるを得ない状況が指摘され、防犯対策の整備が急務であることが訴えられた。警備員の配置やガイドラインの整備が必要だとの意見が出された。
情報漏えいなどのリスクへの対応
医療機関は患者情報などの管理が求められる一方、サイバー攻撃などの外的リスクにも晒されている。サーバーセキュリティなども含めた総合的なリスク管理が重要だと指摘された。
行動項目
医療機関の防犯対策ガイドラインを策定
警備員の配置などセキュリティ強化
サイバーセキュリティ対策の導入
No.160 2_6 クリニックのセキュリティー
要約
この記事は、大阪で起きた医療クリニック放火事件を受けて、医療機関の安全対策の必要性について議論しています。姫野先生は、医療機関への応需義務と安全確保のバランス、および感染症対策の観点から、入口を開放し続けることのリスクを指摘しています。議論の結果、セキュリティ対策の強化と地域差の解消が求められています。
チャプター
事件の経緯
26人が犠牲となった大阪の心療内科クリニック放火事件を受け、医療機関の安全確保の必要性がクローズアップされている。被害クリニックの現状と、姫野先生自身もトランスジェンダー外来で襲撃された経験がある。
医療機関の安全と応需義務のジレンマ
医療機関には誰でも受診できるよう入口を開放し続けるべきだとする応需義務がある一方、スタッフや患者の安全確保も重要。このジレンマの解決が求められる。
感染症対策への影響
入口を開放し続けることで、感染症対策が十分できないリスクがある。感染拡大防止の面からも入口のセキュリティ確保が必要。
地域差の存在
医療機関の入口セキュリティへの考え方には地域差があり、大阪では配慮される一方、姫野先生の地域では前例がないことを理由に認められていない。
行動項目
医療機関の入口セキュリティ強化のため、厚生労働省に地域差の解消を求める
スタッフや患者の安全確保を前提とした、応需義務とのバランスを考慮した指針を厚生労働省に要請する
No.159 2_3 副作用救済対象外
要約
本会議は、GLP-1を使用したダイエット治療の副作用について議論しています。厚生労働省が発表した医療広告ガイドラインでは、GLP-1によるダイエット治療は国の医療救済制度の対象外とされています。副作用が起きた場合、治療費も保険適用外となり、医師の損害賠償責任が問われる可能性があります。自由診療の場合は、別途損害賠償保険に加入する必要があります。GLP-1によるダイエット治療は承認外の使用なので、リスクが大きく、やめるべきだとしています。
チャプター
GLP-1ダイエット治療のリスク
厚生労働省の医療広告ガイドラインで、GLP-1を使ったダイエット治療は国の医療救済制度の対象外とされた。副作用が起きれば、治療費も保険適用外になる可能性がある。自由診療の場合は、別途損害賠償保険に加入する必要がある。
GLP-1治療で起こりうる副作用
GLP-1治療で最も重大な副作用は急性膵炎で、命に関わる。膵臓が体内の組織を消化してしまうため重篤な症状を引き起こす。
医師の損害賠償リスク
GLP-1による副作用で訴えられた場合、自由診療のため通常の医師賠償保険の適用外となる。事前に治療内容の確認と損害賠償保険への加入が必要。
行動項目
GLP-1を使ったダイエット治療はリスクが大きいので、やめるべきである。
治療内容について、保険会社と事前確認する。
自由診療に対応した損害賠償保険に加入する。
No.158 2_2 PaSoRiでマイナ保険証
要約
この会議の記録は、マイナンバーカードを使った顔認証システムの導入について議論しています。顔認証システムはトラブルが多く、ベンダーに依存しすぎていることが指摘されています。実際にはマイナンバーカードを読み取るだけで十分な個人認証ができることや、コストが高すぎることなどの問題点があると批判しています。厚生労働省が直接実施すべきで、ベンダーへの丸投げや利権構造を改善する必要があるとしています。
チャプター
顔認証システムの問題点
顔認証システムはトラブルが多発している。認証に失敗することが多く、システムが停止した場合はベンダーに依存せざるを得ない。ベンダーへの過度な依存と利権構造がある。
マイナンバーカードでの個人認証の十分性
マイナンバーカードに個人情報が入っているため、カードリーダーで読み取るだけでも個人認証は十分にできる。顔認証システムは不要なコストである。
コストと利権構造の批判
顔認証システムや関連機器のコストが高すぎる。ベンダーへの過度な依存と利権構造がある。医療費の膨張につながっている。
改善策
厚生労働省が直接実施すべき。ベンダーへの丸投げを止め、利権構造を改善する必要がある。本人でできることはさせ、わからない点だけサポートするべき。
行動項目
マイナンバーカードのカードリーダーを使った個人認証システムの導入を検討する。
ベンダー依存と利権構造の状況を調査し、改善策を提案する。
顔認証システムのコストと効果を分析し、廃止を含めた見直しをする。
No.157 2_1 少子化で医学部が身近に
要約
