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ア・ピース・オブ・読書

ア・ピース・オブ・読書

By 津森ソト

多様な読書の方法、本読みの「かけら」をご紹介するYoutubeラジオ/Podcast番組。小説家/ブロガー/フィッシュマンズナイト大阪DJ/日本野鳥の会会員の津森ソトが、盟友のミュージシャン・スギーリトルバードを聞き手に、2人の対話を通して、読書の愉しみ方をあらゆる角度から探り語り合う、トークセッション。

OP/ED Music by スギーリトルバード(「ソングバードのテーマ」「ソングバードのテーマ(リプライズ)」
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第3回 読む探鳥会―あるいは、本で愉しむ野鳥や生きものたちの世界【後編】

ア・ピース・オブ・読書Nov 11, 2022

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第3回 読む探鳥会―あるいは、本で愉しむ野鳥や生きものたちの世界【後編】

第3回 読む探鳥会―あるいは、本で愉しむ野鳥や生きものたちの世界【後編】

和歌山県南紀白浜、白浜町にある小さな、でもとっても豊かで――暮らしにまつわる本、生きものたちの本、美術書などが違和感なく並ぶ素敵な書店、「ivory books(アイボリーブックス)」。

同店店主・中村美帆子さんと津森ソトの二人で「読む探鳥会―あるいは、本で愉しむ野鳥や生きものたちの世界」と題して、「人間は人間のことばかり書きすぎ、読みすぎ! もっと鳥たちや、生きものの本の話をしよう」というテーマで、Back to Backで生きものにまつわる本を紹介します。2回にわたるシリーズの後編。 


 ・バードウォッチングの専門誌(しかも月刊)。 

・屋久島の出版社による「旅のドキュメントマガジン」。

 ・本は何回も読み返す派。

 ・智恵子の「チ」はチドリの「チ」。 

・人間の向こうにいるものたちの世界――妖精から幻想文学、コミックまで。

 ・烏骨鶏の鋭い爪。

 ・デヴィッド・ボウイがゴブリン!? 

・メンフクロウ繋がり。 

・本好き・かつ・鳥好き、でなければ出逢わなかった本。

 ・実在する「ペリット社」。

 ・虫嫌いに激推しする、虫が好きになる「虫マンガ」。  


【紹介した本(一部映画も)】 

津森ソト
・月刊『Birder(バーダー)』(文一総合出版)
・鳥飼否宇『とり研の空とぶ事件簿』(ポプラ文庫)
・叶内卓哉『くらべてわかる野鳥 文庫版』(ヤマケイ文庫、※電子版あり)
・W・B・イエイツ編『ケルト妖精物語』(ちくま文庫)
・山尾悠子『飛ぶ孔雀』(文春文庫)


  中村美帆子(ivory books店主)
・高村光太郎『智恵子抄』(新潮文庫)
・手塚治虫『鳥人体系』(講談社コミッククリエイト)
・諸星大二郎『私家版鳥類図譜』『私家版魚類図譜』(講談社)
・映画『ラビリンス/魔王の迷宮』Labyrinth(1986年、アメリカ)
・Brian Froud『The Goblins of Labyrinth』(Harry N. Abrams)※洋書。上記映画のコンセプトアート集。 


 【ivory booksの棚から】
・『SAUNTER Magazine(サウンターマガジン)』(Kilty BOOKS)
・川上和人『鳥肉以上、鳥学未満。』(岩波書店)
・秋山あゆ子『虫けら様』(ちくま文庫)、『改訂版 こんちゅう稼業』(青林工藝舎)
・著/小宮輝之、絵/倉内渚『366日の誕生鳥辞典 世界の美しい鳥』(いろは出版)  


※白浜町・アイボリーブックスにて、2022/10/24収録 


  【ウェブサイト】
※津森ソト「ソトブログ」|
https://www.sotoblog.com/
※ivory books(アイボリーブックス)|https://ivorybooks.jp/