ラジオ番組で少子化問題について議論している。日本の出生数の推移と医師不足の関係について述べ、2050年には医学部の入学定員と18歳人口の比率が85対1になると予測されている。社会保障費の増加と労働人口の減少から制度の破綻が懸念される。働き方改革などの議論では本質的な人口構造の変化への対応がおろそかになっている。
チャプター
少子化による医師不足の予測
日本の出生数がピーク時の200万人から75万人まで減少した。このまま推移すると2050年には医学部生が18歳人口の85分の1まで減少し、医師が不足することが予測されている。
社会保障制度の破綻懸念
医療など社会保障費の増加に対して、負担する労働人口が減少している。個人の負担も限界に達しており、現在の制度の破綻が懸念される。
本質的課題への対応遅れ
働き方改革など個別の議論が先行しているが、人口構造の変化への対応はおろそかになっている。社会構造や税制度の抜本的な見直しが必要。
行動項目
人口構造の変化を踏まえた社会保障制度の見直し
働き方改革と並行した税制度・社会構造の改革
No.156 1_31 ドクターズコスメという特別
要約
この記事は、美容クリニックのラジオ番組の内容です。主なトピックはドクターズコスメについてです。ドクターズコスメは本来医師の診察が必要なスキンケア製品ですが、最近は誰でも購入できるようになり、品質も様々です。保存料などの成分表示も不十分なことが多く、使い方を間違えると肌トラブルを起こす可能性があります。医師のアドバイスを受けて適切な製品を選ぶことが大切です。
チャプター
ドクターズコスメとは
ドクターズコスメは本来、医師が患者の肌の状態に合わせておすすめするスキンケア製品です。医療機関でのみ購入できたが、最近はネット通販などでも購入可能に。品質保証に繋がるわけではない。
ドクターズコスメの問題点
成分表示不十分で、保存料など肌に有害な成分の含有量が不明。使い方を間違えると肌トラブルの原因に。医師の確認なしでエステでも販売されるように。
適切なスキンケア製品の選び方
医師の診察が必要。成分表示を確認し、保存料などの含有量が少ないものを選ぶ。オーダーメイドの処方薬も選択肢の一つ。
行動項目
肌の状態に合ったスキンケア製品を医師のアドバイスを受けて選ぶ
商品の成分表示を確認し、保存料など有害成分の含有量を確認する
オーダーメイドの処方薬も検討する
No.155 1_30 オンライン診療でクレカ支払い
要約
この記事は、クレジットカード会社からの通達について説明しています。通達では、オンライン診療や電話によるカウンセリング、診察、処方箋の提供などを行っている医療機関はクレジットカードの利用ができなくなる可能性があるとしています。講演者は、オンライン診療はコロナ禍で進んできたが、悪用する人も多く、やむを得ない対応だと分析しています。また、クレジットカードが使えなくなれば、インターネットバンキングなどの利用が増える可能性も指摘しています。自クリニックでは仮想通貨の利用も受け付けていること、他の支払方法への対応も検討していることなどを紹介しています。
チャプター
クレジットカード会社からの通達
クレジットカード会社から、オンライン診療などを行う医療機関への利用停止の可能性について通達が出ている。コロナ禍でオンライン診療が進んできたが、悪用する人も多く、この対応はやむを得ないと分析している。
代替支払方法の可能性
クレジットカードが使えなくなれば、インターネットバンキングなど他の支払方法の利用が増える可能性がある。自クリニックでは仮想通貨の利用もすでに受け付けており、今後の対応を検討している。
行動項目
オンライン診療の利用規制に関する最新の通達を確認する
自クリニックでの代替支払方法の導入可否を検討する
No.154 01_27 特定継続的役務
要約
この記事は、「特定継続的役務提供」という新しい法律用語について説明しています。これは、1か月以上にわたる高額な美容医療サービスに適用され、クレジットカードでの支払いが制限されます。具体的には、1か月以上の契約と5万円以上の代金が該当します。これは業界に大きな影響を与えており、正式な契約書のないサロンも多い現状です。説明は非常に分かりにくいですが、要点をまとめると、長期の高額美容医療契約には制限が加えられた、ということです。注意が必要です。
チャプター
新しい法律用語「特定継続的役務提供」の意味
「特定継続的役務提供」という法律用語は、一般の人には非常に分かりにくい言葉です。これは、1か月以上にわたる高額な美容医療サービスを指します。具体的には、契約期間が1か月以上で、代金が5万円以上の場合が該当します。
クレジットカードでの支払いが制限される影響
この新しい法律により、該当する美容医療サービスの代金は、クレジットカードでの支払いが制限されます。これは業界に大きな影響を与えています。正式な契約書のないサロンも多く、注意が必要です。
説明が非常に分かりにくい
「特定継続的役務提供」についての説明は非常に分かりにくく、例示もややこしいです。しかし要点をまとめると、長期の高額美容医療契約には制限が加えられた、ということです。
行動項目
美容医療サービスの契約時は、期間と代金に注意する。
正式な契約書がない場合は要確認。
クレジットカードでの支払いが制限される可能性がある。
No.153 1_26 PRPという再生医療の話
要約
本会議記録は、再生医療の概要とPRP療法のメカニズムについてのラジオ番組の内容である。PRP療法は、プレートレットリッチプラズマと呼ばれ、血小板が濃縮された血漿を皮膚に注入することで、傷の修復を促進させる治療法である。しかし、一般のリスナーにとって再生医療は難解で、十分に理解されていないことが分かった。今後、より平易な言葉で説明していく必要がある。
チャプター
PRP療法とは
PRP療法はプレートレットリッチプラズマの略で、遠心分離などで血小板を濃縮した血漿を皮膚に注入する治療法である。血小板には傷の修復を促進する成分が含まれており、量を増やすことでその効果を高めることができる。
再生医療への一般の理解度
再生医療についての質問が非常に専門的なものが多く、一般のリスナーの理解度が低いことが分かった。平易な言葉で噛み砕いて説明していくことが課題である。
傷の修復メカニズム
人間の体にはもともと傷を修復する能力がある。傷ができるとその部位が修復因子を放出し、傷の修復が始まる。これを利用したのがPRP療法である。
行動項目
再生医療について、一般の人でも理解できる平易な言葉で説明していく
No.125 1_25 美容医療と再生医療
要約
この会議の要約は、再生医療についての概要と現状の問題点、課題について議論している。再生医療は大きな可能性を秘めているが、一般の人に正しく理解されておらず、誤った宣伝や利用が多い。正しい理解と適切な利用のためには、再生医療の定義と可能性についての正しい広報が必要である。
チャプター
再生医療への誤解
再生医療は大きな可能性を秘めているが、一般の人からの誤解が多い。マスコミ報道などがインパクトを狙って誇張していることがその原因である。
再生医療の定義
再生医療には細胞や組織の再生を目的とした第1種と第2種がある。しかし実際にはその定義から外れた治療が再生医療と称され誤解を招いている。
再生医療の正しい広報
再生医療の正しい理解のために、その定義と可能性についての広報活動が必要である。医療従事者としての責任がある。
行動項目
再生医療の定義と段階についての資料を作成する。
再生医療に対する一般の誤解を明確化し、その原因を分析する。
再生医療の正しい理解のための広報戦略を立案する。
No.151 1_24 再生医療の知名度が低い
要約
この会議の要約は、再生医療の認知度が低いことについての議論です。再生医療とは、損傷や疾患などで失われた組織や臓器の機能を回復させる医療技術です。しかし一般の人は再生医療の正確な意味を理解しておらず、間違ったイメージを持っていることが分かりました。この会議では、再生医療の正しい概念と定義を明確にし、認知度を高めるための方策を議論しました。
チャプター
再生医療の認知度の低さ
再生医療はまだ一般に広く知られておらず、正確な意味を理解している人は少ない。再生医療の定義が曖昧で、クローン技術などの話題と混同されがちだ。
再生医療の正しい定義
再生医療とは、損傷や疾患で失われた組織や臓器の機能を元の状態に戻す医療技術。自分の細胞や組織を用いることが多い。プラスチックのリサイクルと同じ発想。
再生医療と間違えられやすい技術
臓器の人工培養・移植やクローン技術は再生医療とは異なる。これらはまだ実用化されておらず、倫理的な課題もある。
再生医療の正しい理解の必要性
再生医療はすでに当たり前に利用されているが、誤解を招きやすい。正しい概念の理解と適切な広報が不可欠。
行動項目
再生医療の正確な定義を一般の人が理解しやすい言葉で広める
再生医療と間違えられがちな技術との違いを明確化する
No.150 1_23 医師の格言
要約
ラジオ番組の内容と方向性について話し合っている。番組のタイトルを変更し、参加者や配信方法を柔軟にすることで、より多くの人が参加できるようにしたい。医師の格言を紹介し、患者の言葉をしっかり聞くことの大切さを伝えている。美容医療では患者の本当のニーズをくみ取ることが重要だと指摘している。
チャプター
番組のコンセプト変更
番組のタイトルを変更し、参加者や配信方法を柔軟にして、より多くの人が参加できるようにしたいと述べている。配信媒体を増やし、参加者との交流を大切にしたいという。
医師の格言から学ぶこと
医師の格言を紹介し、患者の言葉をしっかり聞くことの大切さを伝えている。診察時に患者の状態を正確に把握することがとても重要だと述べている。
美容医療における患者とのコミュニケーション
美容医療では、患者の本当のニーズをくみ取ることが非常に重要だと指摘している。治療結果の検証とフォローも大切であると説明している。
行動項目
ラジオ番組の配信方法や参加の仕方を柔軟にする
医療従事者が患者の話をしっかり聞くことの重要性を伝える
美容医療では患者の本当のニーズをくみ取る努力が必要である