※OP/ED Music by スギーリトルバード(「ソングバードのテーマ」「ソングバードのテーマ(リプライズ)」 

Nov 11, 202252:09
第2回 読む探鳥会―あるいは、本で愉しむ野鳥や生きものたちの世界【前編】

第2回 読む探鳥会―あるいは、本で愉しむ野鳥や生きものたちの世界【前編】

和歌山県南紀白浜、白浜町にある小さな、でもとっても豊かで――暮らしにまつわる本、生きものたちの本、美術書などが違和感なく並ぶ素敵な書店、「ivory books(アイボリーブックス)」。

同店店主・中村美帆子さんと津森ソトの二人で「読む探鳥会―あるいは、本で愉しむ野鳥や生きものたちの世界」と題して、「人間は人間のことばかり書きすぎ、読みすぎ! もっと鳥たちや、生きものの本の話をしよう」というテーマで、Back to Backで生きものにまつわる本を紹介します。2回にわたるシリーズの前編。 


 ・<人間についての言葉は書かれ過ぎたんじゃないかと思う。>(保坂和志『アウトブリード』から)  

  ・ヒヨドリは珍鳥?

 ・夏目漱石、許せん! 

・日本屈指の「野鳥作家」=梨木香歩の世界。

・ピラカンサスを食べてみた。

 ・キツネノコバン。 


【紹介した本】
津森ソト
・カーソン・マッカラーズ『結婚式のメンバー』(村上春樹訳、新潮文庫)
・梨木香歩『丹生都比売 梨木香歩作品集』(新潮社)より「月と潮騒」
・梨木香歩『鳥と雲と薬草袋/風と双眼鏡、膝掛け毛布 』(新潮文庫)
・文/梨木香歩、絵/ユカワアツコ、写真/長島有里枝『草木鳥鳥文様』(福音館書店)  


中村美帆子(ivory books店主)
・夏目漱石『文鳥・夢十夜』(新潮文庫)
・文/串田孫一、写真/叶内拓哉『鳥と花の贈りもの』(暮しの手帖社) など


 ※白浜町・アイボリーブックスにて、2022/10/24収録  


【ウェブサイト】
※津森ソト「ソトブログ」|
https://www.sotoblog.com/
※ivory books(アイボリーブックス)|https://ivorybooks.jp/


※OP/ED Music by スギーリトルバード(「ソングバードのテーマ」「ソングバードのテーマ(リプライズ)」  

Nov 11, 202244:34
第1回 小説は、どこから読み始めて、どこで読み終わってもいいもの?

第1回 小説は、どこから読み始めて、どこで読み終わってもいいもの?

第1回のテーマは「小説は、どこから読み始めて、どこで読み終わってもいいもの」。本は、とりわけ小説は、最初から最後まで、ちゃんと読まなくちゃ。そんな固定観念が小説を読む楽しさを狭めてしまってはいないか? 「どこから読み始めて、どこで読み終わってもいいもの」と考えることで、読書そのものの愉快さも、読める本、読もうと思う本、新しい/面白い本に出逢う可能性を広げてくれるんじゃないか? ――津森ソトがそんな考えのもと、自作や「どこから読んでも愉しい」名作小説を紹介しつつ、「本は最初から最後まで完走する派」のスギ―リトルバードと語り合います。



・小説は、どこから読み始めて、どこで読み終わってもいいもの?


・実際にいきなり「途中から読む」わけではないけれど


・まとめる類の話じゃない?


・実例1:津森ソト『踊る回る鳥みたいに』から


・実例2:保坂和志『草の上の朝食』から


・小説と競合するのは他の「コンテンツ」だけじゃない


……などなど。


※津森ソト「ソトブログ」|https://www.sotoblog.com/

※スギーリトルバードWEB|https://sugylittlebird.tumblr.com/

※本回は、オンライン会議サービス「Zoom」を使用し収録しています。一部聞き取りづらい箇所がありますが、ご了承ください。(2022/9/5収録)

Sep 21, 202253:28